西武D15形ディーゼル機関車とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 乗り物 > 列車 > 日本のディーゼル機関車 > 西武D15形ディーゼル機関車の意味・解説 

西武D15形ディーゼル機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 04:51 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
西武D15形ディーゼル機関車
(D16 2011年10月 横瀬車両基地)

西武D15形ディーゼル機関車(せいぶD15がたディーゼルきかんしゃ)は、西武鉄道ディーゼル機関車である。

D15・D16の2両が存在し、それぞれ異なる経歴を持つ。

D15

かつて三菱マテリアル専用線で使用されていたディーゼル機関車(無車籍)[1]日本車輌製造1969年昭和44年)に製造された。1996年平成8年)の貨物営業廃止により秩父鉄道に売却され、以降は広瀬川原車両基地の入換に使用されている。

D16

概要

西武拝島線小川駅から伸びるブリヂストン東京工場専用線入換機関車として、日本車輌製造1969年昭和44年)に製造された[1]。同所の規格形入換機関車で、各地の専用線で見られた形の機関車であった。

1983年(昭和58年)のブリヂストン専用線廃止に伴い西武鉄道に譲渡され[1]、D15形D16となり、D21形D22を置き換えた[2]

西武の旧型電気機関車標準のローズピンク塗装で、主に東横瀬駅横瀬駅横瀬車両管理所(当時)の入換に使用されていた。本線を自走することはなく、東横瀬 - 横瀬間を移動する場合は他の電気機関車に牽引されての回送であった。

1996年平成8年)に西武鉄道の定期貨物列車が廃止されたことで同年11月5日付で除籍となったが、以後も横瀬車両基地に留置され、保存車などの構内入換に使用されている。

主要諸元

  • 全長 - 6500 mm[3]
  • 全高 - 3331 mm[3]
  • 全幅 - 2740 mm[3]
  • 車両重量 - 15.0 t[3]
  • 機関型式 - DK10A
  • 機関出力 - 158PS[3]

脚注

  1. ^ a b c 『鉄道ピクトリアル』1992年5月臨時増刊号(通巻560号)「私鉄車両めぐり」 現有形式各論 D15形(D16) p.268
  2. ^ 『鉄道ピクトリアル』2002年4月臨時増刊号(通巻716号)「私鉄車両めぐり」 合併後の車両 ディーゼル機関車 p.240
  3. ^ a b c d e 『鉄道ピクトリアル』1992年5月臨時増刊号(通巻560号)現有車両要目表 pp.274 - 277

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「西武D15形ディーゼル機関車」の関連用語

西武D15形ディーゼル機関車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



西武D15形ディーゼル機関車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの西武D15形ディーゼル機関車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS