擔仔麵とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 食べ物 > 料理 > 麺料理 > 擔仔麵の意味・解説 

担仔麺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/28 08:04 UTC 版)

担仔麺
台南市「度小月」の担仔麺
各種表記
繁体字 擔仔麵
簡体字 担仔面
拼音 dàn zǐ miàn、dàn zǎi miàn
発音: :タンツャイミェン
:ターアーミー
台湾語白話字 tàⁿ-á-mī
テンプレートを表示

担仔麺(タンツーめん、タンツャイミェン、台湾語:ターアーミー)は台湾料理の一つとして知られる小ぶりの汁入り料理。

概要

「擔仔」は台湾語で「ターアー」と読み、天秤棒を指す。中国四川省担担麺と同じく、最初は天秤棒で食材と器具一式を担いで売り歩いたことからこの名がある。本来の繁体字では「擔仔麵」だが、近年は台湾でも「担仔麺」の表記が用いられることが多い。日本ではカタカナで「ターミー」、「ターミ」等と表記されることもある。

担仔麺は台南市の発祥で、度小月担仔麺ともいう。現在台南の名物として知られているが、台北など他の場所でも広く食べられており、日本の台湾料理店でも定番のメニューとなっている。

一般に、小麦粉の中細のストレート麺を用い、スープに豚のそぼろ肉と海老香菜ニンニクソースなどがのっている。日本のご飯茶碗ほどの大きさの容器で出されることが多い。サイズや具のそぼろ肉は四川省の担担麺と共通しているが、スープの味は異なり、辛くない。

担仔麺は一般に価格の割に量が少ない。台湾語のいわゆる「食巧不食飽」(飽きずに美味しく食べて)を念頭に食べ飽きない量に調整されている。

なお、日本の名古屋市ご当地ラーメンとして知られる台湾ラーメンについて、元祖とされる「味仙」の公式ホームページでは、担仔麺を元に辛口にアレンジしたものと紹介している[1]

脚注

関連項目


担仔麺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 16:38 UTC 版)

中華麺」の記事における「担仔麺」の解説

台湾料理肉味噌香菜を上に載せる

※この「担仔麺」の解説は、「中華麺」の解説の一部です。
「担仔麺」を含む「中華麺」の記事については、「中華麺」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「擔仔麵」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「擔仔麵」の関連用語

1
16% |||||

2
4% |||||

擔仔麵のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



擔仔麵のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの担仔麺 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの中華麺 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS