~しむとは? わかりやすく解説

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しむ

[助動][しめ|しめ|しむ|しむる|しむれ|しめよ(しめ)]動詞および一部助動詞未然形に付く。

使役の意を表す。…せる。…させる。

「人を感動しむること、真なるかな」〈去来抄先師評〉

多く「たまう」などの尊敬の意を表す語を伴って尊敬の意を強める。…なさる。…あそばす

「やがて山崎にて出家しめ給ひて」〈大鏡時平

謙譲動詞とともに用いて謙譲の意を強める。→さす →させる →す →せる

「家貧ならむ折は御寺申し文を奉らしめむとなむ」〈大鏡道長上〉

[補説] 上代1の用法だけで、23平安時代入って生じた平安時代以降は、漢文訓読文多く用いられる中世では、「見る」「得る」などには「見せしむ」「得せしむ」の形をとる。口語形「しめる」。


しむ

[助動][〇|しむ|しむ|しむ|しめ|〇]《助動詞「しも」の音変化室町時代語》四段ナ変動詞未然形に付く。軽い尊敬の意を表す。なさる。→しも助動詞

かまいて火ばしとぼさしむな」〈四河入海・三〉


シム【SIM】

読み方:しむ

subscriber identity module》⇒シムカード


シム【SIM】


シム【SIMM】


し・む【凍む】

読み方:しむ

[動マ上二]「し(凍)みる」の文語形


し・む【占む】

読み方:しむ

[動マ下二「し(占)める」の文語形


し・む【染む/×沁む/浸む/×滲む】

読み方:しむ

【一】[動マ五(四)

染みる」に同じ。「寒さが身に—・む」

花の香散りにしにとまらねどうつらむ袖にあさく—・まめや」〈源・梅枝

吹きくる風も身に—・まず」〈平家・五〉

色などに染まる。

蓮葉(はちすば)のにごりに—・まぬ心もてなにかは露を玉とあざむく」〈古今・夏〉

深く心を寄せる

我心ながら、いとかく人に—・む事はなきを」〈源・夕顔

【二】[動マ上二]「し(染)みる」の文語形

【三】[動マ下二「し(染)める」の文語形


し‐む【私務】

読み方:しむ

私人仕事個人事務


し・む【絞む】

読み方:しむ

[動マ下二「し(絞)める」の文語形


し・む【締む】

読み方:しむ

[動マ下二「し(締)める」の文語形


しむ

マ行下二段活用動詞「しむ」の終止形
「しむ」の口語形としては、マ行下一段活用動詞「しめる」が対応する


凍む

読み方:しむ

マ行上二段活用動詞「凍む」の終止形
「凍む」の口語形としては、マ行上一段活用動詞凍みる」が対応する


占む

読み方:しむ

マ行下二段活用動詞「占む」の終止形
「占む」の口語形としては、マ行下一段活用動詞占める」が対応する

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しむ

・む染む[動サ五] しみる。「虫歯で歯がしむ。」「この煮物はよく味がしんでいる。」〈高〉

しむ、しゅむ

大阪弁 訳語 解説
しむ、しゅむ 染みる、染み込む
soak into; penetrate; spread;
bite; pierce; smart; sting;
be deeply impressed with;
be moved by
染む液体が他の物体浸透する場合は、もっぱら「しゅむ」を用いる。大根は味がようしゅむまで炊いたらええわ。味しゅんできたか。「煙が目にしみて涙が出る」「先生の言うてはったことが身にしみてわかった」などの場合は「しゅむ」を使わない五段活用


しむ

[意]沁みる[例]氷がはにしむぅ(氷が歯に沁みるぅ)、こんだいこんな、あじがようしんじょる(この大根は、味がよく滲みている)

しゅむ(しむ)

[意]①沁(し)みる。切り傷などが風呂入ったときに痛く感じること[例]ふりい入ったら、切った跡ぃ、しゅむ(風呂入ったら、切った跡がしみる②滲(し)みる。煮付けなどで素材に味がしみこむこと[例]こんだいこんな、味がようしゅんじょる(この大根は、味がよく染み込んでいる)

しむ

出典:『Wiktionary』 (2021/11/30 19:06 UTC 版)

助動詞

しむ使遣む俾む使

  1. 使役を表す。~せる。~させる
  2. 尊敬を表す語と共に用い、高い尊敬を表す。~あそばす
  3. 謙譲を表す語と共に用い謙譲の意を強める。~致す

活用

未然形接続
未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
しめ しめ しむ しむる しむれ しめよ
しめ

動詞:染む (マ四)

しむ

  1. まる。く。浸透する。
  2. ふかじる。専念する。

活用

し-む 動詞活用日本語活用
マ行四段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形

動詞:染む (マ下二)

しむ

  1. める。ませる。
  2. 深く感じさせる執着する。熱中する。

活用

し-む 動詞活用日本語活用
マ行下二段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
むる むれ めよ

発音(連体形 下二段活用)

三拍動詞一類

↗しむる

諸言語への影響

  • 現代日本語: 染み染める

動詞:凍む

しむ

  1. こおる。こおく。

活用

し-む 動詞活用日本語活用
マ行上二段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
むる むれ みよ

諸言語への影響

動詞:占む

しむ

  1. 所有物であることをしめ目印めじるし付ける。
  2. 占有する。占領する。
  3. そなえる。

活用

し-む 動詞活用日本語活用
マ行下二段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
むる むれ めよ

発音(連体形)

三拍動詞二類

平安時代
しむ↗る
南北朝時代
し↘む↗る
室町時代以降
し↘むる

諸言語への影響

動詞:締む

しむ

  1. (紐や帯を) かたむすぶ。

活用

し-む 動詞活用日本語活用
マ行下二段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
むる むれ めよ

諸言語への影響

発音(連体形)

三拍動詞二類

平安時代
しむ↗る
南北朝時代
し↘む↗る
室町時代以降
し↘むる

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