上越新幹線脱線事故
上越新幹線脱線事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)
「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「上越新幹線脱線事故」の解説
★2004年(平成16年)10月23日 17時56分頃(列車脱線事故) 17時56分頃に新潟県中越地震が発生。震央(いわゆる震源地)に近い上越新幹線浦佐駅 - 長岡駅間を走行中だった東京発新潟行き「とき325号」(200系10両編成)のうち7・6号車を除く8両が脱線した。地震発生当時、同列車は長岡駅への停車のため約200km/hに減速して走行中だったが、早期地震検知警報システム「ユレダス」による非常ブレーキが作動し長岡駅の東京寄り約5kmの地点で停車した。 自然災害が直接の原因とはいえ、新幹線の営業列車が脱線した初の事例(回送列車では既に1973年の東海道新幹線鳥飼基地における冒進脱線事故などがある)となったが、高架橋が頑強に造られており倒壊を免れたこと、脱線はしたものの転覆に至らなかったこと、偶然にも対向列車が無かったことなどが幸いし、死者・負傷者は発生しなかった。 詳細は「上越新幹線脱線事故」を参照
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