主な派生型とは? わかりやすく解説

主な派生型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/08 08:56 UTC 版)

Su-9 (航空機)」の記事における「主な派生型」の解説

Su-9(Су-9スー・ヂェーヴャチ):迎撃戦闘機型の基本型1957年初飛行Su-9 Su-9B(Су-9Бスー・ヂェーヴャチ・ベー):戦闘爆撃機型Su-9U(Су-9Уスー・ヂェーヴャチ・ウー):複座教育訓練機型。NATOは「メイデン」(Maiden)というコードネーム付与した。 Su-9RM(Су-9РМスー・ヂェーヴャチ・エール・エーム):標的機として改修されSu-9Su-11(Су-11スー・アヂーンナッツァチ):迎撃戦闘機型の発展型。1958年初飛行Su-11量産機Su-15(Су-15スー・ピトナーッツァチ):迎撃戦闘機型の発展型。1963年初飛行ミンスク上空飛行するSu-15TM T-3(Т-3テー・トリー):Su-9/11/15の試作機デルタ翼共通の特徴である。アルマース3・レーダー・ステーション搭載した最初機体を、NATOは「フィッシュポットA」(Fishpot-A)として認識したが、多数製造され他の機体に関してコードネーム付与されなかった。 T-3(アルマース3搭載型) T-5(Т-5テー・ピャーチ):Su-9双発化の試作機となった機体横幅拡張され後部胴体にR-11F-300(Р-11Ф-300エンジン2基を搭載した研究成果Su-15開発生かされた。 T-5 レターユシチャヤ・ラボラトーリヤ(Летающая лабораторияリターユシャヤ・ラバラトーリヤ):「空飛ぶ研究所」という意味の名称を持つ研究機がされた。略称はLL(ЛЛエール・エール)である。このうちのある機体ではカナード翼試験が行われたが、その取り付け方法上下1枚ずつあるいは下面1枚のみという変わったものであった。 PT-7(ПТ-7ペーテー・スィェーミ):T-3から開発されたアルマース・レーダー・ステーションを搭載する試作型のひとつ。K-7またはK-6ミサイル搭載する機体として開発されたが、このミサイル不成功により機体の開発終了した。なお、名称は搭載ミサイル名に由来するものである。 PT-8(ПТ-8ペーテー・ヴォースィェミ):T-3から開発されたアルマース・レーダー・ステーションを搭載する試作型のひとつ。PT-8-4はK-7ミサイル搭載する機体として開発されたが、このミサイル不成功により機体の開発終了したが、機体T-47のもととなった。なお、PT-8-4に平行して開発されPT-8-5T-47改称された。なお、名称は搭載ミサイル名に由来するものである。 PT-95(ПТ-95ペーテー・ヂヴィノースタ・ピャーチ):PT-8をもとにAL-7F-1エンジン試験用開発された「空飛ぶ研究所」。この機体でAL-7F-1エンジンの搭載試験はいちおうの完成見た。 「製品100L-1」(«Изделие 100Л-1»イズヂェーリイェ・ストー・エール・アヂーン):「空飛ぶ研究所」のひとつ。Su-9をもとに製作され新し翼型試験された。 100L L-43(Л-43エール・エール):「空飛ぶ研究所」のひとつ。Su-9UをもとにT-4ソートカ爆撃機開発のために製作され研究機。「製品94」(«Изделие 94»イズヂェーリイェ・ヂヴィノースタ・チトィーリェ)とも呼ばれたT-3-8M(Т-3-Мテー・トリー・エーム):Su-11のもととなった試作機。オリョール・レーダー・ステーションとK-8Mミサイル搭載しエンジンはAL-7F-1の単発であったT-37(Т-37テー・トリーッツァチ・スィェーミ):T-3の派生型として設計され試作迎撃戦闘機で、当初はT-3A(Т-3Аテー・トリー・アー)と呼ばれた。K-9-51(R-38ミサイル2発を搭載し7600 kg/sのR-15-300ターボジェットエンジン3000 km/h最高速度発揮することを計画していた。ミグ設計局マッハ 3試作迎撃戦闘機Ye-150に勝る性能を持つ機体となるはずであったが、実際に製作はされなかった。 T-43(Т-43テー・ソーラク・トリー):T-3から製作され研究機。多数製作された。1960年5月には、T-43-5が100 kmコースにおける2032 km/h世界速度記録達成している。1962年9月4日には、AL-7F-2エンジン搭載したT-43-1が21270 mの高度記録達成した。3週間後、この機体500 km閉鎖コースにおける平均速度 2337 km/hという速度記録達成した。T-43-3、T-43-4、T-43-5、T-43-8では、ミサイル自動赤外線照準装置(ТГС、Тепловая головка самонаведения)の試験が行われた。K-7ミサイル装備仕様のPT-8をK-5M装備仕様改修したT-43-6は1959年7月20日墜落しパイロット死亡した。T-43-7とT-43-10は、自動操縦装置AP-29Zh1(АП-28Ж1)の研究使用されたが、T-43-10は1960年墜落事故失われたそのほかいわゆる「ドッグスーツ」(犬歯)または「歯」(ズープ;«зуб»)と呼ばれる先端の鋭い張り出し設けた形状主翼をもつ機体試験された。 T-43-12 U-43(У-43ウー・ソーラク・トリー):T-43から製作され複座練習戦闘機型試作機Su-9Uとして量産化された。 U-43-1 T-47(Т-47テー・ソーラク・スィェーミ):Su-11のもととなった試作機シリーズ当初の名称はPT-8-5開発中止となったPT-8シリーズ機体研究成果生かされ、それと同様の機体持っていた。オリョール・レーダー・ステーションとK-8Mミサイル搭載しエンジンはAL-7F-1の単発であった。 T-47-5 T-49(Т-49テー・ソーラク・ヂェーヴャチ):試作戦闘機。より大型高性能レーダー・ステーション搭載するために機首容積増加させる目的開発された。従来円筒形方式機首改められ空気取り入れ口機首両側下寄り設けられていた。これは、のちに量産化されたSu-15機体両脇空気取り入れ口設け方式とも異な独自のものであった1959年末から1960年初旬にかけて若干飛行試験が行われたが、エンジン不調により開発失敗終わったT-49 T-58D(Т-58Дテー・ピヂスャート・ヴォースィェミ・デー):Su-15のもととなった試作機T-37T-49、T-5などの研究成果取り入れ製作された。改良型オリョール-D-58(Орел-Д-58レーダー・ステーションとK-98(К-98空対空ミサイル搭載された。

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主な派生型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/26 09:41 UTC 版)

ツァスタバ M48」の記事における「主な派生型」の解説

M48 最初期型国章刻印された完全機加工鋼鉄部品使用していた。1950年 - 1952年製造M48A 一部部品板金プレス加工成形することで生産効率の向上を図っている。1952年 - 1956年製造M48B より多く部品プレス加工転換した1956年以降M48小銃もっぱら輸出用製品として製造されていくことになる。1956年 - 1965年製造M48BOBO」は「刻印無し」(bez oznake)を意味する。ほぼM48B同型だが、国章などの刻印全て省略されていた。1956年 - 1965年製造M48/63 2011年ザスタバ・アームズ発表したスポーツライフル。M48短銃化したもの。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 02:40 UTC 版)

MiG-25 (航空機)」の記事における「主な派生型」の解説

MiG-25P(МиГ-25П) 最初量産型機首にパルス・ドップラー式のRP-25スメルシュ(NATOコードネーム フォックスファイヤ)捜索/追跡レーダー装備しており、最大探知距離は80kmである。兵装にはR-40(AA-6 アクリッドミサイル赤外線誘導型とレーダ誘導型を各2発搭載するが、機関砲搭載されていない。なお、戦闘機型偵察機型よりもわずかに翼幅長い(ゆえに、翼端が、偵察機型より延長されており、先細りになっている翼端翼弦長が短い)ので、見分けがつく)。また、主翼下の4基のパイロン主翼捻り剛性担っているNATOコードネームはフォックスバットA MiG-25PD(МиГ-25ПД) ベレンコ中尉もたらした機体迎撃戦闘機型の MiG-25Pであったため、亡命事件受けてソ連ではこの機体システム変更必要に迫られた。ソ連にとっては、MiG-25P が捕獲されたことによって自国防空システム全体露見してしまう可能性最大関心事であったこのため防空システム全体見直しが必要となり、搭載機材変更して1978年完成したのが本機である。機首レーダーそれまでスメルシュから変更されMiG-23ML搭載レーダー改良したRP-25サプフィール(NATOコードネーム ハイラーク)レーダー換装された。このレーダーはルックダウン・シュートダウン能力持ち複数目標指示能力など追加されている。その他に電子装備変更され機首下面にはこれもMiG-23MLから流用した赤外線追跡装置装備した以降はこの機体配備されていった(MiG-25PDにも数シリーズあり、初期のもの外見上MiG-25Pに似ている)。既に配備されていたMiG-25PもPD規格のMiG-25PDS (МиГ-25ПДС)に改修された。また、MiG-25Pを代替する迎撃戦闘機として本来は前線戦闘機であったMiG-23防空システム組み込まれることとなり、MiG-25PD 同様の機材搭載した迎撃戦闘機MiG-23P製造された。結果、長射程ミサイル使用できるMiG-25PDと中射程ミサイル使用するMiG-23P並行して防空軍へ配備されることとなったまた、一部システム装備簡略化して輸出型としたのがMiG-25PDFと呼ばれており、兵装には、R-60AA-8 エイフィドミサイル加えられている。NATOコードネームはフォックスバットE MiG-25R(МиГ-25Р) 高々度偵察型NATOコードネームはフォックスバットB MiG-25RB(МиГ-25ЛБ) MiG-25Rに爆撃能力加えた偵察爆撃型NATOコードネームはフォックスバットB MiG-25BM(МиГ-25БМ) 偵察型のMiG-25RBから発展した敵防空網制圧SEAD)型、1972年開発開始され1982年量産開始された。偵察器材代えてECM器材搭載しており、それにより機首部が720mm延びている。対レーダー電波システム「ヤグアール」により、これにより対レーダーミサイルKh-58U運用できた。Kh-58U最大で4発を搭載できるNATOコードネームはフォックスバットF MiG-25RBV/RBT(МиГ-25РБВ/РБТ) SRS-9ELINT(電子情報器材と側視レーダー搭載した戦術偵察爆撃機写真偵察機)型と戦術電波偵察機型NATOコードネームはフォックスバットBMiG-25RBVDZ MiG-25RBVを改造した空中給油試験のための性能評価機体DZは「空中給油」の略称。機首プローブ備える。MiG-25量産型空中給油機能は付加されていない。この機能後継MiG-31活かされている。 MiG-25RBK(МиГ-25РБК) 偵察カメラ搭載していない電子偵察型NATOコードネームはフォックスバットD MiG-25RBS(МиГ-25РБС) MiG-25RBKに側視レーダー搭載した電子偵察型NATOコードネームはフォックスバットD MiG-25RBSh(МиГ-25РБШ) MiG-25RBSのシステムアップグレードした電子偵察型NATOコードネームはフォックスバットD MiG-25PU/RU(МиГ-25ПУ/РУ) 操縦席前に新たに操縦席一段低い位置設置した複座練習機型PU戦闘機用として使用されRU偵察機用として使用されるNATOコードネームはフォックスバットC

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