小田急グループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/21 07:05 UTC 版)
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創業者 | 利光鶴松、安藤楢六 |
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国籍 | ![]() |
中核企業 | 小田急電鉄 |
会員数 | 100社(2017年8月1日時点) |
従業員数 | 11,661名(2024年3月31日現在) |
中核施設 | 新宿第一生命ビルディング |
中心的人物 |
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主要業務 | 運輸・流通・不動産 |
標章 | ![]() |
前身 | 小田原急行鉄道 |
外部リンク | 小田急グループ|小田急電鉄 |
小田急グループ(おだきゅうグループ、英: Odakyu Group)は、小田急電鉄を中心とする企業グループ。小田急電鉄傘下の神奈川中央交通(東証プライム上場)や小田急箱根、江ノ島電鉄、小田急百貨店、小田急不動産などを包括する[1]。グループ会社数100社(2017年8月1日時点)。売上高は5266億7500万円(2019年3月期)。
主なグループ会社・法人
運輸
鉄道
バス
小田急グループでは2017年3月末現在で路線バス車輌を3,377台保有している[2]。
タクシー
- 小田急交通 - 都内全域、神奈川県東部
- 小田急交通南多摩
- 小田急新立川交通 - 立川・拝島・国分寺市域並びに多摩地区
- 小田急川崎交通 - 川崎市北部・横浜市北部
- 神奈川中央交通
- 神奈中タクシー - 横浜、湘南・県央・相模原、町田
- 海老名相中
- 神奈中タクシー - 横浜、湘南・県央・相模原、町田
観光
-
山中湖遊覧船
その他運輸
- 東海自動車
- 小田急交通
- 小田急オートサービス
流通
- 小田急百貨店
- 小田急商事 - 小田急OX
- 江ノ島電鉄
- 江ノ電エリアサービス
- 神奈川中央交通
- 神奈中商事
- 神奈川三菱ふそう自動車販売 - 三菱ふそうトラック・バスのディーラー
- 神奈中相模ヤナセ - 自動車ディーラー(ヤナセ特約店)
小田急商事は2018年3月時点で、小田急各駅内にある駅売店88店、コンビニ13店、スーパーマーケット26店を展開[3][4]。小田急電鉄と小田急商事は2018年3月8日にセブン&アイ・ホールディングスとの業務提携についての基本合意を発表しており、駅売店・コンビニエンスストアのセブン-イレブン店舗への転換やセブン&アイが展開するプライベートブランドをスーパーマーケットに導入するための検討などを進める計画でいた[4]。
不動産
- 小田急不動産
- 小田急ハウジング
- 小田急箱根
- Odakyu Australia Pty. Ltd.
- 小田急SCディベロップメント - ショッピングセンター(ミロードや新宿サザンテラス、小田急ハルク、ビナウォークなど)を運営
- M.S.B.R Land Holding Pvt Ltd.
- Odakyu Lanka Pvt Ltd.
-
小田急第一生命ビルディング(現:新宿第一生命ビルディング)
その他
ホテル
レストラン
- 小田急レストランシステム
- ドリームサークル
- ジローレストランシステム
- ジロープランニングサービス
- GIRAUD RESTAURANTS ASIA(CAMBODIA)CO.,LTD.
- 神奈川中央交通
- 神奈中システムプラン - 飲食(らーめん花楽ほか・サービス業)
旅行
ゴルフ
- 小田急スポーツサービス - ゴルフ場3箇所・テニスガーデン3箇所運営
- 富士小山ゴルフクラブ
- 神奈川中央交通
- 神奈中スポーツデザイン
鉄道メンテナンス
自動車整備
ビル管理
情報・媒体
- 小田急エージェンシー - 広告代理店事業
- 神奈川中央交通
- 神奈中商事 - 広告代理店事業
- 神奈中情報システム
- フラッグスビジョン
経理受託
- 小田急フィナンシャルセンター
- 神奈川中央交通
- 神奈中アカウンティングサービス
人材派遣
- 小田急百貨店
- 小田急プラネット
- ヒューマニック
保険
- 小田急保険サービス
車両等資材調達
運営する商業施設・オフィスビル
- 新宿テラスシティ
- 小田急マルシェ
- 御殿場プレミアム・アウトレット - 土地を賃貸している
廃止された主な事業等
- 以下に、過去のグループ会社および資本関係があった企業、廃止された事業などを列挙する(ここでは、50音順)。
- 熱海駅デパート - 現:ラスカ熱海(JR東日本系)
- 伊豆急東海タクシー - 熱海・沼津・中伊豆を除く伊豆全域。(東海自動車が伊豆急ホールディングスと共同経営していたが、2022年両社ともシンフジハイヤーに譲渡、現:伊豆東海タクシー。)
- 上野サンレモ - 御徒町のパスタ料理店
- 小田急大分ゴルフクラブ - ゴルフ場事業(現:大分竹中カントリークラブ)
- オダキューOXコンビニエンスストア業態各店 - 現存している駅構内セブン-イレブン店舗群と異なる
- 小田急花鳥山脈 - リゾート地運営事業(静岡県富士宮市の富士裾野に広がる広大なリゾート地。日本大学に売却)
- 小田急建設 - 2008年に大和ハウス工業の傘下になり、2015年に同じ大和ハウス傘下のフジタに吸収された。
- 小田急御殿場ファミリーランド - 遊園地(静岡県御殿場市。現在、御殿場プレミアム・アウトレットになって観覧車などが存続)
- 小田急ジュノー - 女子バレーボールの日本リーグ、Vリーグに所属したチーム。1986年創部、1999年廃部。
- 小田急情報サービス - CATV事業(ジュピターテレコムに売却)
- 小田急トラベル対面窓口業態各店 - 「はこね旅市場」1店舗のみに縮小
- 小田急トランスポート(小田急運送) - 陸運業(世田谷区若林に本社があった。2001年相鉄運輸(東急グループ)に売却。
さらに2005年同社に対する株式公開買付けによりエスビーエス傘下に移動し、現在はSBSトランスポート) - ODAKYU HAWAII Corp. - リゾートホテル事業(ハワイ州のワイキキ。現:アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート)
- 小田急ブックメイツ各店 - 書籍販売事業(小田急商事による運営)
- 小田急フローリスト各店 - 生花販売事業(小田急ランドフローラによる運営、日比谷花壇に売却。現:ランドフローラ)
- 小田急ライフアソシエ各事業所 - 介護・保育事業(ニチイ学館に売却、現:ニチイふらわあ)
- 神奈中ストア各店・とざんストア各店
- ジェネリックコーポレーション - コンタクトレンズの通信販売(シンシアに売却)
- 白鳩 - 下着の通信販売(2023年に資本業務提携を解消し、同年に保有している株式の内33.21%を歯愛メディカルに売却)
- 新宿スバルビル - 富士重工業の旧本社ビルで、同社より購入[5]、2018年8月より解体[6]。
- センチュリーハイアット名古屋
- 多摩カリヨン館(多摩センター南口) - 商業ビル運営事業
- 東京コンクリート
- 中野ジロー - 2007年8月の丸井中野本店一時閉店に伴う撤退
- 箱根登山ハイヤー - 小田原・湯河原・箱根・足柄上郡・熱海・御殿場。(2022年日の丸自動車グループに譲渡、現:箱根モビリティサービス。)
- 八社会 - 小田急商事脱退
- 原宿カリヨン館(明治通沿い) - 商業ビル運営事業
- ビーバートザン各店 - DIY用品販売事業(コーナン商事に売却)
- 北欧トーキョー各店 - パン製造販売事業(2022年に全店閉業。一部店舗はドンクに譲渡し、工場はイトーヨーカ堂に売却)
- ホテル小田急 - ホテル事業(ハイアットリージェンシー東京を運営。送迎車運行の終了のうえで、KKRの子会社へ売却。現:西新宿ホテルアンドリゾート)
- ホテル小田急大分 - ホテル事業(大分県大分市にあった、小田急センチュリー大分を運営)
- ホテル小田急静岡 - ホテル事業(ホテルセンチュリー静岡を運営。ブリーズベイホテルに売却。現:ホテルグランヒルズ静岡[7])
- ホテルセンチュリー仙台 - 現:ホテルプレミアムグリーンヒルズ(もりの都仙台の市街中心地)
- 向ヶ丘遊園 - 遊園地(川崎市多摩区)
- 向ヶ丘遊園モノレール線 - 廃線(小田急電鉄が運営)
- モザイク通 - 歩道(スロープ封鎖、取壊。新宿西口・京王百貨店1階と、2025年3月16日夜閉業の、南口・新宿ミロードの本館との間を結んでいた)
- MONA新浦安 - 商業ビル運営事業(現在は丸井系のエイムクリエイツが運営)
- UDS - 訪日外国人観光客向け事業者の支援施設「インバウンドリーグ」(新宿)運営[8]、ホテル運営など。2024年4月に野村不動産ホールディングスへ株式譲渡。
以下は旧小田原急行鉄道(1942年東京急行電鉄に合併)に関する事業である。
- 鬼怒川水力電気配電事業 - 現:「パワーグリッド」事業
- 帝都電鉄 - 東京山手急行電鉄の後身(現:京王井の頭線の鉄道事業と、京王バス鷹64系統三鷹線のバス事業)
番組提供
- テレポートTBS6
- JNNニュースの森
- イブニング・ファイブ - ここまで、小田急グループ名義。
- 総力報道!THE NEWS
- イブニングワイド
- Nスタ - 小田急電鉄単体名義。2019年9月末で降板、後継はアルファクラブ。
- 王様のブランチ
脚注
- ^ 小田急グループ(2018年3月12日閲覧)
- ^ 小田急グループ各社の取り組み
- ^ 「小田急売店、セブンに転換/業務提携 スーパーはPB導入」『日経MJ』2018年3月12日(コンビニ・フード面)
- ^ a b 当社及び当社の子会社である小田急商事株式会社と株式会社セブン&アイ・ホールディングスとの業務提携に関する基本合意のお知らせ 小田急電鉄(2018年3月8日)2018年3月12日閲覧
- ^ 『本社移転および新宿スバルビルの売却に関するお知らせ』(プレスリリース)富士重工業、2010年8月30日 。2020年5月2日閲覧。
- ^ 『新宿スバルビル跡地の暫定利用を開始!「SHINJUKU ODAKYU PARK」8月22日オープン』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2019年8月5日 。2020年5月2日閲覧。
- ^ “ホテルセンチュリー静岡を売却 小田急、ブリーズベイ(横浜)に”. 静岡新聞社 (2020年2月27日). 2020年5月2日閲覧。
- ^ 「INBOUND LEAGUE」2017年10月20日新宿にオープン UDSプレスリリース(2017年9月27日)
関連項目
外部リンク
- 小田急グループ - 小田急電鉄公式サイト内
- 小田急グループインフォメーション (odakyugroup) - Facebook
小田急グループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 17:17 UTC 版)
「ラブライブ!サンシャイン!!」の記事における「小田急グループ」の解説
西武鉄道のかつての抗争相手であった小田急グループからも地元バス会社が参入。 東海バス(沼津営業所)1stシングルでコラボしたのを機に、西武側と同日となる2016年7月9日より、本作のラッピングバスを運行。車内アナウンスを伊波杏樹(Aqours・高海千歌役)が担当。同年9月17日にラッピングバス運行記念として記念乗車券・トートバッグを発売、販売会も行われた。 運行は当初2017年3月31日までの予定が、無期限で延長し、2017年3月25日には2台目、同年11月18日には3台目がそれぞれ運行を開始した。 2019年5月14日には、4台目として、高速路線バス「三島エクスプレス(バスタ新宿 - 三島駅 - 大平車庫線)」専用車両の運行を開始。 2021年3月13日より、下述している内閣サイバーセキュリティセンターのイラストを使用した5号車の運行が開始された。 また、沼津駅南口バスターミナルのうち、同社の内浦地区方面の路線が集中する8番乗り場のポールを、駅を管理するJR東海・静岡支社の許可を得て、ラブライブ仕様に変更している。 2号車・3号車については、トミーテックがバスコレクションとバスコレクション80で模型化された。 東海バスのラッピングバス1号車707号車 日野・レインボーHR 東海バスのラッピングバス2号車465号車 いすゞ・エルガミオ(沼津駅南口) 東海バスのラッピングバス3号車622号車 いすゞ・エルガミオ(沼津駅南口) 東海バスのラッピングバス4号車1549号車 三菱ふそう・エアロエース(新宿駅) 小田急電鉄2020年4月30日に開設したデスクトップ背景画像無料提供企画「小田急の背景」 に、前述の東海バスのラブライブバス2号車の画像を5月22日より掲載。
※この「小田急グループ」の解説は、「ラブライブ!サンシャイン!!」の解説の一部です。
「小田急グループ」を含む「ラブライブ!サンシャイン!!」の記事については、「ラブライブ!サンシャイン!!」の概要を参照ください。
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