愛♡スクリ〜ム!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/25 10:50 UTC 版)
「愛♡スクリ〜ム!」 | ||||||||
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AiScReam[メンバー 1] の シングル | ||||||||
B面 | ICE LIMIT | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | マキシシングル | |||||||
ジャンル | ||||||||
時間 | ||||||||
レーベル | Lantis | |||||||
作詞 | aim | |||||||
作曲 | DJ Chika a.k.a. INHERIT, Hayato Yamamoto | |||||||
プロデュース | 大久保隆一 | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
AiScReam[メンバー 1] シングル 年表 | ||||||||
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「愛♡スクリ〜ム!」(あい・スクリーム)は、メディアミックス作品『ラブライブ!シリーズ』のラジオ番組である『ラブライブ!シリーズのオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)から誕生した声優ユニット・AiScReam[メンバー 1][3][4]の楽曲。2025年1月22日にLantisから発売された。
反響
韓国をはじめとした海外でのヒット
映像外部リンク | |
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![]() ラブライブ!シリーズ合同ライブイベント『LoveLive! Series Asia Tour 2024 ~みんなで叶える物語~』の模様を撮影した動画(2025年2月、Kアリーナ横浜) |
2025年3月1日にTikTokユーザーが、ラブライブ!シリーズ合同ライブイベント『LoveLive! Series Asia Tour 2024 〜みんなで叶える物語〜』[5]のセリフパートのみを切り取った動画をアップロードしたことがきっかけとなって注目を集め、SNSを中心に、楽曲に合わせたダンス動画やリップシンク動画が多数投稿されたことで[6]、韓国をはじめとしたK-POP界でも話題となり、IVE(レイ、ガウル、ユジン)を皮切りに[7]、ZEROBASEONE(ソン・ハンビン、キム・ギュビン、パク・ゴヌク)をはじめ、Kep1er(ヒカル、ヨンウン、ダヨン)、NiziU(リク、ミイヒ、マユカ)、&TEAM(HARUA、YUMA、TAKI)、TOMORROW X TOGETHER(ヒュニンカイ、ボムギュ、スビン)、ATEEZ(ソンファ、ユンホ、サン)、LE SSERAFIM(カズハ、キム・チェウォン、ホン・ウンチェ、ホ・ユンジン)、NMIXX、BOYNEXTDOOR(ジェヒョン、イハン、リウ)、TWS(ヨンジェ、ギョンミン、シンユ)らが動画を投稿したことで拡散され[8][9]、4月13日に東京ドームで行われたイベント『INGALIVE “UNI-CON” in TOKYO DOME powered by SBS INKIGAYO DAY2』にて、aespaのカリナがジゼルの要望に応える形で生歌で披露した[10]。これらの影響で、ルミネイトの音楽分析ツールである「CONNECT」の調査で、日本を除いた地域別のストリーミング数で韓国が1位となり[注釈 1][7]、Spotifyのバイラルチャートで1位を獲得するなど[11]、『ラブライブ!シリーズ』のファンだけでなく、『ラブライブ!シリーズ』以外のリスナーの支持を得た[11]。
キャストなどの反応
3月25日に声優アイドルグループ・i☆Risの公式TikTokに、久保田未夢[注釈 2]、茜屋日海夏、若井友希によるダンス動画が投稿された[12]。選曲はマネージャー、配役[注釈 3]は久保田がそれぞれ決めたとしたうえで、久保田は「配役は完全に私情です!!!譲れませんでした!!!」とコメントし[13]、4月25日にはTWICEが「愛♡スクリ〜ム!」を披露した動画をアップロードした際、黒澤ルビィ役の降幡愛が、X(旧Twitter)にて歓喜に満ちたコメントを投稿した[14]。
評価
音楽評論家の小町碧音は、表題曲が流行する(バズる)理由を分析した際に、テレビアニメ『しかのこのこのここしたんたん』のオープニングテーマであるシカ部[メンバー 2]の「シカ色デイズ」や、乃紫の「全方向美少女」、M!LKの「イイじゃん」と共に例に挙げ、一度聴いたら頭から離れないメロディとフレーズがループし、気づけば何度もリピート再生してしまう『ループ×可愛い×シュール』がTikTokで拡散される要素として共通していると指摘した[6]。
楽曲の披露
テレビ番組
放送日 | 番組名 | 放送局 | 披露曲 | 備考 | 出典 |
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2025年5月24日 | 『Venue101』 | NHK総合 | 「愛♡スクリ〜ム!」 | 司会者である濱家隆一と生田絵梨花がセリフ部分を披露した。 | [15] |
リリース
2025年1月22日にLantisからリリースされ[16]、初回生産特典として『AiScReam主催ライブイベント』のチケット最速先行抽選申込券が封入される[17]。
チャート成績
2025年2月3日付のオリコン週間シングルランキングでは7位にランクインした[1]。
2025年1月29日付のBillboard JAPAN Top Singles Salesでは8位にランクインした[2]。
収録曲
- 収録内容におけるボーカル曲は太字、ボイスドラマパートは▲印で表記する。
全作詞: aim。 | ||||
# | タイトル | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「愛♡スクリ〜ム!」 | DJ Chika a.k.a. INHERIT, Hayato Yamamoto | Hayato Yamamoto , DJ Chika a.k.a. INHERIT | |
2. | 「あまくてたのしい♡AiScReamラジオ!」(▲) | |||
3. | 「ICE LIMIT」 | Hayato Yamamoto | Hayato Yamamoto | |
4. | 「愛♡スクリ〜ム!」(Off Vocal) | |||
5. | 「ICE LIMIT」(Off Vocal) | |||
合計時間: |
チャート
週間チャート
チャート名 | 国 | 最高位 |
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オリコン週間シングルランキング[1] | 日本 | 7 |
Billboard JAPAN Top Singles Sales[2] | 8 | |
Billboard JAPAN Heatseekers Songs | 1 | |
Billboard JAPAN Hot Shot Songs | 14 | |
Billboard JAPAN Global Japan Songs | 海外総合 | 2 |
マレーシア | 1 | |
南アフリカ | ||
シンガポール | 2 | |
韓国 | 13 | |
台湾 | 17 | |
アメリカ | 9 | |
フランス | 10 | |
イギリス | 7 | |
ドイツ | 8 | |
インド | 4 | |
タイ | 9 | |
インドネシア | 5 | |
ブラジル | 12 |
脚注
ユニットメンバー
注釈
- ^ 集計期間は、2025年1月22日から5月6日まで。
- ^ ラブライブ!シリーズの声優ユニットである虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の朝香果林役を演じている。
- ^ 久保田が歩夢、茜屋が四季、若井がルビィのパートを担当。
出典
- ^ a b c “オリコン週間 シングルランキング 2025年01月20日~2025年01月26日”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2025年4月12日閲覧。
- ^ a b c “Billboard Japan Top Singles Sales 2025/01/29 付け”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2025年4月12日閲覧。
- ^ a b “AiScReam「愛♡スクリ~ム!」バイラル首位獲得 『ラブライブ!』ファン以外にも伝わるキュートな魅力”. リアルサウンド. 株式会社blueprint. p. 1 (2025年3月25日). 2025年4月12日閲覧。
- ^ ラブライブ!シリーズ公式 [@LoveLive_staff] (2024年6月28日). "🎊#AiScReam 楽曲制作決定🎊". X(旧Twitter)より2025年4月12日閲覧。
- ^ “LoveLive! Series Asia Tour 2024 ~みんなで叶える物語 ~”. ラブライブ!シリーズライブ情報. ラブライブ!シリーズ Official Web Site. 2025年4月12日閲覧。
- ^ a b “<コラム>TikTok時代のバズる条件とは――「ループ×可愛い×シュール」をキーワードに紐解く”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2025年4月11日). 2025年4月11日閲覧。
- ^ a b “AiScReam「愛▽スクリ~ム!」は海外のどんな国で聴かれている?”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2025年5月9日). 2025年5月25日閲覧。
- ^ “K-POP界でバズ「チョコミントよりもあ・な・た」ZEROBASEONE・Kep1er・NiziU・&TEAMら続々投稿「ラブライブ!」SPユニット楽曲を解説”. モデルプレス (株式会社ネットネイティブ). (2025年4月14日) 2025年4月15日閲覧。
- ^ “「愛♡スクリ~ム!」が韓国で大バズリ!可愛すぎるチャレンジ動画にファン悶絶”. Kstyle (株式会社ライブドア). (2025年4月20日) 2025年4月20日閲覧。
- ^ “SOL、aespa、NCT DREAM、=LOVE、NiziU...】日韓の豪華アーティストが集結!INGALIVE“UNICON”DAY2レポ”. Peachy (株式会社ライブドア). (2025年4月15日) 2025年4月15日閲覧。
- ^ a b “『ラブライブ!』ファンの輪を超えて広まる楽曲”. リアルサウンド. 株式会社blueprint. p. 2 (2025年3月25日). 2025年4月12日閲覧。
- ^ i☆Ris [@iris_official_] (2025年3月25日). "#TikTok 更新!". X(旧Twitter)より2025年4月15日閲覧。
- ^ 久保田未夢(i☆Ris) [@iRis_k_miyu] (2025年3月25日). "ギャルマネに「これ撮りたいです!」って言われたので決めさせていただきました!!". X(旧Twitter)より2025年4月15日閲覧。
- ^ 降幡愛 [@furihata_ai] (2025年4月25日). "TWICEさんたちにまで届いている?!鬼かわいすぎる🍨". X(旧Twitter)より2025年4月29日閲覧。
- ^ “『Venue101』に中島健人、Number_i、NiziUら出演 AiScReamが「愛♡スクリ~ム!」TV初披露も”. リアルサウンド. 株式会社blueprint (2025年5月23日). 2025年5月25日閲覧。
- ^ “AiScReam / 愛♥スクリ~ム!”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2025年4月12日閲覧。
- ^ “AiScReam デビューシングル「愛♡スクリ~ム!」”. 「ラブライブ!スーパースター!!」公式サイト. プロジェクトラブライブ!スーパースター!!. 2025年4月12日閲覧。
- ^ “愛・スクリ~ム!”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2025年4月12日閲覧。
外部リンク
- ラブライブ!シリーズ Official Web Siteによる紹介ページ
- Lantisによる紹介ページ
- 愛♡スクリ〜ム!のページへのリンク