脊髄損傷を受けた著名人
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青木拓磨 - 元WGP500レーサーで1998年2月に栃木でのテスト走行中に受傷し半身不随となり引退。引退後はレーシングチーム助監督や四輪レースドライバーとして活動する傍ら、下半身不随でも運転できるトライクの認知活動を行っている。 赤星憲広 - 元阪神タイガース外野手で、2009年9月12日の対横浜ベイスターズ戦でダイビングキャッチでの捕球を試みた際に重度の中心性脊髄損傷を受傷した。これが原因となり同年限りで現役引退。 オーレ・キングストン・イェンセン - デンマーク人の合気道家。大東流合気柔術4段。映画『AIKI』のモデルとなった。 猪狩ともか - ホッケーマスクの地下アイドル集団・仮面女子のメンバー。2018年4月、東京都文京区内で、強風により倒れた看板が直撃、両下肢麻痺の後遺症が残り車いす生活となったが、以後も仮面女子での活動継続を発表。 フランク・ウイリアムズ - F1ウィリアムズチームの創設者。1986年3月にフランス国内で自動車が横転し受傷。しかし受傷以後も車椅子で2016年8月までF1グランプリの第一線で陣頭指揮を執り、「車椅子の闘将」の異名を持つ。 奥野敦士 - ミュージシャン、俳優。ロックバンド・ROGUEのボーカリスト。2008年に転落事故により受傷。 川崎和男 - デザイナー、医学博士。28歳の時に交通事故により受傷。自身がデザインし利用している車いすCARNAが世界的に高い評価を受けている。 木原実 - 気象予報士・タレント。2017年10月に負傷し受傷、一時は手足に麻痺が残るほどの重傷を負い、「news every.」(日本テレビ系)を休養。5ヶ月間のリハビリを経て2018年3月26日に復帰。 京谷和幸 - ジェフ市原所属のプロサッカー選手だったが交通事故で受傷、以後車いすバスケットボールとしてパラリンピック4大会連続出場を果たす。 木村和也 - 熊本放送アナウンサー。パラグライダーの体験レポート取材中の事故による。247日に及ぶリハビリ生活により回復。 久保恒造 - ノルディックスキー選手。種目はクロスカントリー、バイアスロン。 坂本敏美 - 元地方競馬名古屋競馬場所属騎手。1985年7月19日、心臓麻痺で競走中止した騎乗馬が転倒し、その下敷きになって負傷。 フィリップ・ストレイフ - 元F1レーサー。1989年ブラジルでの開幕前合同テスト中にマシンが大破するクラッシュが発生し受傷、下半身不随となりレーサーを引退。 高山善廣 - プロレスラー。2017年5月4日、DDTでの試合中に回転エビ固めを繰り出そうとして失敗し、全身不随状態に。 滝川英治 - 俳優。2017年9月15日午後1時頃、ドラマ「弱虫ペダルSeason2」の撮影で自転車ロードレーサーで山梨県笛吹市御坂町藤野木の県道で縁石に衝突して転倒。同月18日、脊髄損傷と診断されたことが発表された。 谷垣禎一 - 政治家、衆議院議員。自由民主党総裁、財務大臣など要職を歴任したが、自由民主党幹事長在任中の2016年7月16日、趣味のサイクリング中にロードバイクで転倒して頸髄損傷で入院し、同年8月3日に行われた内閣改造に伴う自民党役員人事において、谷垣は幹事長を退任した。 戸田蔵人 - モトクロスレーサーで、練習中の事故により受傷。バイクと体とを紐で固定するなどして復帰を果たし「車椅子のモトクロスライダー」と称されたが、その後ジャンプの練習中に着地点の緩衝剤が引火した際、バイクと体とを固定していた事が仇となって逃げ遅れ焼死した。 中西学 - プロレスラー。2011年6月4日、試合中に相手の技を受け損ねて首を強打し病院へ搬送、中心性脊髄損傷と診断される。2011年10月7日に手術を受け、2012年10月8日の両国大会で492日ぶりに試合に復帰した。 長田弘幸 - ノルディックスキー選手。種目はクロスカントリー、バイアスロン。冬季パラリンピック3大会に連続出場。 芳賀健輔 - 元WGPレーサー。彼のトライクはヤマハベース。 ハヤブサ - プロレスラー、本名 - 江崎英治。2001年10月試合中に得意技の一つ、「ラ・ブファドーラ」(セカンドロープから後方宙返りしながらのボディープレス)を失敗し、頚椎損傷。一時は全身不随となったがリハビリを経てゆっくりと自力歩行できるまで回復したが、2016年3月3日くも膜下出血のため死去。 アベベ・ビキラ - マラソン競技でオリンピック2連覇したが、選手生活晩年に自動車事故で受傷した。下半身不随となって現役を退いた後、ストーク・マンデビル競技大会に参加して、アーチェリーや車椅子競争等に出場し、犬ぞりレースでは優勝している。 福永洋一 - 元JRA騎手。1979年3月に阪神競馬場でのレース中落馬事故により受傷。以後現役に復帰できず。 星野富弘 - 詩人・画家。元中学校教員。体操部の指導中、宙返りの模範演技で失敗し頚髄を損傷。絵筆を口にくわえ、花を中心とした水彩画・ペン画を描き詩を添えた作品で人気。口述筆記による随筆を織り交ぜた数々の著作を出版。 本間朋晃 - プロレスラー。2017年3月3日、試合中に後頭部をマットに叩きつける技を受け損ねて負傷。一時は四肢麻痺状態であり緊急搬送されるも、その後わずかながら手足を動かせる程度には回復し中心性頸髄損傷と診断された。 松永真穂 - 元声優、元ディスクジョッキー。引退後の2022年に自殺未遂により受傷。 三沢光晴 - プロレスラー。プロレスの試合中バックドロップで投げられた際、首から頭部を強打し頚髄離断のため死去。 カーティス・メイフィールド - 歌手。コンサート会場での事故により受傷。 八代英太 - 元タレント。ステージから転落し脊髄を損傷。後に車椅子生活を送りながら衆議院議員・参議院議員を務め、郵政大臣を歴任。 柳田哲志 - テレビ宮崎アナウンサー。2008年6月14日、『JAGAJAGA天国』の生放送出演中に女尻相撲に参加した際、水田に自ら頭から突っ込み、頚椎骨折、脊髄損傷の重傷を負う。 横山典弘 - JRA騎手。2010年9月、中山競馬場でのレース中に落馬事故。中心性頚髄損傷、頭蓋骨骨折を負う。のちに復帰を果たす。 横山義行 - 元JRA騎手。2015年1月11日の中山競馬場でのレース中に落馬し、頸椎損傷。以後騎乗することなく現役を引退。 クリストファー・リーヴ - スーパーマンを演じた俳優。乗馬中の事故で頚椎を損傷したが、車椅子俳優として活躍を続けた。 ウェイン・レイニー - 元WGP500レーサー。1993年9月のレース中に転倒した際に受傷、現役を引退。下半身不随となって以後も、車椅子に乗ってチーム監督としてオートバイ世界グランプリチームを指揮した。 クレイ・レガツォーニ - 元F1レーサー。1980年のF1グランプリ中にマシントラブルによる事故のため受傷し車椅子生活となった。以後もレーサーを続け、ホンダのCMではNSXをサーキットで駆る姿をみせた。2006年12月15日、イタリアで自動車を運転中にトラックとの衝突事故のため死去。 相澤ピーターコアミ - サッカー選手。2021年シーズン後のJリーグ合同トライアウトに参加した際に、接触プレーで頭部を強打し受傷。
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