防空軍へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 04:57 UTC 版)
「ヴィクトル・ベレンコ」の記事における「防空軍へ」の解説
中等学校時代には航空クラブに所属し、兵役召集後にアルマヴィル高等軍事航空飛行士学校に入校した。同校では ミコヤンMiG-19やMiG-21の操縦を習熟し、戦闘航空隊の道を歩んだ。 その後防空軍スタヴロポリ高等軍事航空飛行士・航法士学校に配属され教官となったが、やがて軍内部の堕落と不正の横行に業を煮やしたベレンコはその現状を上官に訴え、第一線部隊への転属を上申した。しかしこうした惨状が公になることを恐れた上官は、ベレンコを軍規違反を理由に拘禁し独房に送った。 結局ベレンコは同情的な軍医の助言もあって拘禁を解かれ、その後沿海地方チュグエフカ基地、防空軍第513戦闘航空連隊に配属されたが、その間に防空航空隊飛行要員戦闘使用・再教育センターの訓練課程を修了したりソ連共産党員となったりすることを余儀なくされた。
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