塚原ダムとは? わかりやすく解説

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塚原ダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/21 06:05 UTC 版)

塚原ダム
所在地 宮崎県東臼杵郡諸塚村
位置
河川 耳川水系 耳川
ダム諸元
ダム型式 重力式コンクリートダム
堤高 87m m
堤頂長 215m m
総貯水容量 34,326,000㎡ m³
着手年/竣工年 1931年/1938年
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塚原ダム(つかばるダム)は、宮崎県東臼杵郡諸塚村に建設された重力式コンクリートダム

概要

1931年着工、1938年完成。第二次世界大戦前に作られた日本のダムではもっとも高く[1]、日本初の近代的な機械化施工で造られた。コンクリート打設は当時最新式のバイブレーターを採用し、硬化時の発熱量を低減する中庸熱セメントの使用などコンクリートの品質向上や施工の合理化が図られた。ダムの天端などに凹凸高欄を施しており、西洋の城壁や万里の長城を意識したともいわれる[1][2]

文化庁の登録有形文化財、経済産業省の近代化産業遺産に選ばれている。

ダムの右岸には、建設中の殉職者44名を慰める慰霊碑が建立されている。慰霊碑を手掛けたのは、大分県臼杵市出身の彫刻家日名子実三である。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 塚原ダム [宮崎県](つかばる)ダム便覧
  2. ^ 塚原ダム ( つかばるだむ )宮崎県 教育委員会 文化財課


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