市民・文化評論・教育評論掲載期とは? わかりやすく解説

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市民・文化評論・教育評論掲載期(第二部)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 20:56 UTC 版)

はだしのゲン」の記事における「市民・文化評論・教育評論掲載期(第二部)」の解説

その後ゲン別れた隆太学校再会するヤクザの岡内組の鉄砲玉として働いていた隆太には、かつての仲間だったムスビドングリと、勝子(かつこ)が一緒にいた。ヤクザ幹部夢見ていた隆太だったが、ドングリの死をきっかけヤクザ世界から足抜けし、絶縁をした。その頃知り合った老人平山松吉と共に新しい生活を始め松吉両親のいない隆太達の父親代わりになる。同年昭和天皇広島訪問しており、それ以降ゲン天皇の戦争責任言及するうになる。 そんな折、君江の体も原爆症蝕まれた。浩二君江助けるため、福岡県炭鉱出稼ぎ行ったが、浩二働いて得た金で酒びたりとなり、仕送りが全く出来ていなかった。入院させようにも金がなく、どこの病院断られてしまう。状況打開のため隆太ヤクザ賭場荒らしをして大金手に入れ君江入院することができた。しかし胴元である打山組組長激昂隆太を殺すべく広島市内に包囲網を敷く。逃げ道がないと知ったゲン病気身体圧して現れ君江と共に警察へ行くよう説得して隆太自首した1948年原爆投下直後に米をもらいに行った際に出会った英子そっくりの女性大原夏江おおはら なつえ)に再会する。もともと芸妓志望だった夏江は顔に大火傷負い、それを苦にして何度も死を考えていたが、ゲン発奮により、勝子洋裁店を開くという夢を持つようになる。そんな折、松吉原爆症死の床倒れる。隆太は共に脱獄したノロ自分感化院入れさせた叔父対す復讐協力し叔父奪われ50万円当の財産取り返すことに成功するノロから分けてもらった財産一部頼みお金要らない断った)、松吉小説『夏のおわり』を自費出版するが、ゲン隆太達に看取られながらこの世去ったゲン隆太ムスビの3人は、松吉遺作『夏のおわり』を頒布している所をアメリカ軍兵士連行されアメリカ軍基地日系アメリカ人のマイク・ヒロタ少尉取り調べられ、ここでゲン初めアメリカ人原爆投下怒りぶつけたが、ヒロタ少尉真珠湾攻撃のことを持ち出し正当化するけだった(なお実際は、当時広島県含めた中国及び四国地方占領下置いていたのはアメリカ軍ではなくイギリス軍であった)。 ゲン達はアメリカ軍基地牢屋監禁されたが、3人が拷問を受けるダメージを少しでも軽減するための訓練をしている所を見たヒロタ少尉に、精神に異常を来たしていると勘違いしたために不必要判断されゲン達は、監禁されていた米軍基地から外に連れ出され置き去りにされる。そのまま広島戻った3人は、協力先ほどアメリカ軍やり方による反発自分達の腹癒せアメリカ軍ジープトラック片っ端から破壊するアメリカ軍基地から連れ出されアメリカ軍ジープトラック破壊して数日振りに家に帰ったゲンは、母・君江が退院したことに喜び隠せなかった。しかし、胃癌で、家族には4か月の命と宣告されていた。ゲンは、生前最後の楽しい思い出作ろう母・君江の思い出の場所京都旅行させるため、肥え汲みをして金を稼ぐ。京都旅行ができる金額達した頃、浩二九州から帰ってくるが、無為に日々過ごしていた浩二は家に入りづらく、ゲン自分稼いだ金を浩二稼いだものということにして、京都旅行出発する。しかし旅行中容態急変し吐血君江ゲンたちに看取られながら息を引き取った火葬の際、君江遺骨放射能障害のためか、ほとんどが焼け崩れて残らなかった。君江死に落ち込んでいたゲンだったが、大吉君江幻影励まされ立ち直った中学生になったゲンは、戦争肯定する同級生相原最初衝突するが、実は相原自分原爆症自身生命がそう長くないことを悟って生きること対す虚無感抱いたためで、本心では戦争憎んでいた。その後ゲンと共に戦争反対行進の列に加わる。 また洋裁店を開こうと話が順調に進む中、急に夏江腹痛訴える。夏江盲腸入院となったが、入院した体調芳しくなく、手術して原爆症による白血球減少傷口が塞がらなかった。死期悟った夏江生きる希望失っていくが、ゲン達に叱咤激励され、励まされるゲン担任教師太田は、レッドパージ教師辞めさせられ覚醒剤手を出すまでに絶望していたが、ゲン隆太雨森クラスメート達お陰で立ち直り自分学校作ることを決意する瓦礫の中から材料集めて建てた家も、広島市復興計画による道路拡張工事のために、ゲン隆太必死抵抗空しく取り壊されることになった。そのため、浩二婚約者広子広島市内のアパートで暮らすことになり、昭は繊維問屋商人になるために大阪へと旅立った1950年12月31日夏江直腸癌急性心臓麻痺原因この世去った夏江遺骨ゲンの家の墓に納める過程で、父・大吉遺志継ごう絵描きになることを決意夏江遺骨の件で知り合った画家天野教えを受けるしばらくしてゲン納品間近看板壊してしまい、それがきっかけ職人大月部下黒崎乱闘騒ぎ起こしてしまう。弁償をするため看板屋で働くことになったが、外で仕事をしている姿を天野が見つけ、天野代わりにゲン壊してしまった看板絵を描く作業をやったのである看板屋仕事手伝ようになった天野は、看板屋社長に絵の腕を認められゲン負傷を負わせた社員大月代理として雇われる。しかしそれを面白く思わない黒崎雇ったチンピラ二人組襲撃されるが、返り討ちにして卑劣な振る舞いをした黒崎叱りつける黒崎には原爆孤児になって僧侶拾われる奴隷同然にこき使われ理不尽な暴力を受け続けた過去があり性格いつの間に歪んでしまったとゲンに語る。一方隆太設立されたばかり広島カープ応援熱中する1953年ゲン中学卒業ゲンこの頃から髪を長く伸ばし勝子仕立てたジャンパーを身に着けスタイル一変する波川中学校卒業式出席したゲンは、「君が代」斉唱が始まる際にと「君が代」を歌うのを止めようとする。ゲン「君が代」歌わない理由は、「君が代の『君』は(昭和天皇のことで、天皇褒め称える歌である』と指摘し昭和天皇戦争犯罪者であることを恐れていた為であった卒業式では「君が代」代わる形でゲン指揮により「青い山脈」を波川中の卒業生全員合唱した。 式が終わり横道筆頭とした不良グループからリンチされる教師達ゲン雨森救出し教師達横暴叱責する。そして、ゲン女学生中学生)の中尾光子(なかお みつこ)に一目惚れをする。しかし、光子弁償のために働いた看板屋社長中尾重蔵の娘だった。ゲン重蔵犬猿の仲であり、光子当初父親叱られるのを恐れてゲン交際するのをためらっていたが、隆太一喝ゲン想い受けて交際承諾ゲン光子との交際始めた。だが、まもなく光子原爆による急性白血病死亡した。これにより軍国主義者重蔵自分愚かさ知り平和主義者へと転向漸くゲン和解するゲン仲間1人ムスビ洋裁店を開くために働いていたが、ふとした夜遊びきっかけ麻薬中毒となってしまう。麻薬中毒となったムスビ麻薬を買うために、申し訳ない思いつつ皆で貯めたお金手を出し挙げ句使い果たしてしまう。お金無くなっても(体が)麻薬欲しがるムスビは、麻薬売人であるバーマドンナ」のマスター自宅侵入して麻薬探しているところを見つかり、リンチ遭い死亡する原爆孤児となり苦難を共にしてきた大切な親友であるムスビ麻薬中毒そして金儲け道具にされて殺されたことに隆太怒り心頭となる。隆太は、バーマドンナ」に乗り込み首謀者であるマスター射殺し愛人である女給重傷を負わせ、さらに麻薬売買胴元であるヤクザ2人射殺した。そして、敵討ち終えた隆太自首することを決意するが、刑務所に入るのは間違い戦争起こした者たちこそ裁かれるべきだと叫んだゲン勝子により反対され、東京へと向かう貨物トラック勝子と共に逃亡するムスビ遺骨自分の家の墓に納めたゲンは、その後重蔵天野天野の孫の達郎に見送られ未来挑戦するために東京へ旅立った

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