大切な仲間たち_〜ねずみ物語〜とは? わかりやすく解説

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大切な仲間たち 〜ねずみ物語〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/23 17:15 UTC 版)

大切な仲間たち 〜ねずみ物語〜』(たいせつななかまたち ねずみものがたり)は2007年4月にサンリオより刊行された日本絵本。また、これを原作としたアニメ映画が『ねずみ物語 〜ジョージとジェラルドの冒険〜』として2007年12月に公開された。また、これを原作にした舞台作品が『ちっちゃな英雄』として2015年6月27日から2018年5月27日までサンリオピューロランドにて上演された[1]

概要

著者の辻信太郎によってねずみ物語の原稿が1987年以前に執筆されて、未完成のまま長らく放置されていたが、ピューロランドの当時の館長である佐藤誠(現サンリオエンターテイメント社長)に続きを執筆するよう勧められたことが契機となり、その後さまざまなスタッフの協力の元、一冊の本として纏められたものである[2]。絵本に使われている挿し絵はシュガーバニーズのデザイナーでもある深沢和美が担当した[2]

映画

2007年12月22日に全国松竹系にて公開された[3][4]。アニメパートと実写パートの2部構成。実写パートの出演者として大後寿々花が出演。同時上映は『シナモン the Movie』。制作費は2作品合わせて5億円。リスク抑制のため製作委員会が結成され作品が製作されている[5]。2020年1月1日にNHK Eテレにて地上波放送されている。その他、カートゥーンネットワークで放送された際も英語ローカライズ版が使われている。

キャスト

実写パート
アニメパート

スタッフ

主題歌

「KIZUNA」
作詞 - Karin / 作曲・編曲 - 服部隆之 / 歌 - MAY[6]
CD「KIZUNA」(avex io IOCD-20218)に収録[7]

映画におけるコミカライズ

小学館小学一年生にて2007年11月号から2008年3月号まで連載された。作画は足立美由紀。てんとう虫コミックスで「大長編・大切な仲間たち〜ねずみ物語〜」として単行本化された。登場キャラクターもほぼ同じだが、劇場版の人間キャラクターが登場しなかったものの、漫画版のオリジナルキャラクターである人間キャラの「キョウイチ」と「アオイ」が主人公となり、「ジョージ」と「ジェラルド」が副主人公となっている。

出版物

『大切な仲間たち 〜ねずみ物語〜』
発売日:2007年4月30日
著者:辻信太郎
絵:深沢和美
出版社:サンリオ
ISBN 978-4-387-07039-9

脚注

  1. ^ 上演情報 ちっちゃな英雄(ヒーロー) - サンリオピューロランド、2017年9月5日閲覧。
  2. ^ a b 『大切な仲間たち 〜ねずみ物語〜』118-120頁。
  3. ^ a b c 映画「ねずみ物語 ジョージとジェラルドの冒険」”. カカクコム(映画.com). 2018年1月20日閲覧。
  4. ^ a b ねずみ物語 ジョージとジェラルドの冒険(2007)”. スティングレイ(allcinema). 2018年1月19日閲覧。
  5. ^ “サンリオ、映画再参入――16年ぶり、12月に2作品。”. 日本経済新聞 朝刊 (日本経済新聞社): p. 5. (2007年6月3日) 
  6. ^ 映画『ねずみ物語』主題歌 MAYの優しい「KIZUNA」”. ジャパンミュージックネットワーク(BARKS) (2007年12月21日). 2018年1月19日閲覧。
  7. ^ 映画パンフレット『シナモン the movie/ねずみ物語〜ジョージとジェラルドの冒険〜』、「ねずみ物語〜ジョージとジェラルドの冒険〜」面10頁。

外部リンク




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