冠学園小学校(かんむりがくえんしょうがっこう)
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「学級王ヤマザキ」の記事における「冠学園小学校(かんむりがくえんしょうがっこう)」の解説
下部拓也(しもべ たくや) 声 - 柏倉つとむ(現:カシワクラツトム) ヤマザキのクラスの学級委員長。 端整な顔立ちで優等生。基本的に常識人だが、ヤマザキの変装を見抜けなかったりと少々抜けているところもある。 ヤマザキとは学級委員長の座を争うライバル同士であり、そして悪だくみや騒動に巻き込まれる被害者でもあるが、登下校を共にしたり遊びに出かけたり等と基本的には仲の良い友達である。 どんな些細なものであろうとヤマザキのボケには徹底的にツッコミを入れており、ツッコミの際は頭部へのエルボー、ピコピコハンマーなどをよく使用している。ヤマザキが普通では考えられないような事業を成功させ、空前絶後の大ブームを起こした際はきさきやブタ田をはじめとする周囲がそれに便乗する一方、拓也だけはヤマザキが起こしたブームに断固として乗ろうとしない。また、象のツカハラを持ち上げるほどの怪力を見せたことがある。 家族は両親と祖母とペットの愛犬が原作後半(12巻)で登場。両親と祖母は拓也とは対照に天然ボケな性格をしており、ヤマザキが起こしたブームに便乗していた。 名字の由来は「僕」(しもべ)[要出典]。 姫野きさき(ひめの きさき) 声 - 野上ゆかな(現:ゆかな) ヤマザキのクラスの副学級委員長。 拓也とは恋仲で、彼のことは「タックン」と呼んでいる。家は大金持ちで、親から一回に貰うお小遣いは鞄に札束が目一杯詰め込まれているほどである。ハリセンコレクションが趣味。木村拓哉(当時SMAP)のファンだが、アニメではイチロー(当時オリックス・ブルーウェーブ)のファンになっている。小さくて可愛いものが好きだが、微妙に人と感性が違うところがあり、ヤマザキウンチをはじめ、女の子(ヤマピー)や赤ちゃんに変身したヤマザキを「可愛い」とべた褒めし、目を輝かせていた。 一応ヤマザキに対する扱いは拓也よりは優しいが、貧乳なのを気にしているところがあり、胸に対するセクハラには本気でキレる。 家族は母とペットの愛犬のエリザベス(実は姫野家の莫大な財力で開発された番犬ロボット)が登場しており、大企業の社長である父はきさきの台詞にて存在が示唆されるのみで本人は未登場。 名前の由来は「お妃」(おきさき)[要出典]。 ブタ田ヒカル(ブタだ ヒカル) 声 - 阪口大助 本作の狂言回し的なポジションで、アニメ版ではナレーション(解説役)も務める。 ヤマザキのクラスメイト。ボケキャラで、鼻が豚の鼻のような形状をしており、とても大きい。語尾に「ブヒ」(連載初期は「ブー」などもあった)が付く。食いしん坊で、特にハムには目がないが、食事をするたびに便意に見舞われてしまう。その食い意地からおじじ様が発明した超強力肥料を盗み食いしたことで、巨大化し大暴れしたことがある。また、女の子(ヤマピー)に変身したヤマザキに一目惚れしたことがあり、アニメ版では拓也の容赦のないツッコミから身を挺してヤマピーを守る男らしい一面を見せた。 初期は「ブタ田」の名前しか決められておらず、「ヒカル」という下の名前は連載が進み、宇多田ヒカルをパロディ化した一発ネタだったものを、本名として設定化されたもの[要出典]。 家族は全員同じ顔で、7つ子の幼い兄弟もいる。父親は恐妻家で、息子にも宿題をやらされる等と、家庭内において一番地位が低い。そのため、不思議な流れ星の力でヤマザキと立場が入れ替わった際、元に戻ったヤマザキが墓地王国に帰ってきた際も元に戻るのを拒んでいた。 チャウ 声 - 麻績村まゆ子 おじじ様の発明品「転送機」のトラブルの影響で異次元の世界からやってきた生物。ウサギに似た外見で「チャウ」と鳴く。きさきと一緒にいることが多く、後にプー助とも仲良くなった。よくヤマザキに対しておバカな事をするたびに蹴りを食らわしていた。実はチャウ王国の王子。 アニメオリジナルキャラクターだが、原作では台詞はなく、背景扱いなもののたびたび登場する。 乳母川メメ子(うばがわ メメこ) 声 - 水谷優子 ヤマザキ達のクラス担任。デフォルメされた外観に、やや抜けている性格で丸眼鏡をかけている小柄な女性。当初の名前は「先生」のみと、本名が設定されていなかった。 インフルエンザで重症になりながらも学校へ出勤しようとするなど、職務に対して誠実。眼鏡を外すと八頭身美人になるが、教育や校則には極めて厳しい性格且つ暴力的な言動に豹変してしまう。眼鏡を外している間の記憶は残らない様子。 名前の由来は「乳母」[要出典]。 校長先生 声 - 堀内賢雄 ヤマザキの学校の校長。ハゲ頭と眼鏡がトレードマークの老人のような見た目をした男性。かなりの天然ボケで、ヤマザキによって学校をロボットに変えられた時は、思わず銅像を教室に持って来たほどである。 苦院エリカ(くいん エリカ) きさきの実家に匹敵する超巨大企業「クイーン商事」の令嬢。 文通でヤマザキと知り合って結婚の約束まで取り付けるが、その容姿は強烈に不細工であり、ヤマザキから激しく嫌われている。口癖は「おけけ」で、怒ると「エリカショーック!」と叫びながら鼻毛を引っ張り、喜ぶと耳毛を引っ張る。霊感が強く、幽体離脱したヤマザキの姿を見抜いたことがある。 原作後半では、幼少期のエリカはツインテールの美少女で、ヤマザキとは幼馴染だったことが判明。そして本当は美人であり(10巻)、心から好きになってくれる人が現れるまでは不細工なお面をはずしてはいけないという当家に伝わるしきたりであったが、結局輪郭は大きく、控えめながら鼻毛も健在であるため、いずれにせよ幼少期とは程遠かった。しかし真実を明かしたその後もなぜか再びお面をかぶって登場しており、ヤマザキからは強烈に拒絶されている。 名前の由来は「クイーン」[要出典]。アニメ版には登場していない。 はかまだ進之介(はかまだ しんのすけ) 声 - 東さおり ヤマザキのクラスに転校してきた髷を結った少年。家は0.2万石の大名家の家柄(らしい)。密かに冠学園の天下統一を目指している。帯刀しているが、実はただの靴ベラ。 基本的に礼儀正しいが、自分勝手で短気なところもあり、くだらないダジャレを言ったりとヤマザキと同レベル。怒るとなぜか後ろから津波が発生して周囲を押し流す。ヤマザキの「ワタナベ軍団」に対抗するかのように海の生き物たちで構成された「クロシオ軍団」を率いている。 基本的に劇中ではキャラが弱く(作者談)、まともに登場したのは2回だけ(ほとんど端キャラ)だった。最終回では6年3組のメンバーの中に混じっていた。 ヤマダキ 6年3組に転校してきたヤマダキ王国の跡継ぎ。ヤマザキにそっくりだが頭の三本とんがりの先が丸く、拓也いわく「こいつの方が(顔が)気持ち悪い」。ただしヤマザキと比べると少々気が弱い性格である模様。 家は洋風の墓で家族もそっくりであったが、なぜか彼女のセスナちゃんだけは超美少女であった。その後は登場していないが、最終回では6年3組のメンバーの中に混じっていた。 ボイジャン 声 - 宇垣秀成 頭に縫合痕があるフランケンシュタインの怪物のような大柄の少年。『ドラえもん』のジャイアンのパロディキャラ[要出典]。アニメでは中学校の番長。名前の由来は「ジャンボ」[要出典]。 ハルオという凶暴な大型犬を飼っており、ヤマザキの頭のトンガリにハムを突き刺して食べさせるなどの残虐なしつけを行っている。また、ボイ子という妹がいるが、本家とは違ってまだ赤ん坊。化粧回し風のよだれ掛けをしており、他の赤ん坊たちから犬と勘違いされていた。 鈴木のべ太(すずき のべた) 声 - 伊崎寿克 ひ弱なメガネの少年。『ドラえもん』の野比のび太のパロディキャラ[要出典]。 ボイジャンにいじめられているほか、よく名字を間違えられる。「のべ太」は本名ではないらしい。
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