とね‐がわ〔‐がは〕【利根川】
利根川
利根川
十根川
戸根川
中間管理録トネガワ
(トネガワ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 04:12 UTC 版)
『中間管理録トネガワ』(ちゅうかんかんりろくトネガワ)は、原作:萩原天晴・漫画:橋本智広、三好智樹・協力:福本伸行による日本の漫画。福本伸行の作品『賭博黙示録カイジ』の登場人物の1人・利根川幸雄を主人公としたスピンオフ作品。『月刊ヤングマガジン』(講談社)にて2015年7号から2018年2号まで連載され、『コミックDAYS』にて2018年3月5日から2020年6月8日まで連載されていた。
- ^ 以下、『カイジ』(『賭博破戒録カイジ』、『賭博堕天録カイジ』各編も含む)
- ^ ただし原作のそれについては、時代設定についての明言というわけではなく、あくまで連載当時の現実世界ではすでに撤廃されているグレーゾーン金利が作中に存在する理由としての説明にとどまっている。
- ^ 『カイジ』本編でカイジが参加した第3回クリエイティブクルーズより前に行われているはずである第1回「限定ジャンケン」(『トネガワ』ではクリエイティブクルーズとは称していない)の開催年は、作中では19XX年とされている。
- ^ 登場人物がフィーチャーフォンやスマートフォンを使い、ツイッターなどのSNSが存在する。2000年代以降のヒット曲(『トリセツ』等)のフレーズが登場する。1999年公開の映画『マトリックス』が話題に出てくる。ソフトモヒカンを「ベッカムヘア」と呼ぶ、等。
- ^ 300系「のぞみ」・利根川が使う携帯電話がベーシックフォン・東海道新幹線のトンネル区間で携帯電話の電波が入らない等
- ^ 物語に直接関わってくる要素(グレーゾーン金利等)は除く。
- ^ カイジが挑む各種ギャンブルの誕生経緯の話、一条の利根川に対する接待のエピソードの存在、T-AIくんが利根川を占った結果が『カイジ』での運命を暗示している、等。ただしその具体的な内容は『トネガワ』の世界観の話であり、『カイジ』の世界観からはかけ離れたものである。
- ^ 「24億脱出編」は、利根川が失脚して以降の話であり、本作より時系列的には後に当たる。本作最終話にて山崎と堂下は黒服を卒業(昇進)、佐衛門三郎と川崎は帝愛を退職していて、荻野のみ黒服を継続しているが、本作中でも一度退職後黒服に戻ったメンバーが何人かいるため矛盾点とも判断できない面もある。
- ^ 以下、『ハンチョウ』
- ^ 『トネガワ』第51話と『ハンチョウ』第20話。
- ^ 「利根川チーム」と表記されることもある。
- ^ 正確には「山田」姓が5人、「細山田」姓が1人。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 単行本5巻・「2017年度版黒服大図鑑!!」時点(第38話直後)。山崎ら早い時点で素性が明らかになった黒服については、単行本1巻・「黒服キャラクター丸わかり!!大図鑑!!」(第4話直後)ですでに同じ年齢設定になっている。
- ^ 物語が進んで終盤を迎えた第72話では、「30半ばに差しかかる歳」とされている。
- ^ 会場を豪華客船「エスポワール」としたことや、カードデザインをグー・チョキ・パーそれぞれのレントゲン写真としたのも彼の考案である。
- ^ 初期メンバー(異動組を除く)および西口
- ^ 強いて言うならば前述のインフルエンザに最初にかかったことや、自己紹介で山崎と「崎」被りになって利根川を一瞬悩ませたこと。
- ^ 厳密にいえば、チーム利根川の黒服の名前が全く違う名前に置き換わっていた。それ以外の記憶については問題がない様子であった。
- ^ 他の黒服は「利根川先生」と呼んでいる。
- ^ カロリーの高い弁当をゴミ箱に捨てたり、夕飯の写真を送らせてアドバイスをするなど
- ^ その影響で上司の利根川も減俸処分を受けた。
- ^ 赤座海老を殻ごと揚げ、サニーレタスとタルタルソースとともに生地で巻いたもの。「海老ロール」と表記されることもある。
- ^ 10万人到達も炎上によってのものであるが、その炎上を起こしたのは利根川である。また、多くのフォロワーをつけたものの、炎上が祟って結局公式アカウントは停止されることとなった。
- ^ 作中での表記は、「東」の部分が麻雀牌の「東」の図柄そのものとなっている「さん」である。
- ^ 物語終盤での、佐衛門三郎を見つめるシーンでは目が現れるようになった。
- ^ 宮崎は「レイバン」、大崎は「オリバーピープルズ」。
- ^ 『カイジ』にも登場する、心拍変化を読み取るイカサマのシステムについても彼が考案したかのような描写がある。
- ^ 利根川らが打っている後ろで何気なくつぶやいた(麻雀とは全く関係がない)独り言が、利根川が他家のダマテンに放銃することや、その次局ではクズ配牌から大三元で和了ることを、いずれも予知していたかのようであったため。しかしこの時点ではまさやんは麻雀のルールすら知らない様子であった。
- ^ 1度目はトラウマによる自滅、2度目は偶然にもイカサマを封じられてしまい思考停止に陥った。
- ^ アンドロイド的にリアルなものではなく、メカニックな雰囲気で顔に当たる部分も抽象的なデザインである。
- ^ 普段チーム利根川が会議に使用している部屋。
- ^ 第55話開始時点。黒崎4勝、利根川1勝。
- ^ ちなみに『カイジ』本編では、「沼」挑戦者を苦しめるための細工が、兵藤をして「不公平感が噴き上がる」と激怒せしめるほどの露骨さであった。
- ^ a b c d 原作には名前の表記はない。ここではアニメ版クレジット、もしくは『ハンチョウ』での設定に基づいている。
- ^ 「エスポワール」行きが決定した多重債務者が遠藤の引率により乗り合わせた列車。
- ^ 『ハンチョウ』第114話より
- ^ 本名が判明されたのは『ハンチョウ』第114話。アニメ版では名称が判明されず、クレジットでは「就活者D」だった。
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