ブルーリボンBD系
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「日野・ブルーリボン」の記事における「ブルーリボンBD系」の解説
1952年(昭和27年)末に発表されたセンターアンダーフロアエンジンバスBD系に、日野自動車がブルーリボンと名付けたのが始まりで、車名「ブルーリボン」は社内公募で決定された。1950年代の日野の代表的なバス車種である。前扉対応のBD10系列と中扉専用のBD30系列がある。 また左ハンドル仕様のBD22型(BD32型の輸出仕様)が米軍統治下の沖縄で使用され、従来のボンネットバスに代わり普及した。 BD系は1963年(昭和36年)まで製造され、全国各地のバス事業者に納入された。 ブルーリボンの名は1960年(昭和35年)頃まで使われていたが、その後はあまり使われていなかった。1982年6月に発売された初代ブルーリボン(RU系)で車名が復活し、以降は長く使われることとなる。 2018年の日本自動車殿堂「歴史遺産車」に、バス車両としては初めてブルーリボンBD10型が選ばれた。日野自動車の車両としても初の選出となる。また公益社団法人自動車技術会の「日本の自動車技術330選」にも選定されている。
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