江東区コミュニティバス「しおかぜ」とは? わかりやすく解説

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江東区コミュニティバス「しおかぜ」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 01:11 UTC 版)

都営バス深川営業所」の記事における「江東区コミュニティバス「しおかぜ」」の解説

しおかぜ江東01):潮見駅前 → 枝川二丁目木場二丁目枝川二丁目潮見駅前 → 港湾住宅辰巳駅前 → 潮見駅江東区による路線図では「木場ルート」「辰巳ルート」と表記され色分けされているが、実際に上記のように通し運行され潮見駅を2回経由する。 1台の専用車両で循環運行しており、12時台の便は乗務員食事休憩のためいった入庫する。 江東区運行主体となるコミュニティバスである。江東区南部交通不便地域解消を図るとともに高齢者など交通弱者交通手段確保することを目的とする。運行東京都交通局委託し江東区運行経費補助金支出している。愛称の「しおかぜ」は、江東区東京湾面していることから「潮風」に由来する潮見駅起終点として、北側木場地区南側辰巳地区交通不便地域循環する年中無休運行し、9時から17時までの間、毎時1本程度頻度1日9便を運行する停留所にはバス停ナンバリング振られている。 東京都交通局都営バス)が運行受託する唯一のコミュニティバスである。なお、過去には都営バス南千住営業所台東区「めぐりん」受託していた。 路線沿革 2003年10月20日より、既存公共交通機関交通では不便な辰巳潮見枝川地区で、高齢者など交通弱者公共交通確保のため、江東区試験運行開始したのが始まりである。試験運行間中は、午前9時台 - 午後4時台まで1日9便の運行で、運賃100円均一支払い現金のみとなっていた。試験運行2004年1月19日までの3か月間を予定し試験運行中は都営バス江東営業所運行担当していた。 期間中アンケート江東区議会での議論などで今後運行あり方検討行った結果2005年11月1日より本格運行移行した本格運行開始先立ち2005年7月21日から8月5日にかけて、江東区報などを通じてコミュニティバス愛称車体デザイン公募愛称しおかぜ」と海の波を描いた日本画浮世絵)風の車体デザイン決定した。さらに系統番号として「江東01」が付与されバス方向幕などには表示がないものの、東京都交通局からのリリースバス車内路線図などで使用される年譜 2003年平成15年10月20日江東区コミュニティバス試験運行開始江東営業所担当)。 2004年平成16年1月19日試験運行終了2005年平成17年11月1日本格運行開始これに伴い専用車両を導入2016年平成28年8月5日初代専用車両(S-N050号車)が交通事故により自走不能となる。以降代車により運行継続10月17日江東区議会専用車両(S-N050号車)を廃車することが報告される2017年平成29年):江東区コミュニティバス事業検討委員会において、コミュニティバス事業継続決定2018年平成30年10月2代目専用車両として中型ノンステップバス(S-D513号車)を導入2020年令和2年4月1日交通系ICカード利用開始運賃・乗車券運賃都営バス一般路線とは異なり小学生以上100円均一未就学児無料)である。東京都交通局発行一日乗車券類、定期券(都バスフリーカード)、都営交通無料乗車券福祉乗車証)、東京都シルバーパス利用できない。 また運行開始時よりバス共通カード未対応で。2007年PASMOサービス開始後も交通系ICカードには対応していなかった。区民からも交通系ICカード対応の要望寄せられており、2020年4月1日からPASMO・Suicaなど交通系ICカード利用できるようになった専用車両 「しおかぜ専用車両は江東区所有し実際運行東京都交通局委託する形を取っている。 2005年本格運行への移行に伴い専用車両として日野・リエッセCNG車を1台購入した局番:S-N050、2005年式PB-RX6JFAA改)。中扉車椅子リフト装備したステップリフトバスである。この車両は、都営バスの路線バス車両として新製配置され最後ツーステップバスとなった。また都営バス導入され唯一のリエッセでもある。CNG改造フラットフィールド手掛けた初代専用車故障点検時は、LED表示器装備するノンステップ車代走していた。[要出典] 2016年8月5日初代専用車両のS-N050号車が、回送中対向車正面衝突する交通事故起こして自走不能となったリエッセ2011年8月製造終了しており部品調達困難なこと、もともと経年による車両更新検討していたことを理由として、当該車両同年10月17日江東区議会廃車とすることが報告され、翌11月除籍されている。 この事故を受け、同日江東区議会コミュニティバス事業担当する江東区土木交通対策課は、今後コミュニティバスしおかぜ」のあり方について検討する予定であること、2018年度までは都営バス車両により「しおかぜ」の運行継続する予定であることを報告した。また都営バス一般路線バス車両使用するにあたっては、江東区コミュニティバスであることが利用者にわかるようラッピングを施すこととし車両経費ラッピング費用について東京都交通局全額負担することで合意した報告した初代専用車事故廃車後は、同営業所所属のハイブリッドノンステップバスである日野・ブルーリボンシティハイブリッド局番:S-V297)を代替専用車として運行していた。ICカードリーダー撤去した上で車体側面後面に「江東区コミュニティバス しおかぜ」の文字と「KOTO CITY in TOKYO スポーツ人情が熱いまち」のハート型のロゴマーク描いたパートラッピングを施して使用していた。 2017年に「江東区コミュニティバス事業検討委員会」で事業継続決定したため、2018年度専用車両の購入契約行い同年10月2代目専用車両としていすゞ・エルガミオ局番:S-D513、2018年式、2KG-LR290J3)が納車された。これは都営バスでは初となる2代目エルガミオ導入となった江東区では、専用車両を小型車から中型車へサイズアップした理由として、小型車日野・ポンチョ)と中型車車両価格ランニングコストがあまり変わらないため、費用対効果が高いと判断したこと、「しおかぜ」の利用者高齢者が多いため座席定員多く取れ中型車選んだこと、「しおかぜ」の利用者増加しており、ルート2020年東京オリンピック会場付近含まれるためさらなる増加見込まれることなどを挙げている。 2代目専用車車体デザインは、区が用意したいくつかのデザインのうちから、「しおかぜ沿線区立小学校3校の6年生投票して選定された。新デザイン同じく海や水辺モチーフしながらも、和風初代車両大きく雰囲気異なったものとなった江東区観光キャラクターコトミちゃん」のイラストと「水彩都市江東 SHIOKAZE」のロゴ描かれている。局番「D513」は「コトミ」の語呂合わせで、ナンバープレート希望ナンバーで、当初は「足立230い ・513」だったが、江東ナンバー導入直後に「江東210あ 51-03」に変更しなおかつ東京ゲートブリッジ図柄入ったナンバープレート変更された。

※この「江東区コミュニティバス「しおかぜ」」の解説は、「都営バス深川営業所」の解説の一部です。
「江東区コミュニティバス「しおかぜ」」を含む「都営バス深川営業所」の記事については、「都営バス深川営業所」の概要を参照ください。

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