運行の現状と採算性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/28 14:21 UTC 版)
運行に当たって北九州市では、以下の項目で運行するのに必要な支援をしている。 路線を運営する交通事業者に対して、運行開始時は最大460万円の助成金支給。 路線を運営する交通事業者に対して、車両更新時は最大300万円の助成金支給。 路線を運営する交通事業者の収支が赤字の場合、助成額 = 赤字額 × 収支率という計算式で助成金支給。 試験運行をする地域に対して、最大40万円まで助成金支給。 また運行する地域でも、利用促進の為に年2回の回数券購入キャンペーンイベントをして、回数券の特売、大抽選会、だご汁の振る舞い等の実施。運行資金を捻出する為に企業の協賛金や、町内会会費の一部を充てる取り組み。コスト削減の為に、自らバス停表示をスプレー書きする、時刻表を個人宅の壁に張るなどをして地域全体で交通を守る活動をしている。 しかしながら、枝光地区以外では採算が取れていないのが現状で、例え以前に路線バスを利用していた乗客でも、おでかけ交通に移行後は利用しない事例も発生している。また過去には桜丘地区(小倉北区)、太刀浦地区(門司区)でも運行されていたが、いずれも採算が合わず運行を休止している。
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