都営バスの路線
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「都市新バスシステム」の記事における「都営バスの路線」の解説
都市新バスシステム開始以来、以下の8系統が運行されている。路線の詳細については各系統の所管営業所の項目を参照。 グリーンシャトル(都01) 都01:渋谷駅 - 六本木駅 - 新橋駅(旧・橋89) 開業日:1984年3月31日 所管:渋谷営業所 マーク:ペガサス 公募で決まった愛称に合わせ、都市新バスのイメージを天翔けるペガサスで表現した。 愛称ロゴ:青地に白文字、グリーンの線。両側に金色の星。 運行開始当初は愛称とマークはなく、ヘッドマークは局紋で、行灯には「都市新バス」と書かれていた。 1984年6月に愛称を公募、約4000系の応募の中から「グリーンシャトル」に決定。同年6月21日に命名後、ペガサスのマークが付けられた。 方向幕:青色(一部行先を除く)。 専用車三菱ふそう・エアロスター - P-MP118K改、P-MP218/618K、U-MP618K、KC-MP717KVF改、KC-MP747K(以上全廃)、KL-MP37JK 日野・ブルーリボンシティハイブリッド - BJG-HU8JLFP グリーンライナー(都02) 都02:大塚駅 - 錦糸町駅(旧・塚20) 都02乙:池袋駅東口 - 東京ドームシティ(- 一ツ橋)(旧・池67) 開業日:1986年3月3日 所管:巣鴨営業所(都02)・小滝橋営業所(都02乙) 開業当初は都02、都02乙とも大塚営業所(当時)の所管だった。 マーク:青い鳥と緑の丸い矢印。緑の矢印は「グリーンライナー」を表す。 愛称ロゴ:青地に白文字、グリーンの線。文字の間に2羽の白い鳥が飛ぶ。 方向幕:都02は青色、都02乙は系統変更当初は青色、後に黒色。 専用車いすゞ・CLM - K-CLM470(川崎重工業製車体架装) いすゞ・CLMはモノコック車。1982年~1984年導入の21台が暫定的に転用されていた。 開業当初は専用車が足りず、一般車を改装した車両も存在した。 都02乙系統の都市新バスへの変更当初は一般車両だったが、後に都市新バス専用車に切り替わった(大塚営業所時代)。 いすゞ・キュービック - P-LV314K、P-LV214K、U-LV224K、KC-LV280L(以上全廃) いすゞ・エルガ - KL-LV834L1、PJ-LV234L1、PJ-KV234L1 日産ディーゼル・スペースランナーRA - PKG-RA274KAN、PKG-KV234L2、PKG-LV234L2 グリーンアローズ(都03・都04・都05) 都03:四谷駅 - 晴海埠頭(旧・銀71) 運行開始当初は新宿駅西口 - 晴海埠頭だったが、四谷駅までに区間短縮された。 都04:東京駅丸の内南口 - 豊海水産埠頭(旧・銀16) 都05:東京駅丸の内南口 - 晴海埠頭・東京ビッグサイト(新設系統) 開業日:1988年3月21日(新設の都05のみ、同1988年6月8日開業) 所管:港南支所(都03)・江東営業所(都04)・深川営業所(都05) マーク:矢を射る天使(キューピッド?)。矢は「アローズ」を表す。 愛称ロゴ:青地に白文字、グリーンの線と左側に緑の星。文字の濁点が星になっている。 方向幕:3色。3系統が同時に都市新バスとなったため、都03が青色、都04が緑色、都05が朱色→橙色と、系統ごとに色分けされた。 専用車日野・ブルーリボン - P-HU233BA、P-UA33K、P-LV214K、U-UA440HAN、HU2ML、U-HU2MLA改、U-HU2MLAA、KC-HU2MLCA、KC-HU2PMCE(以上全廃) 日産ディーゼル・UA - KC-UA460HAN、KC-UA460KAM(以上全廃) 日産ディーゼル・JP - KL-JP252NAN改(全廃) 日野・レインボーHR - KL-HR1JNEE いすゞ・エルガ - KL-LV280L1、PJ-LV234L1、QPG-LV234L3 日野・ブルーリボンシティハイブリッド - BJG-HU8JLFP いすゞ車・日産ディーゼル車には、富士重工7E型車体が先行架装された(インパネは6Eまでと同じ)。 都03は杉並営業所(現・杉並支所)の所管路線だった が、2000年12月に路線短縮に伴い深川営業所へ移管、さらに2012年4月にはとバスへ運行を委託するにあたり港南支所へ移管された。 都04は江東営業所所管だった が、2003年に都07が葛西営業所(現・江戸川営業所)から江東営業所へ移管。それに伴いいったん深川営業所へ移管され、2009年4月1日に再度江東営業所へ戻された。 都営地下鉄大江戸線全通直後の一時期は、目黒営業所からエコー仕様車が転入し、都04と都07の移管時には、葛西営業所からスター仕様車が転入した。これら転属車は1年以内に全廃となっている。 グリーンエコー(都06) 都06:渋谷駅 - 赤羽橋駅 - 新橋駅(旧・橋85) 開業日:1990年3月31日 所管:渋谷営業所 開業時は目黒営業所(現・港南支所)の所管だった。 マーク:ラッパを吹く天使(ガブリエル?)。ラッパは「エコー(響き)」を表す。 愛称ロゴ:青地に白文字、左右両側にグリーンの細い5本線 方向幕:濃緑色。起終点が同一の都01と区別するため別色となった。 専用車日野・ブルーリボン - P-HU233BA、U-HU2MLAA、HU2ML、U-HU2MLA改(以上全廃) 三菱ふそう・エアロスター - U-MP618K(元「グリーンシャトル」専用車。全廃)、KL-MP37JK 日野・ブルーリボンII - PJ-KV234L1 日産ディーゼル・スペースランナーRA - PKG-RA274KAN グリーンスター(都07) 都07:錦糸町駅 - 門前仲町(旧・錦14) 開業日:1992年3月31日 所管:江東営業所 開業時は葛西営業所(現・江戸川営業所)所管 マーク:白鳥座。 愛称ロゴ:白と緑のツートン地に、文字が色を反転する形で書かれる(「スター」の「タ」の字に黄色い星) 青地に白文字ではない唯一のロゴデザインとなっている。 方向幕:青色 専用車日野・ブルーリボン - U-HU2MLAA、KC-HU2MLCS(以上全廃) 日野・ブルーリボン(ノンステップ試作車) - HU2PM(全廃) 日産ディーゼル・UA - KC-UA460KAM、KC-UA460HAN(元都04「グリーンアローズ」専用車)、U-UA440HAN (X600)、(以上全廃)、KL-UA452KAN改 かつて使用されていた専用一般車(日産ディーゼル、E代)は、元アローズ(都04)用として配備された車両であった。 日産ディーゼル・スペースランナーRA - ADG-RA273KAN、PKG-RA274KAN、 三菱ふそう・エアロスター - LKG-MP37FKF グリーンリバー(都08) 都08:日暮里駅 - 錦糸町駅(旧・里23) 開業日:1994年1月18日 所管:南千住営業所 マーク:隅田川と駒形橋を飛ぶユリカモメ。ユリカモメは「東京都民の鳥」。 愛称ロゴ:青地に白文字。文字の下にグリーンの波線が、川面の波を表すように描かれる 愛称は路線途中にある隅田川にちなんだもの で、一般公募の結果採用された。 方向幕:濃緑色。錦糸町駅での都02系統との誤乗防止のため別色となった。 専用車三菱ふそう・エアロスター MBECS-I(蓄圧式ハイブリッドバス)- U-MP618K改(全廃) 三菱ふそう・エアロスター - U-MP618K、U-MP628M、KC-MP747K(以上全廃)、KL-MP37JK 日産ディーゼル・UA(CNG車)- U-UA440HAN改(全廃) 日野・ブルーリボンII - PJ-KV234L1 日産ディーゼル・スペースランナーRA - PKG-RA274KAN バリアフリー対応のため、運行開始当初から車椅子用リフト付き超低床車が導入された。また、都営バス初のニーリング装置装備車 も導入された。 環境保護対策として、都営バス初の蓄圧式ハイブリッドバス が導入された。また、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}日本初となる[要出典]圧縮天然ガス(CNG)車も導入された。 初期の「グリーンシャトル」専用車 初期の「グリーンライナー」専用車 初期の「グリーンアローズ」専用車 初期の「グリーンエコー」専用車 初期の「グリーンスター」専用車 初期の「グリーンリバー」専用車 「グリーンリバー」専用リフト付超低床車
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