ブルーリボンシティ ハイブリッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 08:56 UTC 版)
「日野・ブルーリボン」の記事における「ブルーリボンシティ ハイブリッド」の解説
2005年1月、ブルーリボンシティHIMRはノンステップバスへと進化し、セレガRとともにHIMRからハイブリッドバスへと名称変更した(のちにハイブリッドシリーズに変更)。ブルーリボンシティ ハイブリッドでは、バッテリーをトヨタ・プリウスのニッケル水素電池(4基)に変更、インバータユニットを小型化し、これらを屋根上へ搭載することにより、前輪から中扉間のノンステップ化が実現、CNGノンステップ車をヒントに屋根上にバッテリーを搭載した。車内は後部を段上げした前中ノンステップバス(部分超低床車)として中ドアより後ろはワンステップ車同様で5列を確保している。ディーゼル車やCNG車のブルーリボンシティが生産中止となった後も、ジェイ・バス小松事業所で2015年中頃まで生産されていたほか、後述のとおり名古屋ガイドウェイバス向けにツーステップ仕様車も特注生産されている。 マイルドハイブリッド方式であるため他社製ハイブリッドバスと比べると安価であり、例としてLJG-HU系では車両本体価格は10.9m(ホイールベース5.2m)車で2949万円となっている。そうした要因も手伝ってか、ブルーリボンシティハイブリッドは2010年6月時点で450台以上が販売されている。 ブルーリボンシティ ハイブリッド(左)とHIMR(右) フロントドアコックはナンバープレートの裏に隠れている 運転席 後部座席ACG-車とBJG-車の最後列は大型の肘掛けが備わって2+2人掛けとなる。
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