武道に敵対する者とその関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 10:46 UTC 版)
「東京卍リベンジャーズ」の記事における「武道に敵対する者とその関係者」の解説
稀咲 鉄太(きさき てった) 声 - 森久保祥太郎 演 - 間宮祥太朗(映画)、結城伽寿也(舞台) 「愛美愛主」幹部→「東京卍會」参番隊隊長→「天竺」総参謀。 1992年1月20日生、身長164センチメートル、体重58キログラム、A型。 現代では「東京卍會」総長代理。策略家だが知識に意識を行き過ぎたせいで精神力は強者を相手にすると過呼吸を起こし、喧嘩の実力も純粋な攻撃力なら武道を一度再起不能に陥る程度だが、防御面では武道に殴り返され倒れるほど壊滅的。 現代の東卍を犯罪組織に変貌させた元凶で武道の宿敵。小学生時代は地味な性格で、日向とは同じ塾に通っており、その時に武道とも出会っていた。その際、日向に好意を抱いていたことが判明し、日向の心が武道に傾いたことが一連の出来事の発端となった。そのためか現代では、日向にプロポーズしようと指輪を差し出して断られたことで殺害を決意するなどストーカーと化していたことが終盤で判明する。 「8・3抗争」前の現代では千堂を脅し、武道を殺害しようとするが失敗、千堂はそのまま自殺した。計算高く自ら手を汚さずに相手を陥れる策略家で、自信を"月"と表現し、「愛美愛主」の長内と接触。彼を新宿を仕切る総長までのし上げ、彼を利用して林田を追い詰め東卍との抗争のきっかけを作った張本人。また林田に直接「愛美愛主」との抗争を持ち掛けている。「愛美愛主」では幹部として所属しており、"H2年"組をまとめ上げていた。本来は万次郎に林田を無罪にできる餌を蒔き、「8・3抗争」で龍宮寺を殺害し、空いたNo.2の椅子に座ることが目的だったが失敗。プランを変更し、空いた参番隊隊長の椅子に座る。 「芭流覇羅」初代副総長の半間を次の刀とし、「血のハロウィン」を画策。「血のハロウィン」前の現代では羽宮を利用して場地を殺害し、万次郎に羽宮を殺害させて身代わりを用意。そのまま「芭流覇羅」を母体とした東卍が誕生していた。しかし武道により、万次郎は羽宮を殺害せずに終わり、その代わり半間を東卍に入隊させた。「血のハロウィン」後の現代では幹部となっていた武道に日向を殺害させており、この証拠で追い詰められ武道、千冬に睡眠唖剤入りの酒を飲ませて拘束。東卍にとって裏切り者だった千冬を銃殺し、武道も殺害しようとするも羽宮の妨害に遭い失敗に終わる。 「聖夜決戦」前には裏切るつもりで武道、千冬、半間とチームを結成。八戒を助けるためという名目で柚葉にナイフを渡し、大寿の殺害に仕向ける。「聖夜決戦」では外で大寿を食い止めるという言い分を作り、千冬を拉致し拘束。 「聖夜決戦」後は万次郎によって除名処分を受け、任意で東卍を抜けた半間と共に「天竺」のイザナに接触する。そのまま「天竺」の総参謀に就任。この時に以前から一貫して自分の都合のいい東卍を作ろうと画策していることが判明。1回目の抗争後の現代では死亡したと思われていたが実は海外に逃亡しており、「関東事変」について知りたいがために戻ろうとする武道を射殺しようとするが庇った直人を射殺する形となった。「最終決戦」前には半間の運転するバイクでエマを襲撃。これが今まで何度過去を変えても未来が変わらず、巨悪な東卍を作り出しているキーだと判明する。「最終決戦」では自ら手を下さずに東卍を自滅させようとするが、鶴蝶が武道にとどめを刺さないことに腹を立て武道に銃を向け撃つが、武道の気迫により過呼吸を起こし、武道の足を撃つ。その後、武道を殺そうと銃を構えるも「エマを殺した」という言葉が癇に障り武道を殴り戦闘不能にするも千堂、千冬、青宗、八戒、林、ソウヤらが加勢してきたため、総長を佐野 万次郎とした「東京卍會」と「天竺」の合併を持ち掛けるもそれにより運命を狂わされた武道にとって到底受け入れられない要件だったため、稀咲を殴るという形で武道に拒否される。その後イザナと万次郎の攻防を観戦するが、その途中からイザナを説得する鶴蝶に対して、計画が全て武道に邪魔され、イザナを媒体にするしかなくなったため鶴蝶の存在が邪魔だと言い放ち、3発撃ちこむも庇ったイザナに当たってしまい、予期せぬ事態に腰が抜けて、過呼吸を起こす。その後、イザナが死亡、鶴蝶が意識不明の重体となり、腰を抜かしていたが半間に拾われ助けられる。龍宮寺、武道の追走を逃れようとするが半間を急かしたせいで事故を起こして転倒し、武道に追いつかれる。さらに逃亡を続け、現代で日向を死に追いやった駐車場で武道と一進一退の戦いが始まり、武道がタイムリーパーだと知ったことで自分が日向に好意を抱いていることを明かし武道に銃口を向け、武道が元凶と罵るが、激昂した武道の蹴りで銃を払い落とされ、彼に射殺されそうになる。その直後、万次郎と日向が現れたことで動揺し逃亡。追走する武道に「未来に帰させない!」の言葉により逃亡をやめ、武道に自分がタイムリーパーでないことを伝えた瞬間、突然現れたトラックにはねられ死の恐怖におびえながら死亡するという最期を遂げた。 半間 修二(ハンマ シュウジ) 声 - 江口拓也 演 - 清水尋也(映画)、菊池修司(舞台) 「愛美愛主」総長代理→「芭流覇羅」初代副総長→「東京卍會」陸番隊隊長→「天竺」幹部。 1989年10月27日生、身長192センチメートル、体重79キログラム、AB型。 稀咲の相棒格で「ダリィ」が口癖。ケンカの実力では龍宮寺と渡り合えるほど。左手に「罪」、右手に「罰」の刺青をしている。かつて「歌舞伎町の死神」と呼ばれ恐れられていた。退屈な日々に嫌気がさしていたところ、長内を通して稀咲と出会い、それ以降彼と行動を共にする。 稀咲の命令によって林を誑かし「8・3抗争」を起こしており、万次郎の蹴りを1発ながら受け止めている。その後万次郎と対峙し、「芭流覇羅」の創設を教える。その後の現代では千堂が日向、武道が乗ってきた車を確認するために武道が訪れていた公園にいた。 「芭流覇羅」では初代副総長として元「愛美愛主」の"S63年"組と"H1年"組をまとめ上げ、羽宮、チョメ、チョンボ、丁次を入隊させる。その後、東卍を裏切った場地を踏み絵と証人喚問を経て率いれ、「血のハロウィン」の宣戦布告をする。「血のハロウィン」では万次郎と羽宮を対決させるために自ら龍宮寺と交戦。羽宮に場地が裏切り者であることを煽り、殺害を指示。しかしながら場地は急所を外しており、このことを稀咲に電話で報告。その後はキレた万次郎の蹴りを一発喰らい気絶した。この抗争後、稀咲の手引きにより東卍に入隊し、新たに陸番隊が設立され隊長を務める。この後の現代では「東京卍會」最高幹部のリーダーとして最高幹部たちを纏め上げていた。 「聖夜決戦」前には稀咲と共に武道、千冬と短期チームを結成。「聖夜決戦」では千冬を裏切り拘束。その後集会で稀咲の除名処分によって稀咲と共に参番隊、陸番隊各隊員を引き連れ東卍を抜け、稀咲と共に「天竺」に入隊。 「関東事変」では稀咲、イザナらと共に傍観者側で戦闘には参加せず、イザナの死亡後は稀咲を連れて逃亡するも、稀咲が急かしたせいで事故を起こす。その後、武道を背負って稀咲を追走する龍宮寺に急襲を仕掛け、このまま彼と対峙するが、龍宮寺に負けを認め敗北。稀咲は逃げきれていることを信じ彼が逃げた先をたどるが、稀咲がトラックにはねられた後の事故現場に辿り着き、稀咲の遺体を見て涙を流す。その後、殺人の共犯で指名手配されるも逃走中。「最終決戦」から2年後、稀咲と生前話していた約束を果たすため稀咲の墓の前で語り明かす。 三途 春千夜(サンズ ハルチヨ) 「東京卍會」伍番隊副隊長→「関東卍會」副長。武藤に「一人っ子」と明かしているが、実は武臣の弟で千咒の兄であることが千咒の口から明かされている。 口元にある2つの傷を隠すためにマスクをつけている。しかしその本性は万次郎以外すべて敵と豪語するなど稀咲に引けを取らない危険人物であるため、伍番隊所属前から万次郎に忠誠を誓っており、他の隊にも所属していた実績があるもののどの部隊も手に負えなかった暴れ馬だったが、武藤が伍番隊隊長に就任と同時に伍番隊に入隊する。またその時に将棋をしており、「王に仕える信念」を武藤に話し、傷で損しているという理由で過去で使用していたマスクを武藤から譲り受ける。その半年後には伍番隊副隊長に就任し、武藤の右腕として忠誠を誓っていた。そのため武藤が東卍脱退した際は、ほかの伍番隊員と共に彼についていき、天竺に合流する。「関東事変」後は武藤が逮捕されるも、自身は抗争場所である第3埠頭から退却した。実は武藤が万次郎を裏切った時から彼を殺害しようと天竺の合流から半年後の武藤の出所の時まで虎視眈々と狙っていたことが判明。武藤が東京都鑑別所から出所すると出迎え、再び第3埠頭に連れていき、「王」である万次郎を裏切った報いとして斬殺する。この時に武藤からもらったマスクを外している。 武藤殺害後は「梵」の首領が千咒になったことに反発し、彼女を推薦した武臣諸共兄弟の縁を切ったのちに「関東卍會」に入隊し、その後の現代にて「梵天」のナンバー2として君臨している。その際、右腕にイザナのピアスの刺青を入れている。
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