運行の変遷
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本種別は2008年10月19日の中之島線開業時に中之島駅発着の最速達種別として登場し、それまでの急行を置き換える形でほぼ終日運転されていた。車両も3000系(本節では2代)がほぼ専属的に使用されていた。競馬開催日には、朝から夕方にかけて競馬場最寄りの淀駅にも臨時停車していた(出町柳発7時40分 - 17時40分と中之島発7時30分 - 17時00分)。 その後、2009年9月の一部ダイヤ改定では夕方時間帯の樟葉行きが淀屋橋駅始発の急行に立て替えられ、中之島駅始発の列車は普通に格下げされた。また出町柳行きについても三条駅(20時以降は樟葉行き)までの運転となり、三条行きは樟葉駅で快速特急の通過待避を行っていた。 2011年5月のダイヤ改定で淀屋橋駅 - 枚方市駅間の特急と統合する形で日中の運転がなくなり、本数は大幅に削減された。また、夕方の三条行きは樟葉行きに短縮された。 さらに、2013年3月のダイヤ改定により中之島駅 - 出町柳駅間の運転は平日朝ラッシュ時に限られ、この時間以外に運行される快速急行について、平日は、上りは中之島発樟葉行き・下りは出町柳発淀屋橋行きとなっている。土・休日ダイヤにおいては朝と夜間の出町柳発淀屋橋行きのみとなった。 2016年3月19日のダイヤ改定では、一部列車が7両編成での運行となり、新たに淀屋橋行きの通勤快急が1本設定された(従来の中之島行きは3本に減少)。また、土曜・休日ダイヤの朝に淀屋橋発出町柳行き・樟葉発淀屋橋行き、夕方に淀屋橋行きの列車が増便された。夕方ラッシュ時には再び3000系による運用が1運用復活(2016年9月24日の運用変更で再び廃止、2017年2月25日の改定で淀屋橋17:54発樟葉行き1本が再再度設定)。深夜帯の出町柳発淀屋橋行きが廃止となった。この改定で上り下り共に中之島線開業から続いた中之島駅 - 出町柳駅間の通しの快速急行が消滅し、下りの中之島行きについては平日の枚方市駅始発の1本のみとなった。 2017年2月25日のダイヤ改定では、平日夕方から夜間の中之島発樟葉行きの列車がすべて淀屋橋発に変更(21時台は急行に変更)となり、中之島駅を始発とする快速急行は平日朝の樟葉行き2本にまで減少した。 2017年8月20日のダイヤ改定では、平日朝の樟葉行き1本も淀屋橋発に変更されたため、中之島駅を発着する快速急行は上下1本ずつのみとなった。 2018年9月15日のダイヤ改定では、3000系による通勤快急と平日夕方の樟葉行きの運用が消滅した一方で、平日朝に3000系による寝屋川市発出町柳行き が新設され、種別が設定されて以来初の大阪方面を発着しない快速急行となった。また、平日朝の出町柳発淀屋橋行きが樟葉発に短縮されることになり、出町柳駅を始発とする快速急行は平日・土休日とも、夕方の淀屋橋行きのみとなった。また、これまでは平日朝や土休日夕方で見られた7両編成での運行は平日夜(上りのみ)にも拡大された。 2021年1月31日のダイヤ変更では、樟葉始発の通勤快急が新たに1本設定され、三条始発は出町柳発となり消滅した。平日朝の枚方市発中之島行きの快速急行は淀屋橋行きとなり、運行開始から設定されていた中之島行きの快速急行が消滅した。深夜の淀屋橋発樟葉行き特急が格下げする形で快速急行となったため、土休日上りの運転が復活した。 2021年9月25日のダイヤ変更では、日中の特急毎時6本のうち2本の快速急行への格下げにより同時間帯の運転が復活するほか、初めて「プレミアムカー」が設定された。2011年までの日中の快速急行と同様、3000系で運転される。通勤快急は、出町柳発4本・樟葉発1本の計5本が運転されていたのが出町柳発1本・樟葉発3本の計4本に減少した。また、日中の快速急行は3000系が使用されるものの、通勤快急には3000系は使用されない。
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運行の変遷
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急行は長らく、終日運転される主力優等種別であった。淀屋橋開業後の1964年当時の途中停車駅は四条駅(現在の祇園四条駅)・七条駅・伏見稲荷駅・丹波橋駅・中書島駅・八幡町駅(現在の石清水八幡宮駅)・枚方市駅・香里園駅・京橋駅・天満橋駅・北浜駅(1961年12月以降は日中は枚方公園駅にも停車)であり、当時の急行は2008年10月19日に新たに登場した快速急行とほぼ同じ水準の停車駅数であったが、その後は停車駅が増え、現在では全運転区間の約半数の駅に停車している。 2000年のダイヤ改定までは、普通との緩急接続は基本的に守口市駅(萱島駅折り返し)・香里園駅・丹波橋駅の3駅(丹波橋駅では宇治線直通列車のみ)に加え、樟葉駅では同駅折り返しの準急と相互に行われてきた。加えて、早朝・深夜時間帯以外は20分間隔時代は全区間で逃げ切れていた。しかし、1971年8月の樟葉駅の改良工事完成に伴うダイヤ改正より15分間隔化になると、逆に逃げ切れなくなったために樟葉駅あるいは丹波橋駅で特急に必ず追い越されていた。その後、2003年9月のダイヤ改定で昼間時の運転が中止(準急に置き換え)された後、2006年4月のダイヤ改定から2008年10月19日のダイヤ改定前までは、昼間は淀屋橋駅 - 枚方市駅間の運転(一部は準急、香里園駅で特急待避あり)、それ以外の時間帯は淀屋橋駅 - 出町柳駅間を15分間隔(夜間は20分間隔)で運転される形でほぼ終日運転されていて、土休日は京阪間通しの列車は原則として終点まで特急に追い抜かれなかった(ただしまれに三条駅で特急に追い抜かれることもあった)。 1980年3月まで寝屋川市駅・枚方公園駅は昼間時間帯のみ停車、守口市駅は終日通過となっていた(ただし、1960年代後半には朝ラッシュ時に守口車庫から出庫する列車として、当時は停車駅ではなかった守口駅発三条駅行きの急行が3本設定されていたが、1971年のダイヤ改正頃に廃止された)が、1980年3月のダイヤ改定で寝屋川市駅は終日停車、守口市駅は昼間時間帯停車となり、その後守口市駅・枚方公園駅は夕方ラッシュ時にも停車するようになるなど、ダイヤ改正→ダイヤ改定毎に停車時間帯が拡大し、2003年からは夕方ラッシュ時間帯終了後から深夜時間帯突入前の夜間(22時台頃まで)にも停車するようになった結果、早朝から朝ラッシュ時および深夜のみの通過となった。その後、2008年の中之島線開業で早朝と深夜の列車についても停車を開始し、ここに全急行列車が両駅に停車するようになった(代わりに朝ラッシュ時の急行はこの改定で廃止された)。 2011年5月のダイヤ改定で昼間にも淀屋橋駅 - 樟葉駅間運転の急行が1時間あたり4往復復活すると、普通とは京橋駅(中之島駅発着)・守口市駅・香里園駅で緩急接続するようになったほか、樟葉駅では特急とも緩急接続するようになった(ただし香里園駅・枚方公園駅から樟葉駅以東の特急停車駅間に対しては、枚方市駅で特急と準急または普通が緩急接続するダイヤになっているため、そちらが樟葉駅で特急と急行を相互に乗り継ぐよりも早く到着する)。 京都競馬開催時(場外の時期も含む)は淀駅に臨時停車していた。2008年10月19日のダイヤ改定で昼間の運転がなくなったため、代わって快速急行が臨時停車していたが、2011年5月のダイヤ改定で昼間の運転がなくなり臨時停車がなくなった。ただし、以後も淀発の中之島行き臨時急行が運転されることがある。快速特急「洛楽」が運転される春秋の特別ダイヤでは特急の送り込みの関係上、京都競馬開催の有無関係なく午後の時間帯(15時 - 17時台) で淀発の出町柳行きが運行された。臨時停車の代わりに樟葉発の急行を延長する形で土休日朝に淀行き、夕方に淀発急行が設定された。淀駅はそれらを含め、始終着とする急行のみ停車し、これ以外の列車は淀駅を通過する。 8両編成運転は1985年から始まり、当初は朝夕ラッシュ時の樟葉駅で折り返す列車のみであったが、1987年の京都地下線(東福寺駅 - 三条駅間)の開業で全線に拡大していった。 2009年9月のダイヤ変更で平日夕方上りに限り、中之島発の樟葉行き快速急行3本が淀屋橋発樟葉行きの急行4本に振り替えられた。それと引き換えに、中之島発の列車は普通に格下げされている。さらに前節のとおり、2011年5月のダイヤ改定で日中も淀屋橋駅 - 樟葉駅間で運転されるようになり、夕方時間帯の下りも運転されるようになった。しかし、2013年3月16日のダイヤ変更で、日中の運転は1時間あたり4本から3本に削減され、準急と交互に20分間隔での運転になった。また土日に運転されている淀行きの急行2本を樟葉行きに短縮し、平日夕方ラッシュに運行されている樟葉行き急行4本を淀行きに変更。また深夜にも淀行きの急行(これは樟葉行きの準急の格上げによるもの)が運行されるようになった。2016年3月19日のダイヤ改定で日中の運転が取りやめとなった。 2017年2月25日のダイヤ改定より上り快速特急「洛楽」運行時間帯は、八幡市駅(現在の石清水八幡宮駅)、伏見稲荷駅、清水五条駅、神宮丸太町駅などの京都観光最寄駅に配慮して、出町柳行き(快速急行より変更)が平日に2本、土・休日に5本運行されている。この列車は、枚方市で、快速特急「洛楽」を待避し、京都競馬開催時(場外の時期も含む)は淀駅に臨時停車する。 2018年9月15日のダイヤ改定では、平日1本、土休日に2本あった8000系での運用は消滅し、2017年8月20日から8000系で営業していた「プレミアムカー」の設定も消滅した。平日夜には出町柳発淀行きが3本増発された。土休日の朝には特急を増発することになり、朝の出町柳行きについては、6時台は準急(出町柳行き)に変更、7時台は樟葉行きに変更された。また、2008年10月のダイヤ改正により消滅した枚方市行きの運転が復活した(平日夜と土休日昼に1本ずつ)。 2021年9月25日のダイヤ変更では、土休日の上り急行が全て出町柳行きに変更された。また、深夜急行が運転時刻繰上げの上で快速急行に変更され設定がなくなった。深夜急行は、2021年4月30日からの終電繰り上げで運休となり、終電繰り上げがダイヤ変更まで続くため、実質的に2021年4月29日が最後の運行となった。また、ダイヤ上では深夜急行は消滅したが、駅や京阪電鉄公式ホームページで見ることができる『停車駅のご案内』では「深夜急行」の名称が残っており、事実上、引き続き運休扱いとなっている。
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運行の変遷
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1980年3月のダイヤ改定前は朝夕時間帯のみの運行であったが、日中の区間急行を準急に変更する形でほぼ終日の運行となる。そのため、萱島駅の利用客を救済する目的で同駅にも停車するようになった。この当時は日中を中心に基本的に枚方市駅折り返しで、樟葉駅で折り返すのは朝夕に限られていたが、1987年6月1日のダイヤ改定で日中も樟葉駅で折り返すようになった。 1989年9月には京都側にも通過運転を行う準急が設定された(出町柳駅 - 淀駅・樟葉駅間;後述)。また1990年までは夕方以降も守口市駅は通過だった。2003年9月のダイヤ改定で、全列車萱島駅 - 出町柳駅間は各駅停車(1987年以前の運転体系。ただし当時は鴨東線区間は未開業)に再度戻された。この改定で昼間に全線通しの運転と枚方市駅折り返し運転が1時間あたり6本ずつ設定された(計12本)。平日夕方ラッシュ時には交野線直通準急「ひこぼし」(天満橋駅始発)が設定された。 2006年4月のダイヤ改定では、枚方市駅折り返しの急行が1時間あたり6本設定された関係で、昼間の準急の運行がなくなったが、2007年9月のダイヤ改定で15時以降に急行が準急に置き換わるパターンとなった。この時間帯は急行と同様に、香里園駅で特急待避をしていたが、萱島駅で必ず区間急行(後述)との接続を取っていた。 中之島線開業日の2008年10月19日のダイヤ改定では、再び昼間に全線通しの運転が毎時4本復活した。また、守口市通過列車を「通勤準急」として分離した。「ひこぼし」は運転時間帯が変更され、深夜帯の快速急行に置き換えられた(「ひこぼし」の愛称は従来どおり使用)。 2009年9月のダイヤ改定により、夕方以降の列車は京都側での普通の区間列車(樟葉駅・淀駅 - 三条駅・出町柳駅間)と樟葉駅折り返しの準急列車が統合され、中書島駅 - 樟葉駅間の速達列車の通過駅(淀駅・橋本駅)でも利便性が向上している。 2011年5月28日のダイヤ改定では、急行の終日運行が復活した関係で、日中の準急が1時間あたり4本から2本に削減の上、中之島駅発着に変更され、京橋駅で淀屋橋発の特急や普通と接続を行うようになった。そのため、日中の中之島線直通列車は準急2本・普通4本とも淀屋橋駅発着列車を2本連続で接続待ちしてから、改めて京橋駅を発車するダイヤになり、京橋駅での停車時間が非常に長くなった(正月ダイヤの日中でもほぼ同様、ただし当該時間帯の中之島線直通列車は普通のみ)。 2013年3月16日のダイヤ改定で、日中の運転は1時間あたり中之島駅発着2本から淀屋橋駅発着3本に変更された。春秋の特別ダイヤでは4本(出町柳行き2本、枚方市(夕方以降は出町柳行き)行き2本に変更された。枚方市駅で折り返す列車は香里園駅で特急に追い抜かれる列車がある。 2016年3月19日のダイヤ改定では、日中の急行を準急に置き換え、淀屋橋駅 - 出町柳駅間の列車が10分間隔で1時間あたり6本となった。また、日中の特急との接続駅が樟葉駅・丹波橋駅・三条駅に変更され、香里園駅で特急を待避する運行形態に変更された。夕ラッシュ時間帯の上り区間運転の列車は枚方市駅折り返しとなった。平日朝の枚方市駅7:03発の中之島行き通勤準急が初の3000系での運用となった。 2017年2月のダイヤ改定以降、夕方ラッシュ時の淀屋橋発の一部が中之島発(京橋で特急に連絡)に、樟葉発中之島行きが一部を除いて淀屋橋行きに変更された。 2017年8月20日のダイヤ改定で3000系の通勤準急は消滅した。 2021年9月25日のダイヤ変更により、通勤準急の運転本数が15本から12本に減少した。また、日中の香里園駅での特急待避がなくなった。また、日中の樟葉駅での特急との緩急接続が枚方市駅に変更され、日中の特急と準急の緩急接続は、枚方市駅、丹波橋駅、三条駅に変更された。なお同改正で日中に運転を開始した快速急行と準急の待避は樟葉駅での緩急接続または龍谷大前深草駅での待避となった。
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1980年3月のダイヤ改定で、それまで枚方市駅が最東であった区間急行は樟葉駅まで運転区間を延長した。また日中の列車は準急に変更され、それ以降は朝夕ラッシュ時の専従列車として運転されてきたが、2006年のダイヤ改定からは再び26年ぶりに昼間時間帯にも運転するようになった。 2008年10月19日のダイヤ改定では、天満橋行きを中之島行きに延伸した(昼間時。平日のラッシュ時には淀屋橋行きも運転)。2009年のダイヤ改定で大阪側の4両編成の列車が、平日萱島発深夜の片道1本のみ区間急行で復活した。この列車は中之島線直通であり、折り返し快速急行となった(10000系限定)が、2011年5月28日のダイヤ改定によりこの運用は終了となった。また、この改定では昼間時間帯の運転も再度廃止され、1980年より2006年までと同様に早朝、深夜およびラッシュ時のみの運転となった。 2016年3月19日のダイヤ改定では、朝の枚方市発の列車が樟葉発の準急に変更され、萱島駅以東発の列車が削減された。一方、樟葉行きが平日朝に1本復活したほか、平日に樟葉発淀屋橋行きが設定された。 2017年2月のダイヤ改定では、夕ラッシュ時上りの一部が準急に変更され、本数は少し減少した。 2018年9月15日のダイヤ改定で、平日早朝の下り樟葉発の準急1本が格下げされ、萱島以東を走る区間急行は1本増えた。 2021年1月31日のダイヤ変更では、平日朝の樟葉行きが消滅し、枚方市駅 - 樟葉駅間は下りのみの運転となった。また、平日夜には香里園行きも設定された。 2021年9月25日のダイヤ変更より、平日夜の香里園行きが淀屋橋発着から中之島発着に変更となり、運行時間が大幅に繰り上げられ、淀屋橋23時18分発から、中之島20時50分発に変更された。
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運行の変遷
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2000年のダイヤ改定までは昼間時に三条方面と宇治線との直通列車も存在していたが、配線の都合上、中書島駅で進行方向が変わっていた。このダイヤ改定で中書島駅で系統分割され、2003年のダイヤ改定まで中書島駅発着となり、丹波橋駅での急行との接続もなくなり、三条駅・出町柳駅または中書島駅まで先着となった。なお系統分割後の当該列車は上り特急の後を追って中書島駅を発車するダイヤになっていたため、中書島駅以南の特急・急行停車駅から伏見桃山駅までの所要時間が短縮された。 2003年9月のダイヤ改定で、それまで全線直通と萱島駅折り返しの2本立てだったが、前者は日中の萱島駅以南が準急に格上げされたため後者のみに統一された。2006年4月のダイヤ改定で2年7か月ぶりに全線直通が復活し、1時間あたり6本すべてが全線直通に統一された。しかし、2008年10月19日のダイヤ改定では1時間あたり6本中2本を残して萱島駅以南が再び準急に格上げされており、萱島駅折り返しが2年半ぶりに復活している。このダイヤ改定から、ラッシュ時間帯に運転されていた京都側での折り返し列車は大幅に削減され、一部列車は準急に系統統合されている。 また、2011年5月28日のダイヤ改定で日中の区間急行が、中之島駅 - 萱島駅・出町柳駅間の普通に置き換えられた。よって、大阪側基準で日中の3分の2の列車が中之島駅発着に変更されたため、この時間帯における淀屋橋・北浜両駅から野江駅 - 土居駅間各駅への利用者は、3分の1を残して京橋駅での乗り換えが必要となった(淀屋橋駅まで乗り入れるのは、日中毎時2往復しかない)。さらに、2013年3月16日のダイヤ変更で、日中1時間あたり6本すべてが中之島駅発着に統一され、日中は淀屋橋駅 - 天満橋駅での運用がなくなり、前述の利用者はほぼ終日京橋駅での乗り継ぎが必要となった。また大阪側の区間列車は8両編成が大幅に増えている(これは平日ダイヤで夕方以降に樟葉行きの快速急行や準急として折り返す列車があるため)。 2016年3月19日のダイヤ改定では、日中の中之島駅 - 出町柳駅間の列車が中之島駅 - 枚方市駅間の運転に変更された。また、日中の香里園駅での緩急接続が取り止められた。平日朝ラッシュ時の香里園行き上り列車の1本は、後部2両を女学生・児童優先車両としていたが、この改定で消滅し、区間急行に設定が引き継がれた。 2017年2月25日のダイヤ改定では、日中の萱島発着のうち、毎時1本が枚方市発着に変更され、日中は中之島駅 - 枚方市駅間4本、中之島駅 - 萱島駅間2本の運行が基本となった。 2021年1月31日のダイヤ変更では、深夜の香里園行きが消滅した。 2021年9月25日のダイヤ変更から、日中の枚方市発着は香里園駅で、萱島発着は守口市駅で快速急行と接続する。
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