10000系 ニューレッドアロー
昭和44年の西武秩父線開業と同時にデビューした初代特急レッドアロー号5000系の代わりに、平成5年に登場した特急車両です。 「ゆとりとやすらぎの空間」をコンセプトに、ゆったりとしたシートピッチや車内案内表示器、カード式公衆電話等の充実したサービス設備の他、車いすでのご利用を配慮したシートやトイレも完備しています。また、車両性能面では、西武秩父線の山岳区間を安全に運転するための強力な主電動機と抑速ブレーキ付発電ブレーキを備えています。 新宿線では「小江戸号」として、池袋線・西武秩父線では「むさし号」「ちちぶ号」「おくちちぶ号」として、ビジネスにレジャーに多くのお客さまにご利用いただいています。 |
固定 編成 | 保有 車両数 | 車 体 | 走行装置 | 製造 初年 | ||||
扉数 (1両片側) | 座席 配置 | サービス 設備 | モーター 出力 kw/h | 制御 方式 | ブレーキ | |||
7 | 84 | 1 又は2 | クロス | 150 | 抵抗 | 空気・ 発電・ 抑速 | 平成5年 |
西武10000系電車
(ニューレッドアロー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/12 12:58 UTC 版)
西武10000系電車(せいぶ10000けいでんしゃ)は、1993年(平成5年)から製造された西武鉄道の特急車両。「ニューレッドアロー」(New Red Arrow 略称・NRA)の愛称を持つ。 本項では、富山地方鉄道に譲渡された20020形電車についても記述する。
注釈
- ^ 出典では汚物タンクとされているが、床下機器配置図では汚水タンクとされている。
- ^ 1次車と同数だが、配置は一部異なる。
- ^ 当初より設置されていた10112編成を除く
- ^ a b c 他系列でも実施
- ^ a b 10107編成は2015年頃から2017年秋頃までの間、また10109編成は2019年4月から8月頃までの間、7号車のみFTUR-220-401Bという新旧混在の状態となっていた。
- ^ 当初の予定では10月13日までとされていた。
- ^ 小手指→南入曽の回送は24日に実施。
- ^ 定期運行終了発表のpdfではラストランロゴ掲出が4/29までと記されていたが、実際には最後の運行まで掲出されていた。
- ^ 1、7号車の運転台寄りドア横(戸袋部)
- ^ 当初の予定では2019年12月中旬までとされていた。
- ^ 当初の予定では1月までとされていた。
- ^ 実際の運転開始は3月24日。
- ^ 池袋 - 練馬間・練馬 - 所沢間のみの利用は不可。ただし、所沢駅の上り券売機には練馬の口座が入っている。
- ^ 方向転換のための停車であり運転停車扱い。
- ^ 『山口良一のそれゆけ!土曜日行進曲』の内包番組として放送。
- ^ 通常ならば大人4,070円となる。
- ^ 10112編成(モハ10612)はパンタなし。
- ^ 10401 - 10405号車は33.6 t
- ^ それ以前は「ニューレッドアロー」の愛称を引き続き使用していた[53]。
出典
- ^ 日本鉄道車輌工業会『車両技術』202号(1994年2月)「西武鉄道10000系特急電車」pp.19 - 31。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 「車両技術」1994年2月号(通巻202号)西武10000系特急電車
- ^ FS542B FS042 / 西武鉄道10000系(鉄道ホビダス台車近影・インターネットアーカイブ)。
- ^ a b 電気車研究会「鉄道ピクトリアル」2013年12月号臨時増刊(通巻884号)西武鉄道 現有車両プロフィール
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- ^ 「鉄道ピクトリアル」2013年12月臨時増刊号(通巻884号)「西武車両 音と色」 p.245 - p.250
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- ^ 連続テレビ小説「つばさ」ラッピングトレインを運転 (PDF) - 西武鉄道ニュースリリース 2009年2月26日掲載 2009/3/6時点のアーカイブ
- ^ 特急レッドアロー号に特別外装を施し「☆のある町 秩父 長瀞」号として運行します (PDF) - 西武鉄道ニュースリリース 2011年7月14日掲載 発表当日のアーカイブ
- ^ 9/18「キリンメッツコーラエンジョイナイター」開催!スタジアムエクスプレス運行!! - 埼玉西武ライオンズニュース 2013年9月12日掲載
- ^ 11月27日(日)「レッドアロークラシック」運行開始~西武秩父線開通・特急レッドアロー号登場当時の特別塗装~ (PDF) - 西武鉄道ニュースリリース 2011年10月27日掲載 発表当日のアーカイブ
- ^ "レッドアロークラシック"報道公開。 - 鉄道ホビダス「編集長啓白」 2011年12月14日
- ^ 11月27日(日)「レッドアロークラシック」運行開始! (PDF) 西武鉄道ニュースリリース 2011年10月27日
- ^ 画像ギャラリー - 乗りものニュース (2021年4月16日 西武「レッドアロークラシック」ラストラン開始 車体にロゴ掲出 約9年半の姿に終止符へ記事内)
- ^ a b c 交友社『鉄道ファン』2020年8月号(通巻712号)付録「大手私鉄車両ファイル」
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- ^ 「西武・電車フェスタ2021 in 武蔵丘車両検修場」にあわせ西武・電車フェスタ直通ツアーを2運行開催! (PDF) - 西武鉄道、西武トラベルニュースリリース 2021年5月13日掲載
- ^ 西武「レッドアロークラシック」が最後の本線走行 「最終」「惜別」札を付けて横瀬へ - 乗りものニュース 2021年6月8日
- ^ a b 12月25日(日)から「プラチナ・エクスプレス(秩父Ver.)」を運行します! (PDF) - 西武鉄道ニュースリリース 2016年12月21日
- ^ 埼玉プラチナルート - 埼玉県公式観光サイト ちょこたび埼玉
- ^ 9月16日(土)〜10月15日(日)「『ラブライブ!サンシャイン!!』西武線スタンプラリー」を開催! (PDF) - 西武鉄道ニュースリリース 2017年9月12日掲載
- ^ 「『ラブライブ!サンシャイン!!』西武線スタンプラリー」を開催します! (PDF) - 西武鉄道ニュースリリース 2018年5月7日掲載
- ^ 「ラブライブ!サンシャイン!!×西武鉄道プレミアムトレインツアー2018」を開催します! (PDF) - 西武鉄道ニュースリリース 2018年5月7日掲載
- ^ THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LIVE開催記念 西武線スタンプラリー&スペシャルツアー開催決定! (PDF) - 西武鉄道ニュースリリース、2018年10月19日掲載。
- ^ THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!!開催記念 西武線スタンプラリー - 西武鉄道Webサイト 2018年11月3日時点のアーカイブ
- ^ 「カナヘイの小動物 ゆるっと小旅 西武鉄道で行く川越旅」キャンペーン コラボ記念ラッピング電車を12月15日(土)より運行開始! (PDF) - 西武鉄道ニュースリリース 2018年11月28日掲載
- ^ 11月1日(金)より 今年も「カナヘイの小動物 ゆるっと小旅 西武鉄道で行く川越旅」キャンペーンを開催します! (PDF) - 西武鉄道ニュースリリース 2019年10月1日掲載
- ^ 特急電車運行開始50周年記念プロモーションを実施します! (PDF) - 西武鉄道ニュースリリース 2019年10月8日掲載
- ^ 池袋線レッドアロー号 ラストラン プロモーションを実施します! (PDF) - 西武鉄道ニュースリリース 2020年2月21日掲載
- ^ 2017会社要覧 年譜 - 西武鉄道、2017年10月。75頁
- ^ 【今日は何の日?】西武鉄道に新「レッドアロー」デビュー - 乗りものニュース、2015年12月6日
- ^ 『2020年3月14日(土)ダイヤ改正を実施します』(PDF)(プレスリリース)西武鉄道、2020年1月29日。 オリジナルの2020年2月29日時点におけるアーカイブ 。2020年10月12日閲覧。
- ^ “10000系ニューレッドアロー、ラストラン 西武秩父線の開通と同時に運行、半世紀の歴史に幕”. 埼玉新聞. (2020年3月15日). オリジナルの2020年10月12日時点におけるアーカイブ。 2020年10月12日閲覧。
- ^ “2024年度 鉄道設備事業投資計画 西武鉄道 過去最大の総額334億円 「沿線価値向上」・「デジタル化」・「働きがい向上」へ積極的に投資 ”. 西武鉄道. 2024年6月12日閲覧。
- ^ 西武10000系,池袋線・秩父線での定期運転を終了 鉄道ニュース(鉄道ファン・railf.jp) 2020年3月14日掲載, 2020年4月8日閲覧.
- ^ スタジアムエクスプレス (PDF) [リンク切れ] - 西武鉄道ニュースリリース
- ^ 〜「レッドアロークラシック」運行記念〜拝島線に臨時特急電車を運転します! (PDF) - 西武鉄道ニュースリリース 2011年11月27日
- ^ メイドトレイン (PDF) - 西武鉄道ニュースリリース 2010年11月4日
- ^ メイドトレイン運行のご案内 - メイドトレイン公式サイト 2011年12月15日(2011年12月19日閲覧)
- ^ a b 2013年12月号臨時増刊(通巻884号)「西武鉄道 主要諸元表」
- ^ 2013年12月号臨時増刊(通巻884号)「西武鉄道 車歴表」
- ^ 交友社『鉄道ファン』2022年8月号(通巻736号)付録「大手私鉄車両ファイル」
- ^ a b c “ニューレッドアロー号の営業運転開始について”. 富山地方鉄道 (2022年2月17日). 2022年2月19日閲覧。
- ^ “富山地方鉄道、20020形の愛称が「キャニオンエキスプレス」に決定”. マイナビニュース. (2023年11月3日) 2023年11月4日閲覧。
- ^ a b c d “富山地鉄「NRA号」2月19日から もと西武特急10000系「ロング配置」優先席も”. 鉄道プレスネット. (2022年2月17日) 2022年2月19日閲覧。
- ^ a b “西武鉄道ニューレッドアロー号、富山で再出発 19日から新旧共演も”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2022年2月18日) 2022年2月19日閲覧。
- ^ 前述のとおり、初代レッドアローの足回りを当車は流用しているため、車体と足回りが違う形で再会した。
- ^ “富山地鉄 東京・西武鉄道の特急車両を購入”. 北日本放送 (2020年10月12日). 2020年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月12日閲覧。
- ^ a b c d e 『鉄道ピクトリアル』2022年10月号(通巻1003号) 「2021年度民営鉄道車両動向」富山地方鉄道 p.153
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