クォン大陸とミンダルシア大陸(現代)
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「ヴァナ・ディール」の記事における「クォン大陸とミンダルシア大陸(現代)」の解説
クォン大陸とミンダルシア大陸、およびその周辺には、全部で18の地域(リージョン)が存在している。 ロンフォール(クォン大陸西部) サンドリア王国のある森林地帯。サンドリア王国の王都攻略のために派遣されたオーク帝国軍の先遣隊が駐留しているゲルスバ山(ゲルスバ野営陣、ゲルスバ砦、ユグホトの岩屋)や、サンドリア王国中興の祖である龍王ランペールの墓などが存在する。この龍王ランペールの墓の最深部には、黒龍ヴリトラが姿を現すことがある。また、ユグホトの岩屋を抜けた先にあるホルレーの岩峰には温泉が沸いている場所がある。 ザルクヘイム(クォン大陸中原) 港町セルビナを中心に、バルクルム砂丘、ラテーヌ高原、コンシュタット高地が広がるクォン大陸中原地域。コンシュタット高地の東部には、大規模な事故が起きたために閉山されたグスゲン鉱山があり、内部にはその事故で死んだ者達の亡霊が彷徨っている。また、ラテーヌ高原には、ところどころに深い谷間が出来ており、その谷底からオルデール鍾乳洞と呼ばれる鍾乳洞へ入ることができる。 グスタベルグ(クォン大陸南部) 岩山が連なり、荒野が広がっている土地で、バストゥーク共和国がある地域。グスタベルグ北部は崖によって東西が分断されている。崖の西側には、臥竜の滝と呼ばれる滝の見える橋があり、この橋を越えて行くことで、ザルクヘイムのコンシュタット高地へと抜けられる。なお、崖の東側からこの道へ行くためには、一度グスタベルグ南部を経由してくる必要がある。この崖の東側の北東部にある岩山には、地底都市ムバルポロスやパルブロ鉱山の入口がある。グスタベルグ西部にはダングルフの涸れ谷と呼ばれる谷があり、ここを抜けると臥竜の滝の滝つぼへ辿り着ける。 ノルバレン(クォン大陸東部) かつてサンドリア王国ラヴォール村があった地域。この村は約10年前にオーク帝国軍に占領され、ダボイと名を変え、オーク帝国軍の本拠地となっている。サンドリア王国の先祖が眠るエルディーム古墳のあるバタリア丘陵や、ダボイのあるジャグナー森林がある。このジャグナー森林の奥にはファノエ運河と呼ばれる運河があり、パージと呼ばれる船が、ギルド桟橋 - サンドリア王国間を航行している。また、ジャグナー森林では「バリスタ」と呼ばれる対人戦 (PvP) が開催されることがある。 デルフラント(クォン大陸東部) クォン大陸から大陸の東にあるバストア海に向かって突き出している半島地域。クゥダフ兵団の本拠地であるベドーと、その周辺に広がる湿地帯パシュハウ沼、ロランベリーを栽培している耕地帯ロランベリー耕地がある。なお、このロランベリー耕地の南西部にはクロウラーの巣と呼ばれる洞窟があり、洞窟を抜けてのみ辿りつけるロランベリー耕地の高台には時々怪鳥シムルグが姿を現すことがある。また、パシュハウ沼では「バリスタ」と呼ばれる対人戦 (PvP) が開催されることがある。 フォルガンディ(クォン大陸北部) クォン大陸北方にある北壁と呼ばれるアシャク山脈のさらに北に位置するツンドラ地帯。ロンフォールからラングモント峠を抜けることでのみ辿り着ける。ボスディン氷河を中心にフェ・インやソ・ジヤなどの遺跡が点在(フェ・インはボスディン氷河の北東部に入口が1つあるだけだが、ソ・ジヤの入口はボスディン氷河に複数存在)する。フェ・イン、ソ・ジヤ共に古代人の都市であったといわれるが、その様式は大きく異なっている。 バルドニア(クォン大陸北部) フォルガンディにあるボスディン氷河の奥地から行ける雪と氷に閉ざされた土地。水晶大戦最大の激戦地であったザルカバードと呼ばれる東西に長い谷、闇の王の居城であるズヴァール城(城内は外郭と内郭の2つのエリアに分かれている)、千人落としの崖と呼ばれる絶壁の存在するウルガラン山脈がある。なお、このウルガラン山脈にある熊爪嶽の近くに、世界龍ヨルムンガンドが姿を現すことがある。 ヴォルボー(クォン大陸南西部) クォン大陸に属するが、水晶大戦期におきた謎の地殻変動により、クォン大陸の内陸部からは直接行くことが出来なくなってしまった(一応、バルクルム砂丘からグスタフの洞門を抜けてくれば辿り着けるが、洞門を抜けてすぐの所で崖になっており、その先へ進むことができない)半島地域。現在では、クゾッツ諸島のゼプウェル島から、クフタルの洞門と呼ばれる洞窟(トンネル)を抜けることで辿り着ける。岸壁と砂丘が大半を占めるテリガン岬や、アダマンタスやアスピドケロンなどの巨大な亀が出没する慟哭の谷がある。 ムバルポロス(クォン大陸南部) 獣人ゴブリン族の氏族であるモブリンたちの住まう地底都市で、旧市街と新市街の2つで構成されている。グスタベルグ北部に入口があり、グスゲン鉱山内に繋がる地下道が存在する。なお、都市の最深部には、巨大なクリスタルが発見された2716号採石場がある。 サルタバルタ(ミンダルシア大陸南部) ウィンダス連邦のあるステップ地帯。獣人ヤグード族の都市ギデアスや、ホルトト遺跡がある。このホルトト遺跡の入口となっている魔法塔と呼ばれる建造物はサルタバルタに幾つかあり、その内の1つからウィンダスの地下に広がるトライマライ水路に繋がる魔封門へと行ける。なお、この魔封門を開くためには、白魔道士、黒魔道士、赤魔道士の3人が必要になる。 コルシュシュ(ミンダルシア大陸中央部から東部) アトルガン皇国への船が出ている港町マウラのあるブブリム半島や、タロンギ大峡谷などがある乾燥地帯。なお、ブブリム半島北西部からタロンギ大峡谷北東部にかけて、シャクラミの地下迷宮と呼ばれる洞窟が広がっている。また、コルシュシュ南部にあるビビキー湾からは、マナクリッパーと呼ばれるプルゴノルゴ島行きの船や、ダルメルロック、マリヤカレヤリーフなどの名所を巡る遊覧船が出ている。 アラゴーニュ(ミンダルシア大陸北部から北西部) 約460年前に鉄血王ランフォルによって築かれた砦を元に再構築されたガルレージュ要塞があるソロムグ原野や、ヤグード教団の本拠地であるオズトロヤ城があるメリファト山地、パラダモの丘と呼ばれる丘があり、また、渾沌龍ティアマットの出没するアットワ地溝などがある乾燥地帯。なお、このアットワ地溝は、アラゴーニュ地方に属するエリアではあるが、コルシュシュ地方にあるシャクラミの地下迷宮を経由することでしか辿りつけない。また、メリファト山地では「バリスタ」と呼ばれる対人戦(PvP)が開催されることがある。 リ・テロア(ミンダルシア大陸北東部) アラゴーニュにあるメリファト山地の北東に広がる針葉樹林帯。女神アルタナ信仰において聖地とされるジ・タや、古代の神殿跡であるロ・メーヴなどがある。ロ・メーヴの奥にある神々の間には、女神アルタナと男神プロマシアを模った像がある。なお、聖地ジ・タにあるボヤーダ樹という巨大な樹木の中から、龍のねぐらと呼ばれる場所へ至ることができ、ここには時々ファヴニルやニーズヘッグなどの巨大な竜が出没する。 クフィム(クフィム島) ジュノ大公国の北東、シュ・メーヨ海に浮かぶ三日月の形をした島。ジュノ大公国の最下層から洞窟を抜けることで辿り着ける。島の中央には、デルクフの塔と呼ばれる全12階層(最上階の天輪の間と地下フロアを含めると全14階層)からなる巨大な古代の建造物がそびえる。また、このデルクフの塔の裏手にある洞窟から、魔獣ベヒーモスの出没する(広範囲に渡り隕石を降らせる強力な黒魔法「メテオ」を使うキングベヒーモスが出没する場合もある)ベヒーモスの縄張りと呼ばれる場所へ行ける。 クゾッツ(クゾッツ諸島) アルテパ砂漠と呼ばれる広大な砂漠の広がるゼプウェル島を中心としたクォン大陸の南西にある諸島。ゼプウェル島へはバストゥーク共和国よりコロロカの洞門と呼ばれる洞窟(トンネル)を抜けてくることで辿り着ける。アルテパ砂漠には、獣人アンティカ族に滅ぼされたガルカの都跡(現在は、流砂洞と呼ばれている)や、オアシスに作られた町ラバオがある。なお、アルテパ砂漠には、ガルカの都跡以外にも古代ジラート人の遺跡も存在している。 低地エルシモ(エルシモ島西部) ユタンガ大森林と呼ばれる熱帯雨林が広がるエルシモ島西部地域。ジュノ大公国から出ている飛空艇で辿り着けるミスラ族の村カザムの他に、海賊たちの住まうノーグのある海蛇の岩窟がある。なお、この海蛇の岩窟には、獣人サハギン族も住んでいる。ユタンガ大森林の北東には、イフリートの釜と呼ばれる火山帯があるが、低地エルシモ側から直接行くことはできない。 高地エルシモ(エルシモ島東部) ヨアトル大森林と呼ばれる熱帯雨林が広がるエルシモ島東部地域。こちらの方が西部に比べて海抜が高いため、高地と呼ばれる。ヨアトル大森林には、獣人トンベリ族が住まう寺院遺跡であるウガレピ寺院と、その地下に広がる怨念洞、そして、ヨアトル大森林の北にあるイフリートの釜と呼ばれる火山地帯への入口がある。 タブナジア群島(タブナジア群島) かつてはクォン大陸の一部であったが、水晶大戦中におきたある出来事により、大陸から切り離され、群島となった地域。水晶大戦時に滅ぼされたタブナジアの都を遠くに見ることができる丘があるルフェーゼ野、曜日によって構造の変化する礼拝堂、突如として空中に浮かび上がってしまったリヴェーヌ岬(現在では、リヴェーヌ岩塊群と呼ばれている)などがある。なお、このリヴェーヌ岩塊群には、他のエリアでは見かけることのできないヒポグリフ族のモンスターが生息している。 このタブナジア群島は、ストーリーによる進入制限エリアが最も多い地域でもあり、この地域にあるエリアは、プロマシアに関わるストーリーを進行させていかないと進入すらできない場所が多い。
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クォン大陸とミンダルシア大陸(過去)
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現代から20年前の水晶大戦期のクォン大陸とミンダルシア大陸。全部で8つの戦線(リージョン)が存在している。 冒険者(プレイヤー)は傭兵として、過去の三国(サンドリア、バストゥーク、ウィンダス)の一つに所属し、カンパニエと呼ばれる獣人血盟軍との勢力争いに参加することになる。現代のシグネットに代わりシギルという戦績計算・支援システムが存在し、後述するアトルガンでのサンクションも合わせ、それぞれが上書き関係にある(どれか一つに参加すると以前の効果が消える)。 大戦中であるため、街の機能は制限されている。現代のような食料品店や雑貨屋などはなく、NPCにより限られた種類の品物が取引されている。競売所のある場所は傭兵のための施設となっている。 ロンフォール戦線(サンドリア周辺) サンドリア王都とロンフォール東部の戦域。 サンドリア王都には南サンドリア区にのみ立ち入ることができる。 現代とは異なり、西ロンフォール、ラテーヌ高原方面、および、ラングモント峠方面へは行く事が出来ない。ただし、現代には存在しない通路によりジャグナー森林方面への直通ルートが存在している。 ノルバレン戦線(ラヴォール村周辺) ジュノ西部とジャグナー森林地域の戦域。 ジャグナー森林南部に位置するラヴォール村は、現代ではオーク帝国軍により破壊されてしまっているが、この当時はまだ家屋などが点在しており、村としての姿を留めている。ただし、現代での歴史とは異なり、既にオーク帝国軍により占拠されている。 なお、ジャグナー森林はオーク帝国軍により、各地にバリケードが築かれており、迷路のような状態になっている。 デルフラント戦線(ベドー周辺) ジュノ南部とパシュハウ沼地域の戦域。 現代では立ち入ることの出来ないブンカール浦という地域が存在するが、こちらの戦域から進入することは出来ず、ノルバレン戦線のジャグナー森林方面からの進入が基本となる。 グスタベルグ戦線(バストゥーク周辺) バストゥーク首都とグスタベルグ北部の戦域。 バストゥーク首都には商業区にのみ立ち入ることができる。 現代とは異なり、コンシュタット高地方面へは行くことが出来ない。その代わり、現代では入山することすら困難といわれているグロウベルグという山を越えることで、パシュハウ沼方面へ行くことが出来る。 また、北グスタベルグの中央の崖には、現代では失われてしまった道が存在しており、南グスタベルグを回ることなく、北グスタベルグの西部と東部を行き来出来る。 アラゴーニュ戦線(オズトロヤ城周辺) ジュノ東部とメリファト山地地域の戦域。 この当時は、ガルレージュ要塞の床が崩落しておらず、現代では到達し辛い第2魔防門の先や、第3魔防門の先にも容易に行くことが可能。 サルタバルタ戦線(ウィンダス周辺) ウィンダス聖都とサルタバルタ西部の戦域。 ウィンダス聖都には水の区にのみ立ち入ることができる。 現代とは異なり、タロンギ大峡谷方面へは行くことが出来ない。その代わり、現代では破壊されたまま打ち捨てられているカルゴナルゴ城砦を経由することで、メリファト山地方面へ行くことが出来る。 ボスディン戦線(ボスディン氷河) 闇の王の居城ズヴァール城のあるザルカバードへと至る唯一の道となる戦域。 現代とは異なり、ラングモント峠から来ることは出来ない(行くことも出来ない) バタリア丘陵北西部に、現代では壊れてしまっており使えなくなってしまっている通路が存在しているため、そこを経由して行き来することになる。 現代には存在しないアンフィプテレと呼ばれる東洋の龍に巨大な翼が生えたような外見をした巨大な鳥(見た目は飛竜のようだが、竜族ではない)が飛びまわっている。 また、ボスディン氷河北部の階段状に連なっている崖には、現代では存在しない穴が崖上に幾つか空いており、それらの穴に飛び込むことで、崖下へと一気にショートカットすることが可能である(逆は不可能)。 ザルカバード戦線(ズヴァール城周辺) 闇の王の居城ズヴァール城とその周辺の戦域。 ズヴァール城周辺は、ボスディン氷河同様にアンフィプテレが空を飛びまわっている。 ズヴァール城内の構造は現代とあまり大きな差はない。
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