西武B1形蓄電池機関車とは? わかりやすく解説

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西武B1形蓄電池機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 20:44 UTC 版)

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西武B1形蓄電池機関車(せいぶB1がたちくでんちきかんしゃ)は、かつて西武鉄道山口線で運用された蓄電池機関車である。

1両(1)のみ存在していた。

概要

1950年(昭和25年)、多摩湖ホテル前駅とユネスコ村駅を結ぶ単線「おとぎ線」が開通する。この時点ではを「おとぎ列車」という名称の遊戯施設で軌間762mmの「軽便鉄道」であった。この「おとぎ列車」用の機関車として製造されたのがB1形である。1952年(昭和27年)、おとぎ線が地方鉄道法に基づく地方鉄道に転換し、山口線と改称した後も引き続き運用された。

B1形は1950年西武鉄道保谷電車区製。やや丸みを帯びた凸形の車体であった。機関は日立製作所製のモーター(8PS)を2基であり、これをユアサバッテリー製のバッテリー(60V)2基で動かしていた。

1978年5形蒸気機関車の導入に伴い、廃車される。

主要諸元

  • 全長:4,530mm
  • 全幅:1,720mm
  • 全高:2,450mm
  • 重量:7.0t
  • 電気方式:蓄電池60V×2
  • 軸配置:B





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