耳川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/28 18:04 UTC 版)
耳川 | |
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美郷町西郷区田代から上流方面
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水系 | 二級水系 耳川 |
種別 | 二級河川 |
延長 | 94.8[1] km |
平均流量 | -- m3/s |
流域面積 | 884.1[1] km2 |
水源 | 三方山(宮崎県・熊本県)[2][3] |
水源の標高 | 1,578 m |
河口・合流先 | 日向灘(宮崎県) |
流域 | 宮崎県 |
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耳川(みみかわ)は、宮崎県東臼杵郡および日向市を流れる二級水系の本流。美々津川とも呼ばれる。
耳川の戦いの古戦場で有名であるが、主戦場は南を流れる高城川(現在の小丸川)で、耳川は追撃戦が行われた場所である。一方、西南戦争では後半期に戦闘の舞台となり、両岸に長大な台場群が築かれた[3]。
地理
宮崎県と熊本県の県境をなす三方山に源を発し、椎葉村、諸塚村、美郷町(旧西郷村)を経て、日向市日向灘に注ぐ[2][3]。
源流部は九州の中心部に位置しており、原生的な自然河川で一帯は九州中央山地国定公園に指定されている[2]。
また上流部はダム湖と深い渓谷が連続している[2]。
河口部はリアス式海岸の湾となっている[2]。河口は日向市大字幸脇と日向市美々津町の境界にある。
流域の自治体
主な支流および利水施設
並行する交通
道路
脚注
- ^ a b 耳川水系河川整備計画 - 2024年3月、宮崎県。
- ^ a b c d e “耳川水系河川整備基本方針”. 宮崎県. 2025年2月1日閲覧。
- ^ a b c 宮崎県埋蔵文化財センター. “西南戦争関連遺跡総合調査 - 成果報告書”. 奈良文化財研究所. p. 9. 2025年2月1日閲覧。
外部リンク
固有名詞の分類
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