ジョセフ・カペリ(Joseph Capelli)
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「RESISTANCE (シリーズ)」の記事における「ジョセフ・カペリ(Joseph Capelli)」の解説
声: デイビッド・ボート (『RESISTANCE 2』)、ロビン・アトキン・ダウンズ(『RESISTANCE 3』)、吹替:西凛太郎(『RESISTANCE 2』)、置鮎龍太郎(『RESISTANCE 3』) 出生日: 1919年12月10日 (37-38歳) 二等兵→軍曹→伍長 ジョセフ・カペリは米国海兵隊員であり、彼のスキルとリーダーシップ能力にも関わらず、かなり無礼であることでも知られており、反抗的であり当局にたいして非常に無礼であったことから彼の軍事キャリアに大きく傷をつけることになった。最終的に刑務所に収監されるのを回避するためにセンチネルになるためのエイブラハム計画に志願することになった。キメラウイルスを注射され生存した少数のうちの一人となったが、消えない傷跡が残り、注射によって感情が不安定になってしまった。 セルパのブラボーチームの一員であったカペリは、キメラに対するセンチネルの作戦に参加したが、彼の反抗がチームに大きな損害を与えたとして伍長に降格となり、ネイサン・ヘイルが指揮を執るセンチネル・チームエコーに異動させられた。 カペリは、米国が侵攻されている中の共同で任務に当たっているときでもヘイルには無礼であり、上司であるヘイルがキメラウイルスに蝕まれ始めたとき、彼に近づきキメラへと変身し終わったら躊躇わずに撃つと伝えた。ヘイルは単にその脅しを受け止め、時間が来た時にそうするように勧めた。 アイスランドでの任務は失敗に終わり、エコーチームも半数が死亡してしまった。以前はヘイルに対して無礼な態度を取っていたカペリはデイダラスに致命傷を負わせられたヘイルを見つけて救出した。しかし、キメラへの変化が進み過ぎておりヒョードル・マリコフが進行を止めることはできなかった。 ヘイルが目を覚ました後、カペリは、自由防御ラインが崩れ、バトンルージュの保護キャンプだけが残っており、人々は餓死の危機に直面しているという過酷な状況を説明した。彼はその後、メキシコのチクシュルーブ・クレーターの上空に浮かぶキメラ艦隊を破壊する唯一の希望は、ブラックエデン作戦の核爆弾「ネリー」だと説明した。 カペリ、ヘイル、生き残ったセルパの兵士はシャトルに積み込む核爆弾を守った。カペリ、ブレイク少佐、ヘイルは、全艦隊の中心にあるキメラの旗艦に乗り込み、リアクターへと向かった。爆弾を運んでいたブレイク少佐と彼の部隊が殺された後、カペリはヘイルを爆弾に向かわせた。2人はデイダラスを殺して爆弾を設置した後かろうじて脱出に成功した。核爆発によりEMPが発生したことで、シャトルが操作不能になりメキシコの海岸の近くで墜落しカペリは意識を失った。目を覚ました後シャトルの外に出たカペリは、空の2つの球状の物体を探しているヘイルを見つけ、それらが何であるかを尋ねた後、カペリはヘイルがキメラに変身し終わったことを理解した。カペリは即座に銃をヘイルに向け下がるよう命じたが、ヘイルの返事は「これはほんの始まりだ」と述べるだけだった。カペリはヘイル殺害を躊躇するが、選択肢がないことを知っていた。彼の以前の態度や中尉への脅しとは対照的に「お許しを中尉 光栄でした」と言いヘイルを射殺した。 『RESISTANCE 3』では、ジョセフ・カペリはヘイル・ワクチンを接種され、ネイサン・ヘイルの死の責任で軍隊を不名誉除隊となった。その結果、彼はすでに米国を征服したキメラとの戦いを断念し、ヘイブンに到着するまで辺境を徘徊し野生で生き残っていた。ヘイブンではオクラホマ州のヘイルの乳姉妹であるスーザン・フェアリーに出会い、2人は結婚し息子のジャックを授かった。それ以来カペリは4年の間、彼の新しい家族と一緒にヘイブンに留まり、生き残った人類の多くのように隠れてキメラから家族と家を守っていた。 1957年8月9日、カペリはヒョードル・マリコフ博士と再会した。マリコフ博士は、地球を冷却し人類の生き残りを効果的に消滅させるためのニューヨークのキメラタワーを破壊する任務に彼をリクルートした。カペリは家族と離れることを望まず、マリコフの誘いを拒否した。テラフォーマーによって破壊されようとしていた町の住民を避難させるのを手伝った後、カペリはスーザンと合流したが、スーザンはマリコフと一緒に行くように促した。カペリは妻の説得に従いマリコフと一緒にニューヨークへ向かい始めた。 2日後、ミシシッピ川をボートで進んでいる間にカペリとマリコフは濃霧に遭遇したうえ、ライツバーグの水浸しのゴーストタウンを通過しなければならなかった。 道中に彼らはグリムによって取り囲まれ、その後、ドロップシップやドローン、ロングレッグスから逃れたが、ボートはゴリアテによって破壊されてしまった。 カペリとマリコフは幸運にも生き残ってセントルイスに到着し、そこではレムナントと呼ばれる地元のレジスタンスグループと協力した。 彼らのリーダーのチャーリー・テントは、カペリにキメラのドロップシップから電力コアを取得して、VTOLに動力源を供給する手助けをしてもらう代わりに彼にマリコフとニューヨークまで運ぶと提案した。カペリは、レムナントがキメラのドロップシップを待ち伏せするのを手助けした。キメラの反撃と野生のウィドウメイカーの干渉により計画が少し狂ってしまったが、動力源を得ることに成功し、カペリとマリコフはレムナントのVTOLに乗ってニューヨークまでの移動手段を得ることが出来た。 途中、VTOLはマウントプレザント上空でキメラのドロップシップの攻撃を受け、ドッグファイト中にカペリは地面に落下した。 放棄された電車敷地内を歩き、マリコフと再会した。二人は町の石炭採掘施設を隠れ家としているジョナサンとジーン・ローズが率いる宗教団体のメンバーによって発見された。カペリはニューヨークに向かう列車の修理をしてもらうのと引き換えに、地元の人間が「サタン」と呼ぶ山中の炭鉱トンネルを巣にしている巨大なキメラ怪物を殺す手伝いをすることになった。激しい戦いで何とかカペリはサタンの殺害に成功し地元の人々は列車を提供した。 彼らが列車で旅を続けている時に、マリコフはブラックエデン作戦が失敗した4年前にセルパがニューヨークのタワーに攻撃をしかけたが1000人以上が犠牲になったとカペリに説明した。 マリコフは彼らが成功する確率は極わずかだったとし、再び家族に会えないかもしれないとカペリに警告した。マリコフはキメラは完璧な殺人マシーンではあるもののハイブマインドの命令に従うだけで自由意志や知性はなく理論的にはそれを利用する方法があるかもしれないと指摘した。 後に、彼らの列車が「看守」と呼ばれる近くのグレートフォード刑務所の受刑者からなる暴力的な生存者の集団の襲撃を受けた。カペリは列車に乗り込もうとする看守達を撃退するも戦闘に気づいて向かってきたウィドウメイカーにより列車は転覆させられた。 その後、残忍な看守達のリーダーのミックカトラーがマリコフを殺害した後、カペリは刑務所に連行されていき、看守たちの余興としてグリム、リーチ、その他の囚人と戦うことを強いられた。 彼の試練を生き残った後カトラーの残忍さに悩まされ脱出を望んでいたハーバート・サウィッキーがカペリに近づき逃走プランを提案した。プランは 近郊のキメラに刑務所を調査させないようにするため「異常なし」の信号を送り続けるように改造された看守達のセキュリティドローンを無効にし、その後混乱の中刑務所を脱出するというものであった。 カペリは3台のドローンを停止させることができた。カトラーはカペリとハーバートの計画を理解しており、最後のドローンを移動させるも数多くのパトロールドローンが刑務所に向かってくる程信号が弱まっており、その後多くのドロップシップが襲来した。看守達が調査のために刑務所を訪れたハイブリッドの撃退に必死になっている時、ハーバートは看守達の残酷な娯楽のために閉じ込められていた他の捕虜を解放していた。一方、最後のドローンを追っていたカペリは止めようとするカトラーと壮絶な殴り合いになるも圧倒し最後にはマグナムで射殺しマリコフの死の復讐を果たした。セキュリティシステムが喪失したため総攻撃を開始したキメラに看守達は圧倒されていった。カペリ、ハーバート、他の囚人たちは混乱に乗じて脱出した。その後、カペリはハーバートと他の人達に助け合って生きていくようアドバイスし単独でニューヨークに向かっていった。 キメラが占領中の雪と氷に包まれたニューヨークに到着したカペリは、放棄された建物の中に入った。室内の無線機を見つけるとカペリは家族に別れのメッセージを放送し、マリコフの死でタワーを破壊する可能性は失われたとの懸念を語った。しかし彼は任務の続行を決めた。 荒廃した街を通り抜けた後、彼は最終的に彼のVTOLでチャーリー・テントによって救助されるまでキメラ軍の武力に圧倒された。チャーリーは妻の指示でカペリをオクラホマ州に戻すことを求められていたが、カペリはニューヨークに留まりタワーを閉鎖することに決め、テラフォーマーを乗っ取ってタワーに衝突させ地球を寒冷化させているワームホールを閉じる捨て身の計画を立てた。チャーリーと一緒にカペリはテラフォーマーのコアルームに入り込み原子炉の破壊に成功したが、コアの中心部に押し戻されそこで命懸けでキメラ軍を追い払うもプラットホームからテラフォーマーのビームに向かって落下してしまう。幸運にも間一髪でチャーリーによって救助され彼らはニューヨークから飛び去った。破壊されたテラフォーマーが塔に衝突し、タワーが重大な損害を受け電力サージが崩壊したことで最終的にワームホールは閉じられた。カペリはオクラホマ州に戻りそこで家族と再会した。
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