江東区編入と正式居住の開始
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1968年(昭和43年)2月30日、江東区はどこの区にも属さず正式な住所の無い「番外地」であった8号埋立地を編入した。その際、潮の香の漂う地の町名として「潮見」と名付けられた。 町に正式な居住が始まったのは、江東区編入より前の1967年(昭和42年)頃との記録もあるが、それ以前に居住がすでに始まっていたなどの住民証言もあり、諸説あるものと思われる。 昭和41年4月に「潮見1・2丁目町会」が設立されたと記録にはあるが、町会が今でも所有する住民から寄贈された太鼓には、それ以前より「自治会」が存在したことが窺うことのできる「潮見1・2丁目自治会」の名が刻まれている。 当時は東京湾最南端の埋立地(夢の島、若洲はこの後埋立が進むこととなる)であり、昭和42年の埋立竣工前までは都内廃棄物の最終処分場であったため、海運関係の倉庫街、鉄工所、造船所、清掃事業所などの典型的な準工業地区として町が成長していった。
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