鳴鏡館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 03:40 UTC 版)
広島県に居を構える剣術道場であるが、とある秘密組織と戦う暗殺集団「陰(かげ)」としての裏の顔も持っている。 蛍火(ほたるび) 声:斎藤静江 壱:元KGB工作員の25歳の女性。身長179.5cm。通常では腰までスリットの入った露出度の高い橙の忍び装束、ストーリーモードでは赤い忍び装束を着ている。その身軽さを生かして忍者の修行をし、陰の一員となる。父親のように慕っていた空蝉と師範代の確執を知り、彼の代わりに師範代を斬るため陰を抜ける。機動力に特化しており、セイヨーツルギなどの軽い得物を得意とする。サブウェポンは手裏剣。 弐:露西亜出身の26歳。内部抗争後は米国に渡り暗殺者として活動していたが、空蝉の側に居るべく、鳴鏡館に舞い戻る。前作と同じく橙の忍び装束を着ているが露出度は下がっている。サブウェポンにセイヨーツルギを持ち(クリーンヒットで相手は即死)、ロングソードを選択することで二刀流が可能となる(ただし左腕負傷時は不可)。 竹科辰美(たけしな たつみ) 声:磯部弘 壱:広島県出身の16歳。空蝉に稽古を付けてもらっている双樹高校の2年生。本来は影のメンバーではなく、友人の失踪事件を独自に調査するうちに陰の存在を知ってしまったことで、陰のメンバーに加わるか、それとも命を狙われる身となるかの選択を迫られる。日々の鍛錬によって身に着けた力を追っ手との立会いで確認することで、人斬りとして目覚めてしまう。やや非力かつ未習熟な武器が多い中で、軽い得物は得意としている。唯一サブウェポンを持っていない。(相手が投げたサブウェポンを拾って投げ返すことは可能) 弐:双樹高校3年生、17歳。内部抗争後に道場破りを繰り返していたが、鳴鏡館の危機を聞きつけ、戻ってきた。小太刀をサブウェポンとして持ち(クリーンヒットで相手は即死)、打刀を選択することで二刀流が可能(ただし左腕負傷時は不可)。剣の腕は他の使い手らと肩を並べるほどになり、空蝉直伝の円月殺法も使えるようになった。とある重要人物と血縁関係にあるらしい。 御門(みかど) 声:柳沢三千代 壱:京都府出身の22歳。陰に所属する踏鞴(たたら)神社の巫女。年若き女性ながら幼い頃から明鏡館で修業を続ける実力者で免許皆伝の腕前を持つが、休日は道場で子供たちに剣を教える心優しい一面もある。鳴鏡館に漂う不穏な念を感じ取り、武器を手にする。セイヨーツルギ、野太刀、薙刀を得意とする。サブウェポンは壱・弐ともに合口。 弐:京都府出身の23歳。鳴鏡館と捨陰党の抗争の真実を知る数少ない人物。来るべき捨陰党との戦いに備えて、かつての仲間たちに招集をかける。壱と違い、得意な武器は薙刀のみ。 黒蓮(ブラック・ロータス) 声:井上真樹夫 壱のみ:愛蘭から来日した36歳。武士道を学ぶべく陰に所属する体毛の濃い男で「ヒゲ」とも呼ばれている。武士道の掟である「忠義」を重んじるが、罪のない者も虐殺する陰の変質を目の当たりにしたことで、本来ならば主君というべき存在である師範代のハンザキに反逆する。ほぼ全ての武器をそつなく使いこなすが、打刀、レイピア、セイヨーツルギに特に習熟。サブウェポンはショートソード。また、特定の条件下で風閂のボスとして立ちはだかる。エンディングでは己の武士道を果たすため切腹し、命を落とす。 空蝉(うつせみ) 声:大塚周夫 壱:島根県出身の55歳。かつて鳴鏡館でハンザキと共に修行していた男。陰の中でもかなりの実力者だが、洋物の武器とは肌が合わないようだ。打刀や野太刀での円月殺法が得意。蛍火や辰美にとっては父親的存在でもある。サブウェポンは小柄。温泉好き。 弐:島根県出身の56歳。辰美の出生の秘密を知る数少ない人物。内部抗争後は隠居していたが、捨陰党との抗争に辰美が参加することを知り、彼に抗争から手を引かせるために再び武器を取った。かつて捨陰党総帥と刃を交えたことがあるらしい。サブウェポンに脇差を持ち(クリーンヒットで相手は即死)、打刀を選択することで二刀流が可能(ただし左腕負傷時は不可)。円月殺法は健在。 風閂(かんぬき) 声:田中和実(壱) / 速水奨(弐) 壱:琉球出身の28歳。正義感が強く、琉球武士であることを誇りに思っている偉丈夫。豪放な性格だが義に篤く、仲間思いな一面もある。陰の中で武を学んでいたが、ハンザキの命で黒蓮が自分の故郷で虐殺を働いた事実を知り逃亡。極端なパワーファイターでガードの上から体勢を崩させることが可能。野太刀、ブロードソード、金槌などの重量武器を得意とする。サブウェポンは壱・弐ともに鉄扇。 弐:琉球読谷村出身の29歳。内部抗争後は米国で武者修行をしていたが、御門の要請によって鳴鏡館に戻ってきた。重量武器を得意とし、体術で敵を粉砕するからみ技の使い手。 ナイトストーカー 声:速水奨 弐のみ:滋賀県甲賀郡出身の23歳。忍者の修行をしているが、一人前の印可はまだ受けていない。蛍火の知り合いで、鳴鏡館の危機に駆けつける。ロングソード、打刀、薙刀が得意。サブウェポンは手裏剣。 松虫(まつむし) 弐のみ:宮城県仙台市出身の45歳。博打で生計を立てながら諸国を流れ歩いていたが、葛城鈴香という鳴鏡側の少女が捨陰党忍者に襲われているところを助け、これが元で流派抗争に巻き込まれてしまう。ドスをサブウェポンにし(クリーンヒットで相手は即死)、打刀を選択することで二刀流が可能(ただし左腕負傷時は不可)。ひょろりとした外見どおり、軽い得物を好む。 墨流(すみながし) 声:郷里大輔 弐のみ:日本剣術に憧れ、来日した亜米利加出身の32歳の大男。日本語が全く理解出来ないために山道で迷い、行き倒れていたところを御門に拾われた。その恩返しをするべく抗争に参戦。ガード不能のサブウェポン、かんしゃく玉を持つ。大体の武器においてまずまずの相性。また、外見通りのパワー型キャラクターでからみ技を得意とする。 サザンカ 声:田中秀幸(壱) / 置鮎龍太郎(弐) 壱:中ボス。鳴鏡館幹部。出身地不明の42歳。いつの間にか幹部になっていたらしい、謎多き男。奇抜な衣装を身にまとい、白粉を塗りたくった不気味な厚化粧で素顔を隠している。同じ薙刀使いの御門を疎ましく思い、密かに葬り去ろうと目論んでいたようだ。両端に刃を持つ特殊薙刀「白眉」で襲い掛かる。特殊技、椿落としと黄泉の舞が強力。 弐:長崎県平戸市出身の43歳。御門をライバル視する、自称天才剣士。衣装の奇抜さには更に磨きがかかったが、性格は間が抜けてコミカルになった。薙刀を使わせれば御門と双璧を為し、他の武器にも習熟している。サブウェポンは防御不能の長針。 ホッキョク・ツバメ 壱:中ボス。鳴鏡館幹部。朝鮮半島出身の43歳。女性でありながらかなりの兵で、陰の中でも古参である。忍者刀「流星」で戦う。特殊技、高麗独楽を使う。 弐:中ボス。朝鮮半島出身の44歳。愛用の忍者刀を置き、ライフルで捨陰党の侵攻を阻む。装弾数は10発。所持マガジンは9倉。鳴鏡館キャラクターで百人斬りモードを15分以内でクリアすることによって、対戦モードのプレイヤーキャラとして使えるようになる。シリーズ通して軽装をしており、特に今作では黒いビキニを着た露出度の高い服装となっている。 ハンザキ 声:柴田秀勝 壱のみ:最終ボス。鳴鏡館師範代。愛媛県出身の54歳。封印されていた妖刀夕霧を手にして怨念に支配される。空蝉とはかつて師範代の地位を争っていた。 榊玄鷹(さかき げんよう) 声:矢田耕司 弐のみ:最終ボス。踏鞴神社の神主。広島県出身の44歳。神通力を持ち、危機に瀕すると短距離転移で脱出する。とはいえその能力は使用するごとに消耗するようだ。 鏡已綱(かがみ いづな) 弐のみ:イベントボス。鏡家の唯一の末裔。広島県出身の32歳。戦闘能力は無い。無抵抗の彼女を斬るか斬らないかでエンディングの内容が変化する。 葛城鈴香(かつらぎ すずか) 壱の御門の真エンディングに登場。踏鞴(たたら)神社の巫女見習い。弐では捨陰党に襲われている所を松虫に助けられたという設定で名前のみ登場。通信対戦モードに入った時のCGにも選択した武器を手渡してくれる娘として登場する。
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