『マクロス7』時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 15:09 UTC 版)
「マクシミリアン・ジーナス」の記事における「『マクロス7』時代」の解説
ミリアとの間に7人の娘をもうけるが、そのうちの末娘が『マクロス7』に登場するバンド「Fire Bomber」(のちの「サウンドフォース」)のメンバーにして同作のヒロインに当たる、ミレーヌ・フレア・ジーナスである。 2038年、第37次超長距離移民船団マクロス7船団長兼、超大型可変万能ステルス宇宙攻撃空母バトル7艦長に就任する。副長としてミリア、オブザーバーとしてかつてゼントラーディ軍で記録参謀を務めたエキセドル・フォルモが同乗し、ミリアはのちに都市艦シティ7の市長に就任する。 出航から7年後の2045年、マクロス7船団は謎の敵勢力「バロータ軍」の襲撃を受ける。この時点ですでに50歳で老境に差しかかっているが、青年期とほぼ同様の若々しい容姿を保っており、ブリッジに勤務する女性たちの憧れの的となっている。仕事のほか、冷め切った夫婦仲やミレーヌの将来に頭を痛める日々が続く。一方、バロータ軍およびそれを率いる地球外生命体「プロトデビルン」との戦いでは、未知の目的による行動や超常的な攻撃に翻弄されながらも天才的な勘にもとづく指揮や、ときに危険をともなう賭けによって数々の危機を乗り越えてゆく。 天才パイロットとうたわれた往年の腕は健在で、2046年2月にはみずから立案・指揮する対プロトデビルン奇襲突撃作戦「オペレーション・スターゲイザー」で青いVF-22Sを駆り、同作戦の切り札となる。じつは新型機の採用が決定するたびに自分の専用機を確保しており、つねに前線復帰に備えていたという。同月の対プロトデビルン最終戦では、バトル7を撃沈されながらもふたたびVF-22Sで出撃し、赤いVF-22Sに乗ったミリアと共闘する。 劇場版『マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!』には、五女のエミリアが登場する。同作品にマックスが直接登場することはないが、エミリアの部屋の場面でミレーヌが赤子のころのジーナス夫妻と7人の実の娘を写した集合写真が描かれている。 漫画『マクロス7 トラッシュ』では、主人公のシバ・御堂はマックスの隠し子ではないかと噂されるが、真相についてはみずから「妻以外の女性との間に子供が居るような… / そんな人間じゃあない」と述べ、血のつながりを明確に否定する。
※この「『マクロス7』時代」の解説は、「マクシミリアン・ジーナス」の解説の一部です。
「『マクロス7』時代」を含む「マクシミリアン・ジーナス」の記事については、「マクシミリアン・ジーナス」の概要を参照ください。
『マクロス7』時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 15:02 UTC 版)
「ミリア・ファリーナ」の記事における「『マクロス7』時代」の解説
2038年、第37次超長距離移民船団マクロス7の船団長兼、超大型可変万能ステルス宇宙攻撃空母バトル7の艦長となったマックスとともに乗艦し、副長に就任する。その後退役し、2042年4月、民間人居住区「シティ7」の選挙で90%以上の支持を得て市長に当選する。 作中の2045年時点で49歳(地球人に換算)。市民からの大量の苦情メールを寄せられる場面はあるが、支持率はつねに90%以上と絶大な信頼を得ている。依然若々しいが市長として厳格であり、末娘(七女)のミレーヌ・フレア・ジーナスに何かと干渉する「教育ママ」となっており、娘と教え子であるガムリン・木崎の見合いを画策するなど、ときに度が過ぎるほどの干渉を行う。マックスとの夫婦関係はさらに冷え込み、別居状態(市民には極秘)が続いているうえ、ことあるごとに意見の衝突を繰り返す。言葉遣いは男性語を用いていた前作とは異なり、女性語を用いるようになっている。 生来の勝気で激しい気性は変わらず、公の要職にありつつも、ときには市民を守るという使命感や思い込みから、みずからバルキリーに乗って出撃したり、ジャミングバーズの選考オーディションに応募するといった突飛な行動に出ることもある。また、年齢に関することには敏感に反応し、「おばさん」呼ばわりされて激怒したり、怪我の治りが早いのを若さが理由だとしたりする。 パイロットとしての腕も健在で、シティ7漂流時には前線復帰し、保存していたかつての愛機VF-1J(パーソナルカラーである赤色)で居住区を守る。ガムリンがVF-1Jを無断使用し撃墜されたあとは、ダイアモンドフォース専用のVF-17S(金龍機。コールサインはD1を継承)を無断でパーソナルカラーの赤に塗装して出撃する場面もある。 難局を乗り切るなかでマックスとのわだかまりは次第に解消され、かつての夫婦愛が再燃する。スターゲイザー作戦でマックスが出撃したさいには一時的にマクロス7艦長代理を務め、対プロトデビルン最終戦では最新鋭の赤いVF-22Sを駆り、往年の絶妙なコンビネーションを見せる。 テレビ未放映エピソード「どっちが好きなの?」では風邪を不治の病と勘違いして周囲を振り回す。同じく未放映エピソード「最強女の艦隊」では、マクロス7船団が宇宙で出会った残存ゼントラーディ(メルトラン)艦隊に和平交渉を申し込むが決裂。カルチャーショックを与えるために、マックスとともにその艦隊に赴き、マックスを自分の夫と紹介。驚くメルトランたちの目前で、キスを敢行する。 劇中では歌う場面が複数あり、ドラマCD『マクロス7 ドッキングフェスティバル 歌は銀河を救う』では演じている竹田の希望で「与作」を歌う。
※この「『マクロス7』時代」の解説は、「ミリア・ファリーナ」の解説の一部です。
「『マクロス7』時代」を含む「ミリア・ファリーナ」の記事については、「ミリア・ファリーナ」の概要を参照ください。
『マクロス7』時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 15:51 UTC 版)
「エキセドル・フォルモ」の記事における「『マクロス7』時代」の解説
『マクロス7』では「マイクローン化すると脳の記憶容量が落ちる」と考えたため元の大きさに戻り、参謀・オブザーバーとして2038年に出航したマクロス7船団に乗り込む。出航以来、船団旗艦マクロス7の戦闘区画となる超大型可変万能ステルス宇宙攻撃空母「バトル7」から一歩も外に出ず、艦長席の左手(向かって右)にある穴から顔だけを出している。艦長のマクシミリアン・ジーナス(マックス)が自身で作戦立案をも行うため、前作のように積極的に作戦立案に関与することは少なく、幾度となく諦念を表現する場面もある。 2045年のバロータ戦役においては、蓄積された膨大な知識から、敵の正体がゼントラーディ人にとって恐怖の存在であるプロトデビルンと知り、一時はブリッジに顔を出すこともままならないほどの怯えの色を見せる。のちに未開拓惑星ラクスでプロトカルチャーの遺跡が発見された際には自ら調査に赴き資料を回収、研究実験艦アインシュタインで分析に当たり、プロトデビルンに関する情報を解読する。 テレビ未放映エピソード「最強女の艦隊」では、遭遇したゼントラーディ残存艦隊(クロレ艦隊)に対し妻のミリア・ファリーナ・ジーナス市長とともに和平交渉に赴いたマックスの代理を務め、地球統合軍本部高官による殲滅命令に従うふりをして主砲マクロス・キャノンを見当違いの方向に発射する指示を出し、戦闘を回避するという機転を見せる。 『マクロス7』発表時の年表では、劇場版『愛・おぼえていますか』は作品世界内の映画という設定になっているが、『マクロス7』におけるエキセドルは『愛・おぼえていますか』における特徴を引き継いでおり、テレビ版と劇場版での整合性を欠くものとなっている。その理由については、のちに別項で述べるような説明がなされている。 CDドラマ『マクロス7 ドッキングフェスティバル 歌は銀河を救う』ではのど自慢大会に出場し「私の彼はパイロット」を披露するが、音程を外しながらも節をつけていた『超時空要塞マクロス』とは異なり、節をつけずに歌詞を読み上げ、語尾にエキセドルの口癖である「ですな」「ですかな」をつけるというものになっている。
※この「『マクロス7』時代」の解説は、「エキセドル・フォルモ」の解説の一部です。
「『マクロス7』時代」を含む「エキセドル・フォルモ」の記事については、「エキセドル・フォルモ」の概要を参照ください。
- 『マクロス7』時代のページへのリンク