すみながしとは? わかりやすく解説

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すみ‐ながし【墨流し】

読み方:すみながし

水の上に字や絵をかく方法小豆の粉、黄柏(おうはく)、明礬(みょうばん)を麻布包んで湿らせ、それを浸した紙に墨で字や絵をかいて浮かべ、細い竹ぐしで紙を下に突くと字や絵が水面浮かび残る。

墨流し染め」の略。

(「墨流蝶」とも書く)タテハチョウ科チョウ。翅(はね)の開張6.5センチ。翅は緑がかった黒色の地に白色斑点散在し、墨を流したような感じがある。樹液に集まる。本州以南分布


墨流(すみながし)

これは出来上がった紙に模様付けるので染紙加工一種である。
  1. 硯の墨に少し松脂加える。
  2. 紙より少し大きな水船六、七入れ胡粉を溶し入れて、薄い白水程にする。
  3. 墨を筆で少し落し楊枝に漆を付けたもので、落とした墨を軽く突くと、墨が散って輪となる。
  4. その輪の中央にまた墨を落とすというように反復すると、木目年輪のような模様出来る。
  5. これを漆付け楊枝誘導すれば、形は細長くも、色々になる。
  6. 次に上から紙を押し当てると、墨の模様が紙へ移る。裏から墨が移ったのを見て紙を上げる。

墨流し

読み方:すみながし

松脂水の表面に墨や絵具を油と交互にたらして、そこにできた波紋に息を吹きかけて散らしその上に紙をかぶせて模様を出す技法いいます


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