ブロードソードとは? わかりやすく解説

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ブロードソード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/15 08:16 UTC 版)

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ヴェネツィアのブロードソード(17世紀)

ブロードソード(broad sword)は、17世紀に誕生した断ち切るための刀剣。「幅広の」という意味である。

形状はサーベルに似ており、刀身は刀剣の中では広くはないが、レイピア全盛の時代においては幅広い剣であったことからこう呼ばれる。全長は70-80cm、重量は1.1-1.4kg。手を守るためにヒルトに工夫がなされている。19世紀には騎兵用の剣として用いられるようになるが、サーベルのように突撃に使用されるのでなく、切り合ったりすれ違いざまに攻撃するのに用いられた。

前述の通りあくまで“レイピアに比して幅の広い剣”であるがゲーム・アニメ作品等では多種多様な時代・文化圏の刀剣類が一同に並ぶ事などもあって「(刀剣種全体から見て)肉厚の長剣」と誤解されるような解釈がなされるケースが多いが、それは間違いである。柴田錬三郎はその作品『眠狂四郎無頼控(四)』でブロードソードに濶剣という漢字を当てはめている。

参考文献

関連項目


ブロードソード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 18:36 UTC 版)

西洋剣術」の記事における「ブロードソード」の解説

片手剣だんびら呼ばれる。これは後世の細いレイピアに対して幅の広い片手剣このように呼んだ代表的なものはスキアヴォーナやスコティッシュ・ブロードソードである。重さは1,2kgほど。刃幅3~5cm,刃渡り60cmほどである。

※この「ブロードソード」の解説は、「西洋剣術」の解説の一部です。
「ブロードソード」を含む「西洋剣術」の記事については、「西洋剣術」の概要を参照ください。

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