登場した舞台
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「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」の記事における「登場した舞台」の解説
転送宮殿 真人たちが最初に降り立った場所。王様が大まかな説明とクラスの決定などを行い、テスターへの特典(やる気を出させるための釣り餌)として強力な武器を授けてくれる。 カーサーン王都(カーサーンの街) 宮殿を抜けた先にある始まりの大地。白亜の壁に彩られた美しい都市で、街中には冒険者ギルドが存在する。基本的にはここで仲間を集うが、登録された人間の大半がNPCである(稀にテスターもいる)。6巻の短編ではシラーセの頼みにより、真人たちは首都内に「お母さん屋」という母子問題の相談所を開店することとなった。 短編ではしばしば舞台として登場する。 10巻終盤では無数の謎の影が出現し、事件解決のため真人たちが調査することになった。 カーサーンの城 6巻中盤の舞台。女王であるジョオー・オブ・カーサーンとその息子である王子がいる王城。運命の赤いダンジョン 6巻終盤の舞台。カーサーンの城の地下にあるダンジョン。王族とその護衛以外誰も立ち入ることはできない。部外者が無理に入ろうとしても不思議な力で防がれてしまう。王族とその婚約者が二人で挑む試練であり、内部に潜む「試練」を乗り越えることで初めて結婚が許される。 ママン村 1巻終盤の舞台。森に囲まれた村で温泉がある。村長の家は旅温泉旅館も行っている。温泉「ママンの乳湯」と「ママンのミルク」がある。夜の女帝から美少年たちを要求されて困っていた。 六面体の空間(チートツールのプログラム内) 1巻に登場。夜の女帝はここで「願う」ことで様々な力を与えられていた。正体は、何者かが外部から送りつけてきたチートツールのプログラムだという。 ママン村近郊の森 1巻の決戦の舞台。夜の女帝はこの一角を根城としていた。 オヤクソク湿原 10巻で訪れた地名の一つ。カーサーン王都から最寄りの街の近くにある広大な湿地帯。迷路のように渡された木道を歩いて進む。ボスとして巨大スライムが存在する。 学園都市ハハウェ 2巻で語られた都市の一つ。舞台になるのは都市そのものではなく学園の方となる。ジョコ・アカデミア 2巻の舞台の一つ。ハハウェの中央に位置する学園。シラーセ曰く「ゲームとはいえ子供が生活する場に学習施設がないのはおかしい」という保護者クレーマーを黙らせるために急造されたという。とはいえ急造されたものなので開発が追いつかず、教師も生徒も多くがNPCで顔はアスキーアート。しかも学園内部にはいきなり即死するバグまである。学園長NPCが実装されていないためシラーセが「シラッセ」と名乗って学園長代理を兼任していた。6巻では真々子がゴッツイ先生の代役として担任を務めた。 8巻では実装も大分進んでおり、生徒や教師の数も増えている。顔は相変わらずアスキーアートだが、生徒の中には普通の容姿と思しき個体も見られた。 高台の塔 2巻の決戦の舞台。人間が神の領域に至るために建てた、という設定の塔。作中ではジョコ・アカデミアの生徒たちが宿泊するための施設として登場した。すぐに壊されるのを前提に造ったことから「バベられる前に宿泊できるのはラッキー」だという。なお、「バベる」というのは「バベルの塔よろしく破壊される」ことを指すという。真人たちは飛行船で移動しているため正確な地名は不明。 アニメ版では学園が決戦の場になったため登場していない。 チャンカー 3巻の舞台。海辺に築かれた町。三日月上に湾曲した海岸線に建物が立ち並んでいる。港も併設されているらしく、真っ白な帆を張った船が行き交う光景が見られる。ソロゴロシの塔 3巻の決戦の舞台。チャンカーから大桟橋を渡った先にある新築タワーダンジョン。名前の意味は「ソロでは不可能」。大人数での攻略を前提とした大規模なダンジョンであり、全100層。最上階に到達すれば、あらゆる願いを制限付きで一度だけ叶えられる。一度願いを叶えた後は、クールタイムを得て再び願いがかなえられるようになる。内部には「防具を強制解除させるトラップ床」や「母親の偽物を大量に生み出す」罠などが仕掛けられている。 原作では真人たちは塔とチャンカーを行き来していたが、アニメでは塔から出ず攻略するという展開となっている。 商業都市オカンヤーデ 4巻の舞台。カジノなどの娯楽施設が大半を占める都市。親子の中を深めるレクリエーション・センターやアパレルや喫茶店などが見られる。特にカジノの数が多い。地底都市 4巻の決戦の舞台。オカンヤーデの地下にある古代都市で、深部には闘技場が存在する。ソレラはここで母親たちをギャンブル漬けにし、子供たちは牢獄に監禁していた。 ミーマ 5巻の舞台。天下一母道会の会場(施設)がある町。天下一母道会の会場(施設) 5巻の決戦の舞台。鍋やフライパン、箒と塵取り、ハンガーに物干し台などのモニュメントで飾られている施設となっている。フローリングの室内を模した舞台で母親同士が競い合う形になる。観客席には幼い子供用のキッズスペースがある。 ゴボドーランド 7巻序盤の舞台。愛知サーバーに新規実装された自然の楽園で獣人たちが暮らす「ゴボドー大集落」がある。サヤエンドウの階段、洞穴や作物をくり抜いて作った住居が存在する。 無人島 7巻の舞台。真々子の手によってどこに出しても恥ずかしくないリゾート地に生まれ変わった。無人島というのは表向きの姿であり、実はジャングルを抜けた先にある絶壁の山の中がリベーレのアジトに繋がっている。またこの島ではマスターの力により母親の力が弱められる作用が働いている。リベーレのアジト 7巻の決戦の舞台。元々は別の場所にアジトを作っていたが、運営の目を欺くために無人島に移した。内装は地下神殿を思わせるが、深部には科学的な様相も呈する「闇色の宝石製作工場」が存在する。リベーレはここで「アルザレの書」のコピーと思しき球体を用いて闇色の宝石を量産していた。 元々はハハーデスが娘たちのために用意した拠点である。 ハハーデス城(堀田佐央里城) 8巻の決戦の舞台にしてリベーレ最後の拠点。猛吹雪が舞う「オフクロ山」に佇む城。基本的にはリベーレの関係者しか立ち入れず、転送などの手段では赴くことができない。9巻では、本来は「魔神マムモーネの居城」として設計されたものであることが判明した。ハハーデスとの決戦後は運営によって除去され、代わりに巨大なモミの木が生えている。 モーネの夢の町 9巻終盤の舞台。魔神マムモーネが生み出したお菓子の町。クッキーの道路、板チョコの建物、ジュースの川などが存在する。魔神の御所 9巻の決戦場所。モーネの夢の町にある「甘」の字の扉を抜けた先にある空間。底が見えないほどの穴の上に魔法円によって足場が形成されている。周囲には魔術的な幾何学模様が刻まれる。 古代文明都市 11巻中盤の決戦場所。地上世界とは異なる文明の様相を呈する未来的な都市。老朽化が激しく道路は崩壊している。その実態は、都市を丸ごと載せた巨大な天翔ける船。魔王が息子勇者との決戦のために用意した。シェントラーレ 古代文明都市の中心部にあるピラミッド型の建造物。船のすべてを管理する中央庁舎であり、最上部には展望ブリッジがあり、背部には空中庭園広がる。この庭園が魔王と息子勇者の決戦の場となった。 天空の遺跡 11巻に登場したラストダンジョン。世界の果てにある断崖絶壁の階段を登った先に佇んでおり、道中にはワイバーンなど飛行系のモンスターが出現する。入り口は堅く閉ざされ、勇者である真人がいなければ開けられない。最深部には「MMMMMORPG(仮)」の世界から脱出するための転送装置が設置されている。本来なら真人が自分の意志でここに来て、ゲーム依存症にならず現実世界へ戻れるか試すための最後の試練となるはずだった。
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