センターアンダーフロアエンジンバス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/05 20:14 UTC 版)
「日野・ブルーリボン」の記事における「センターアンダーフロアエンジンバス」の解説
センターアンダーフロアエンジンバスとは、車両中央部(ミッドシップ)の床下に水平シリンダーのエンジンを配置する方式のことで、他社のリアエンジン方式とは一線を画していた。エンジンを床下に置くことで、車内の段差を廃して床を最後尾までフルフラットにすることが可能となり、乗車定員を増やせるとともに、前後2扉の場合に後扉を最後部に配置することができるのが特徴である。 「ミッドシップ#バス」も参照 日野自動車の前身である東京瓦斯電気工業時代にも「ちよだバストレーラー」として、鉄道省省営バス向けにセンターアンダーフロアエンジンバスを製造していた実績がある。センターアンダーフロアエンジンバスは、戦後の国産バスでは日野自動車のみが製造していた。日本国内の戦前の例では他に、トレーラーバス用のスミダ・BT型トラクタ(現:いすゞ自動車)がある。
※この「センターアンダーフロアエンジンバス」の解説は、「日野・ブルーリボン」の解説の一部です。
「センターアンダーフロアエンジンバス」を含む「日野・ブルーリボン」の記事については、「日野・ブルーリボン」の概要を参照ください。
- センターアンダーフロアエンジンバスのページへのリンク