風の又三郎とは? わかりやすく解説

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かぜのまたさぶろう〔かぜのまたサブラウ〕【風の又三郎】

読み方:かぜのまたさぶろう

宮沢賢治童話昭和9年(1934)刊。山奥小学校転校してきた少年を、の子供たちが風の化身思い込み親しみ畏怖の念を抱く姿を描く。


風の又三郎

作者宮沢賢治

収載図書宮沢賢治童話大全
出版社講談社
刊行年月1988.9

収載図書ちくま文学 3 幼かりし日々
出版社筑摩書房
刊行年月1988.10

収載図書改編 風の又三郎―ガラスマント
出版社角川書店
刊行年月1988.12
シリーズ名角川文庫

収載図書新編 風の又三郎
出版社新潮社
刊行年月1989.2
シリーズ名新潮文庫

収載図書昭和文学全集 4
出版社小学館
刊行年月1989.4

収載図書風の又三郎
出版社旺文社
刊行年月1989.4
シリーズ名必読名作シリーズ

収載図書風の又三郎―宮沢賢治童話集
出版社第三文明社
刊行年月1989.7
シリーズ名少年少女希望図書館

収載図書銀河道鉄の夜
出版社集英社
刊行年月1990.12
シリーズ名集英社文庫

収載図書ちくま日本文学全集 003 宮沢賢治
出版社筑摩書房
刊行年月1991.3

収載図書岩波 世界児童文学集 9 風の又三郎
出版社岩波書店
刊行年月1994.3

収載図書銀河鉄道の夜
出版社講談社
刊行年月1995.4
シリーズ名ポケット日本文学館

収載図書賢治童話
出版社翔泳社
刊行年月1995.9

収載図書新 校本 宮沢賢治全集 第11巻 童話 4
出版社筑摩書房
刊行年月1996.1

収載図書風の又三郎
出版社岩波書店
刊行年月2000.11
シリーズ名岩波少年文庫

収載図書童話集 風の又三郎 他十八
出版社岩波書店
刊行年月2003.4
シリーズ名岩波文庫

収載図書風の又三郎 新装版
出版社岩波書店
刊行年月2003.5
シリーズ名岩波世界児童文学

収載図書賢治
出版社パロル舎
刊行年月2004.9

収載図書風の又三郎
出版社フロンティアニセン
刊行年月2005.2
シリーズ名第2刷 (フロンティア文庫)

収載図書風の又三郎
出版社ポプラ社
刊行年月2005.10
シリーズ名ポプラポケット文庫

収載図書宮沢賢治「風の又三郎」精読
出版社岩波書店
刊行年月2006.1
シリーズ名岩波現代文庫

収載図書心に残るロングセラー 宮沢賢治傑作集
出版社世界文化社
刊行年月2006.7

収載図書勇気―愛・信頼協調
出版社日本漢字能力検定協会
刊行年月2006.11
シリーズ名漢検

収載図書ザ・賢治―全小全一冊 グラスレス眼鏡無用 大活字版
出版社第三書館
刊行年月2007.1

収載図書朗読文学のしずく」 第3巻
出版社中経出版
刊行年月2007.9
シリーズ名楽書ブックス

収載図書宮沢賢治―1896-1933
出版社筑摩書房
刊行年月2007.11
シリーズ名ちくま日本文学

収載図書銀河鉄道の夜
出版社ゴマブックス
刊行年月2008.10
シリーズ名ケータイ名作文学

収載図書風の又三郎―宮沢賢治童話集 2 新装版
出版社講談社
刊行年月2008.10
シリーズ名講談社青い鳥文庫

収載図書名作童話 宮沢賢治20
出版社春陽堂
刊行年月2008.11


風の又三郎

作者鈴木創士

収載図書宮沢賢治カバー・バージョンズ
出版社河出書房新社
刊行年月1996.8


風の又三郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 14:04 UTC 版)

風の又三郎』(かぜのまたさぶろう)は、宮沢賢治の短編小説。 賢治の死の翌年(1934年)に発表された作品である。谷川の岸の小さな小学校に、ある風の強い日、不思議な少年が転校してくる。少年は地元の子供たちに風の神の子ではないかという疑念とともに受け入れられ、さまざまな刺激的行動の末に去っていく。その間の村の子供たちの心象風景を現実と幻想の交錯として描いた物語。


  1. ^ a b c d 天沢退二郎「本文について」『宮沢賢治全集 7』筑摩書房<ちくま文庫>、1985年、pp.589 - 594
  2. ^ 天沢退二郎「解説」『宮沢賢治全集 7』筑摩書房<ちくま文庫>、1985年、p.618
  3. ^ 青空文庫に掲載されている岩波文庫版はそうした本文を採用している(ベースとなっているのは1956年刊行の筑摩書房版『宮澤賢治全集』)。
  4. ^ 「四年生」の列にいる描写あり(ちくま文庫版全集7巻、p.304)。また、「五年生と六年生の掃除当番」のときに自分は違うと立ち去る描写もある(ちくま文庫版全集7巻、p.310)。
  5. ^ 「四年生」の列にいる描写あり(ちくま文庫版全集7巻、p.304)。
  6. ^ 嘉助が「四年生」の列にいる場面でその後ろにいると記されている(ちくま文庫版全集7巻、p.304)。
  7. ^ 『校本宮澤賢治全集』よりも前に刊行された全集等では「二年生」に改変されていた。
  8. ^ 宮沢賢治風の又三郎』(新編)新潮社、東京都〈新潮文庫〉、1989年3月1日。ISBN 4-10-109204-4OCLC 33829969https://www.worldcat.org/oclc/33829969 [要ページ番号]
  9. ^ 「邦画フリーブッキング配収ベスト作品」『キネマ旬報1990年平成2年)2月下旬号、キネマ旬報社、1990年、175頁。 
  10. ^ 風の又三郎 あにめたまご2016”. 2019年12月3日閲覧。
  11. ^ a b “「極上文學」第12弾上演決定、題材は宮沢賢治「風の又三郎・よだかの星」”. ステージナタリー. (2017年5月3日). https://natalie.mu/stage/news/231322 2017年5月4日閲覧。 
  12. ^ 仙台・劇のまちトライアルシアター 高校生と創る演劇「又三郎」 - 仙台市市民文化事業団


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