インダストリアル・イリュージョン社
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「遊☆戯☆王R」の記事における「インダストリアル・イリュージョン社」の解説
天馬 夜行(てんま やこう) 実子をもうけなかったペガサス・J・クロフォードが自身の後継者を確保する為に、世界中から集め育てた孤児「ペガサスミニオン」の一人。 遊戯の所有する神のカード「幻神獣」とは存在を異にする三枚の神のカード(邪神獣)「邪神アバター」「邪神ドレッド・ルート」「邪神イレイザー」の全てを所有する。R・A計画(Rebirth of Avatar)を企て、今回の事件を引き起こす。「邪神」の高速召喚に特化した従属神デッキを使用。敬愛していた亡きペガサスに未完成を意味する「ラフ・ダイヤモンド」と評された為、ペガサスに「パーフェクト」と評された兄・月行に対して強いコンプレックスを抱いている。 天馬 月行(てんま げっこう) 天馬 夜行の双子の兄。「ペガサスミニオン」の中でペガサスから唯一「パーフェクト・デュエリスト」と評された。 ペガサスが他界した後は、その代行としてインダストリアル・イリュージョン社(略称、I2)の立て直しに尽力した。「邪神ドレッド・ルート」を初めて召喚した(正確には夜行の呪縛によって召喚させられた)デュエリスト。対幻神獣を想定したデッキを使っていたが、夜行の呪縛から解放された後は遊戯と行動を共にし、特殊能力を持つエルフモンスターを主力とした彼本来のデッキを使用する。彼の「パーフェクト」とは、成長が完了している=成長しきっているという意味での「パーフェクト(=コンプリート)」であり、普段言われる意味でのパーフェクトとは弟の夜行を指すと述べている。遊戯とのデュエル後、彼に1枚のカードを渡していた。 ペガサス・J・クロフォード 本作に登場するカードゲーム「マジック&ウィザーズ」の生みの親、天才ゲームデザイナー。 前作「遊☆戯☆王」の「決闘者の王国編」終盤で獏良 了に暗殺された。天馬 夜行は彼を蘇らせるために、R・A計画を実施する。 Mr.クロケッツ ペガサスの生前から仕えていた執事。 主の逝去後は後継者である天馬兄弟に従い、遊戯と月行のデュエルを見届けた。
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インダストリアル・イリュージョン社
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「遊☆戯☆王の登場人物」の記事における「インダストリアル・イリュージョン社」の解説
マジック&ウィザーズ(アニメ版ではデュエルモンスターズ)の製造・販売を行っているゲーム会社。略称I2。名誉会長はペガサス・J・クロフォード。 海馬コーポレーションと提携して、マジック&ウィザーズのモンスターのソリッドビジョン化に成功している。アナザーストーリー『遊☆戯☆王R』、アニメ第三作『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』にも登場。 ペガサス・J・クロフォード 詳細は上記項目を参照。 Mr.クロケッツ 声 - 永野善一 ペガサスの忠実な執事。 決闘者の王国 決勝トーナメントでは司会進行役を務める。 海馬には卑しい態度を取っていたが城に入れないと悟った海馬によってトランクで殴られた上、人質として銃を突きつけられてしまう(アニメ版では人質描写はカット)。ペガサスの敗北後、遊戯たちにペガサスが海馬コーポレーションを手に入れようとした理由を教え、賞金の小切手や海馬のジェラルミンケースも渡した。 アニメオリジナルのドーマ編ではペガサスの命令を受け、遊戯たちをアメリカに案内する。 英語版での名前はCroquet。 猿渡(さるわたり) 声 - 滝下毅(アニメ第一作)/ 稲田徹(アニメ第一作劇場版)/ 岡崎雅紘(アニメ第二作) I2社の社員。 DEATH-T編で初登場。元々は海馬コーポレーションでモクバの護衛をしていたが、初登場した時点でI2社に寝返っており、海馬コーポレーション内の情報をI2社に流していた。王国でモクバを再度捕らえた際にそのことを明かし、遊戯と死者の腹話術師のデュエルの最中、モクバをペガサス城に再度連行した。海馬と対面した際はクロケッツを人質にした海馬に驚愕しながらも彼にモクバが入手したスターチップを手渡している。ペガサス敗北後は海馬を解放した。 初登場のDEATH-T編では角刈りヘアーだったが、再登場となる王国編では角のような尖った頭をした髪型になっている(モクバには最初誰だか気付かれなかった)。 アニメ版第1作目の劇場版では、デュエルモンスターズ大会への出場を拒む遊戯と翔吾を襲うも城之内に阻まれる。しかし、別の黒服が逃げた2人を襲い、遊戯の千年パズルと翔吾のレッドアイズを強奪した。 アニメ版第2期では強制退去されることになった少年を捕まえた際、本田に一本背負いされながらも受け身からの飛び蹴りを本田に浴びせている。DMクエスト編ではビッグ5側で活動し、海馬を救出しようとするモクバを追跡。モクバと遊戯たちがDMクエストに赴いている間、彼らを守っている本田と杏子を追い詰めるが、遊戯たちが海馬を救出し、ゲームクリアもしたことで退くことになる。 英語版での名前はKemo。 死者の腹話術師(ししゃのふくわじゅつし) 声 - トニーヒロタ I2社から派遣されたプレイヤーキラーの1人。 痩身体系の不気味な印象を持つ腹話術師。口は不気味なマスクで隠されている。 海馬の操り人形を片手に猿渡が盗んだ海馬のデッキで遊戯とのデュエルを展開。「青眼の白龍(以下、2枚目青眼)」で遊戯を追い詰めながらも海馬が意識を取り戻したことで2枚目青眼は消滅し、最終的には遊戯の手で蘇生された2枚目青眼を用いたコンボ攻撃で敗北。愛用の人形が自身の姿に変化する罰ゲームを受ける。なお、フィニッシャーとなった2枚目青眼は遊戯からは「海馬の魂の宿ったカード」と称された。 アニメ版では死の物真似師(しのものまねし)という肥満体型の別人に変更されている。 闇のプレイヤーキラー 声 - 金子はりい I2社の社員で、同社から派遣されたプレイヤーキラーの1人。 大柄な男で威圧的な容姿の持ち主。真夜中に島に残っているデュエリストに強引にデュエルを挑んでは「闇晦ましの城」でフィールド全体を闇で覆い隠し、闇に身を隠しながら敵を攻撃する戦術で勝利し、スターチップを奪う文字通りのプレイヤーキラー。そのため、両腕に大量のスターチップを宿した腕輪を着用している。 夜、テントで休んでいる舞を強引にデュエルに連れ込み勝利。デュエル中の舞の悲鳴で駆け付けた闇遊戯とも戦いここでも「闇晦ましの城」でフィールド全体を闇で覆い隠す戦法を披露するが、闇遊戯の話術によって冷静さを失う。魔法カード「光の護封剣」が勝利の切り札であることをを召喚する前に明かされるとついでに罠カード「六芒星の呪縛」を伏せる。しかし、冷静さを失っていたからか伏せたカードを「光の護封剣」と勘違いし、直後に「カードを狩る死神」を出して除去しようとするが、「六芒星の呪縛」によって捕獲されてしまう。また、味方モンスターで闇遊戯のモンスターを攻撃するも場に出したカードの位置が捕獲された「死神」の位置と被ってしまい、それを攻撃してしまい自爆。そしてついに「光の護封剣」を召喚され闇を消されることになった。デュエリストとしての実力も「安全な場所を確保しなければ攻撃できない臆病者」だと見抜かれる。「カオスシールド」で防衛に回るも、「竜騎士ガイア」の自爆攻撃で「闇晦ましの城」の外壁が崩れ落ちると「光の護封剣」が消えた城は浮遊力を失い落下。さらに「カオスシールド」によってモンスターの逃げ場は失われたため全滅し敗北。舞のスターチップを奪い返され罰ゲームで精神を闇に閉じ込められ失明した。作中では特に闇遊戯から辛辣な評価を受けた人物だが、デュエル自体は正々堂々と行っており、戦いを有利に進めるためにイカサマや小細工を用いることもなかった。舞を奇襲した際もデュエルを申し込む以外に特に手を出していない。 なお、遊戯とのデュエルでは遊戯の足りない分のスターチップは遊戯自身が自分の命で補うことにし、闇のプレイヤーキラーはワイヤーロープを遊戯の首に巻き付けた。アニメ版では不足分のスターチップの代わりを遊戯の命で補う提案をしたのは闇のプレイヤーキラーとなり、ワイヤーロープはデュエル・リングから出現させた火炎放射器に変更された。敗北の罰ゲームもマインドクラッシュとなった。 英語版での名前はPanik。 迷宮兄弟(めいきゅうきょうだい) 声 - 松山鷹志(迷)、西村仁(宮) I2社から派遣されたプレイヤーキラーにして、双子の兄弟であり、兄が迷、弟が宮である。 地下ダンジョンの番人を称し、地下深くに築かれた迷宮フィールドで闇遊戯・城之内組と対戦、シリーズ初のタッグデュエルを行なう。迷宮という特異なフィールドを利用する一方、「迷宮の魔戦車」やペガサスが自分たちのために作ってくれた「ゲート・ガーディアン」などの強力モンスターで2人を苦しめるが、最後は遊戯と城之内の結束の力で生み出された「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」の前に敗れた。デュエルに敗れた後は「迷」と「宮」の書かれた扉どちらかが地上に繋っており、どちらかを当てれば地上に帰れるというルールでクイズを出して遊戯達を迷宮に閉じ込めようとするが、正解は1/2の確率にも関わらず正解を当てることは不可能と自信を持ちすぎた表情を見せたことから闇遊戯は疑問を抱き、トリックを見抜いた闇遊戯がクイズに正解して迷宮を脱出。実際扉は両方とも同じ通路に出るようになっており、デュエルを行うペガサスの手下では唯一最後の最後までイカサマをしていた。 最終回のエピローグにおいては、万里の長城で舞・ヴィヴィアンのタッグとデュエルを行っている。また、DM8でも万里の長城に登場。 続編のGXでも登場。クロノス教諭の命でデュエル・アカデミアを訪れた刺客とされ、十代と翔の在退学を賭けた対戦相手を務め、劇中では遊戯と戦った伝説のデュエリストと呼ばれていた。 英語版での名前はParadox Brothers。
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