上越新幹線への投入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 08:41 UTC 版)
「新幹線E7系・W7系電車」の記事における「上越新幹線への投入」の解説
2017年4月4日付のJR東日本の定例社長会見で、2018年度より上越新幹線(東京‐新潟間)に北陸新幹線向けと同一仕様のE7系12両編成(11編成132両)を順次投入し、2020年度末までにE4系を全車置き換えて上越新幹線の車種をE7系とE2系に統一すると発表し、2019年3月16日のダイヤ改正から東京-新潟間「とき」4往復、東京-越後湯沢間「たにがわ」1往復で営業運転が開始された。定員の増加やグランクラスの提供、 乗り心地の向上など、車内サービスの向上を図ることを理由に挙げている。 導入に先立って、2017年9月には大宮-新潟間にて、最高速度向上の際の安全性や沿線環境対策に関する基礎データの収集を目的にパンタグラフ部分に遮音板を設置した上で速度向上試験が行われた。 また、2019年5月中旬から概ね4年程度をかけ、吸音板設置や防音壁かさ上げといった騒音対策等の地上設備の測量および工事を行い、上越新幹線の大宮駅 - 新潟駅間の最高速度を現行の240km/hから275km/hに引き上げるとともに、2022年度末までに上越新幹線の車両をE7系に統一する予定であった。
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