五輪相に再任とは? わかりやすく解説

五輪相に再任

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 23:07 UTC 版)

丸川珠代」の記事における「五輪相に再任」の解説

2021年2月3日東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長森喜朗JOC臨時評議員会女性蔑視する発言をした。国内外から批判受けた2月12日辞任2月18日橋本聖子内閣府特命担当大臣男女共同参画兼国大臣東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当)を辞職し組織委員会会長就任同日丸川五輪相に再び就任した同年4月9日丸川男女共同参画担当相として、村政行教授らと会い法曹関係者ら1094人が名前を連ねる選択的夫婦別姓制度早期実現求め共同声明受け取った丸川同年1月30日国会議員有志連名で、党所属都道府県議会議長宛てに、選択的夫婦別姓導入賛同する意見書採択しないよう求め文書郵送しており、制度導入反対の立場であったが、らに「これまでにないほど、自民党での議論活発化している」と述べた同年4月19日斉木武志衆議院議員衆議院決算行政監視委員会で、組織委員会企業業務委託する際の人件費に関する調査結果報告斉木が「組織委員会95%も中抜きして人材派遣会社委託している」疑いがあると丸川質問すると、丸川は「守秘義務見せてもらえない資料がある」と述べ担当閣僚でさえ詳細把握できていない実態明らかになった。 同年4月27日閣議後の記者会見で、東京オリンピック医療体制について「医療現場を預かるのは東京都こうしたいああしたいという声は何も届いてこない」「東京都考えがまったく聞こえてこないので、非常に懸念している」と述べ東京都批判した同日小池百合子都知事は「実務的には詰めている。よく聞いていただきたい」と丸川反論した同年5月11日閣議後に記者会見開催オリンピック開催意義問われ、「このコロナ禍分断され人々の間に絆を取り戻す大きな意義があると考えている。コロナ禍において東京大会世界中の人が新たな光を見いだすきっかけになると考えている」と述べた同日東京新型コロナウイルス新規感染者数925人と高止まり続き大阪府死亡者数過去最多となる55人を記録そのような状況下で精神論終始する丸川回答に、「戦時中と同じ」などと批判の声上がった5月13日丸川参議院内閣委員会で、オリンピックコロナ対策として、選手大会関係者求められる行動管理感染予防策の実効性高めるため、「監視員」を置くことを明らかにした。5月14日閣議後の記者会見で、「監視員」は組織委員会職員協力を仰ぐことを明らかにした。 同年6月2日政府新型コロナウイルス感染症対策分科会尾身茂会長衆議院厚生労働委員会出席しオリンピック開催について、「今の状況で普通は(開催は)ない」「こういう状況の中でいったい何のためにやるのか目的明らかになっていない」と述べた6月4日丸川閣議後の会見尾身発言反論。「我々はスポーツの持つ力を信じてやってきた。別の地平から見てきた言葉そのまま言っても、なかなか通じづらいというのが私の実感だ」と見解述べた同年6月21日五輪組織委員会橋本聖子会長は、観客対す会場での酒類販売や提供を検討していることを明らかにした。翌6月22日丸川閣議後の記者会見で「大会性質上、ステークホルダー利害関係者)の存在があるので、組織委員会としては、そのこと念頭に検討すると思うが、大声出さない拍手だけで応援するという観戦スタイルがしっかり貫かれるような形で検討してほしい」と述べた会場内では、1業種1社のスポンサー契約結んでいるアサヒビールビールなどを独占販売できることになっており、丸川同社権益配慮した発言行った同日東京新聞アサヒビール取材同社は「正式発表があったわけではないので、コメントする立場にない」と答えた同日五輪組織委員会一転して会場での酒類販売を見送る方針固めた同年6月24日宮内庁西村泰彦長官定例記者会見で「天皇陛下現下新型コロナウイルス感染症感染状況を大変心配されている。国民に不安の声がある中で、開催感染拡大つながらないか、懸念されていると拝察している」と述べた。翌6月25日丸川閣議後の記者会見で「長官ご自身考え述べられたものと承知している」との見解示した同年6月26日五輪組織委員会大会ボランティア約7万人全員について、ワクチン接種見通し立った発表した1回目接種6月30日7月3日行い2回目7月31日8月11日行われるとされる6月29日丸川閣議後に記者会見開催ボランティア7万人接種について、記者から「2回目接種大会開始までに間に合わないのでは」と問われると、「そもそもワクチン接種前提としない大会準備進めている」と回答。さらに「1回目接種でまず一時的な免疫をつけていただきたい」と述べた6月20日1回目ワクチン接種受けていたにもかかわらず28日新型コロナ陽性判明した額賀福志郎衆議院議員などの例があることから、丸川発言対し人命軽視」「非科学的」「一時的な免疫とはどういうことか」などの批判殺到した同日夕方内閣官房は、「一時的」は「一次的の意味だったという趣旨説明行った厚生労働省ホームページには、モデルナ社のワクチンファイザー社のワクチンも「2回の接種が必要」と明記されており、1回目接種で「一次的免疫」ができるなどという記述はどこにもない。また、東北大学病院感染管理室の徳田浩一室長も「そういう用語を、私は聞いたとがない」と発言。「一次的免疫」が丸川造語であることが明らかとされるとともに長崎大学感染症共同研究拠点安田二朗教授から「6月中旬から始めていれば、開幕までに2回打って免疫もできたはずだ」と批判の声上がった同年7月14日組織委員会は、オリンピック・パラリンピック開会式閉会式の「式典コンセプト」を発表開会式作曲担当者小山田圭吾徳澤青弦原摩利彦景井雅之の4名とされた。翌7月15日に各メディアで報じられると、『ROCKIN'ON JAPAN1994年1月号と1995年7月1日発売の『クイック・ジャパン第3号における小山田インタビュー内容インターネット上で拡散される。小山田小学生時代から多年にわたり障害者児童生徒に対していじめ、虐待暴行行った告白しており、批判相次いだ7月16日丸川閣議後の記者会見で「人選ふさわしかったのか」と質問を受けると、「まだ報道確認していないので、報道確認させていただきたい」と答えた17日から18日にかけて、『オブザーバー』やAP通信など多く海外メディア小山田発言詳細に報じ19日小山田官邸主導する形で、辞任追い込まれた。 同年7月30日首相官邸午前10時始まった閣議に5分ほど遅刻した閣議は7分遅れで始まった丸川閣議後の記者会見遅刻理由問われ、「高速入り口オリンピック対応で封鎖され途中渋滞していた。さらにもう1カ所の入り口目指したが、そこも封鎖されていて遅れた」と説明した首都高速道路東京五輪開催に伴い、この日の午前30所以上の首都高入り口閉鎖していた。 同年8月10日閣議後の記者会見で、国際オリンピック委員会IOC)のトーマス・バッハ会長8月9日東京銀座訪れたことについて、丸川は「不要不急かどうか本人判断すべきだ」と述べた東京都では7月12日から8月22日まで緊急事態宣言発令されており、8月5日には東京都過去最多となる5042人が新型コロナウイルス感染していることが確認されており、新型コロナウイルス感染対策をまとめた規則集「プレーブック」では選手大会関係者観光することを禁止していた状況下でのトーマス・バッハ会長銀座観光だった。 同年8月16日政府東京都大会組織委員会国際パラリンピック委員会IPC)の4者協議が行われ、パラリンピック原則無観客での開催決まった丸川協議後の記者会見ワクチンの接種率について問われた際、「把握していない」と回答した

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