武道における試し斬り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 00:10 UTC 版)
抜刀道や居合道といった武道における試し斬りでは、主に畳表を巻いたものを使用する。一畳分または半畳分の使用済み畳表を巻き、紐で縛ったり、輪ゴムで止めたりしたものを、一昼夜あるいは数日水につけておき、台上の杭に突き刺す。その畳表に対して、日本刀を使用して斬撃を行う。 一番有名な斬り方は、対象に対して、40 - 45度ほどの角度で斜めに斬りつける「袈裟斬り」と呼ばれる斬り方であり、畳表を人間と考えた場合、肩口・脇下より斬りつける技法である。他にも流派や団体によって様々な斬り方がある。水平に切る横一文字が一番難しい。習熟すれば地面に直に置いた畳表も斬ることができる。
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