地峡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/15 08:43 UTC 版)
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地峡(ちきょう、英語: Isthmus, neck of the land)とは、海峡の逆で、2つの陸塊をつなぎ、水域(海や湖)に挟まれて細長い形状をした陸地である。この地形に注目して、スエズ地峡のスエズ運河、パナマ地峡のパナマ運河のように、航路を短縮させるために運河、連水陸路が建設されることがある。
人間による運河開鑿以外に、先史時代に存在した地峡のいくつかは、氷期終了に伴う自然現象の海面上昇で水没し、現在は海峡になっている。イギリス海峡やベーリンジア(現ベーリング海峡)が代表的な例である。
主な地峡
- クラ地峡(タイ)
- スエズ地峡(エジプト)
- カレドニア地峡(イギリス・スコットランド)
- カレリア地峡(ロシア - フィンランド)
- コリントス地峡(ギリシャ)
- テワンテペク地峡(メキシコ)
- パナマ地峡(パナマ)
- タラバオ地峡(フランス領ポリネシア・タヒチ島)
- シグネクト地峡(カナダ・ノバスコシア州 - ニューブランズウィック州)
- マディソン地峡(アメリカ・ウィスコンシン州マディソン)
歴史的な地域
関連項目
「地峡」の例文・使い方・用例・文例
- スエズ地峡
- それぞれのオリンピック期間の1年目および3年目にコリントスの地峡で2年に1度開催された古代の全ギリシア人の大会
- 地峡を形成するまたはそれに関するまたはそれの
- パナマ地峡を横切る長さ40マイルの大運河で、米国により造られた(1904-1914)
- 北アメリカと南米が会う地峡
- パナマ地峡にある共和国
- パナマ運河を含むパナマ地峡を渡った土地の細長い土地からなる地帯
- クラ地峡に沿ってマレー半島まで南方に及ぶ、南東アジアの国
- コリント湾とサロニコス湾の間の狭い地峡
- マレー半島をアジア本土につなぐ狭い地峡
- 中米と南米をつなぐ地峡
- バルボアは、ダリエン地峡を横切った
- アフリカとアジアをつなぐエジプト北東部の地峡
- 南メキシコで最も狭い地域は、北海岸のカンペーチェ湾と南海岸のテワンテペク湾の間の地峡である
- フィンランド湾と、フィンランドとロシアを結ぶラドガ湖の間にある地峡
- (3番目に大きい)西半球の大陸で、パナマ地峡によって南アメリカとつながっている
- 西半球の大陸で、パナマ地峡によって北アメリカとつながっている
- 1513年にダリエンの地峡を横断し、太平洋の東部岸を見た初のヨーロッパ人となったスペインの探検家(1475年1519年)
- スエズ地峡という地峡
地峡と同じ種類の言葉
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