上越新幹線開業後とは? わかりやすく解説

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上越新幹線開業後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:25 UTC 版)

国鉄165系電車」の記事における「上越新幹線開業後」の解説

上越新幹線大宮暫定開業に伴う1982年11月15日ダイヤ改正では特急「とき」廃止。「佐渡」は夜行1往復廃止により昼行3往復となった存続した「佐渡」「よねやま」はサロ・サハが減車され10両編成となった。「とがくし」もサハ165形減車した6両編成となり、1984年までに5両は松本運転所転出余剰となった6両のうち5両がクハ455形に、1両がサロ110形改造された。 本改正では急行列車全廃となった幕張電車区ならびに新前橋電車区から転入が行われ、名古屋 - 新潟気動車急行赤倉」を165系化したほか、名古屋間合い運用高蔵寺着・多治見普通列車1往復当所165系充当された。このため中央西線通過対策としてモハ164形800番台除いた全車パンタグラフをPS23A形に交換が行われた。 1982年11月15日改正後の「佐渡」「赤倉」「とがくし編成上野上田・名古屋 新潟 → 「佐渡」「赤倉編成 クハ165 モハ164 クモハ165 サロ165 クハ165 モハ164 クモハ165 クハ165 モハ164 クモハ165とがくし編成 クハ165 モハ164 クモハ165 クハ165 モハ164 クモハ165 上越新幹線上野開業に伴う1985年3月14日ダイヤ改正では、「佐渡」「よねやま」「赤倉」が全廃となった。当区の充当急行列車は「赤倉」の代わりに設定され松本発着の「南越後」と長野上田発着の「とがくし」のみとなった編成サロ165形連結中止し全車廃車モノクラス編成基本となり、新潟地区ローカル運用が主となった1986年11月1日ダイヤ改正では新潟運転所上沼支所上沼垂運転区として独立略号新ニイから新カヌとなったほか、松本運転所から3両編成x1本が転入した。 また運用面では1985年東北・上越新幹線上野延伸開業した以降の上野 - 新潟間夜行列車臨時天の川」「佐渡」のみとなっていたが、同年開設され夜行高速バス東京 - 新潟線対抗するため1986年夜行快速ムーンライト」が新宿 - 新潟間で運転開始された。「ムーンライト」は当初EF64形牽引により14系客車での運転であったが、分割民営化後1987年9月3日からリクライニングシート交換などグレードアップ改造施工したM1 - M3編成充当され土休日間合い運用新宿 - 黒磯快速フェアーウェイ」にも充当された。 1988年3月13日ダイヤ改正では「とがくし」「南越後」を松本小諸長野 - 新潟間「赤倉」へ統合。「ムーンライト」は新宿 - 新潟 - 村上間定期列車となった。また1989年以降車体更新工事施工ならびに首都圏乗入対策としてATS-Pを搭載した2代目M1 - M6編成置換えられ、従来ムーンライト用M編成は「赤倉」に転用されA1 - A3編成となり、塗装白地に窓周り緑・黄色細帯配色変更した1991年時点編成はすべて3両編成組成しており、A編成3本K編成6本・M編成6本の45両が配置されていた。 上沼垂運転区A・K・M編成一覧1991年) ← 新宿松本・長野 新潟 → 備考号車番号123モハ164形基本番台車はPS23A形パンタグラフ交換済M編成はATS-P搭載編成番号クハ165モハ164クモハ165A1 196 854 131 全車幕張から転入新製冷房車 A2 197 855 132 A3 200 858 135 K1 1 1 1 全車新製時から新潟配置 K2 98 67 103 K3 153 78 120 全車新前橋から転入 K4 154 79 121 K5 191 849 126 全車幕張から転入クハ165-162を除き新製冷房車 K6 162 861 138 M1 105 823 76 全車松本から転入 M2 166 64 100 McM'ユニット新製時から新潟配置 M3 99 65 101 全車新製時から新潟配置 M4 170 66 102 McM'ユニット新製時から新潟配置 M5 195 853 130 全車幕張から転入新製冷房車 M6 203 860 137 備考 更新工事は以下を施工 特別保全工事A編成ならびにK3 - K6編成 車体更新工事:M編成ならびにK2編成施工K1編成 A編成赤倉塗装 2代目M編成快速ムーンライトえちご1991年3月16日ダイヤ改正では「赤倉」の補完列車として長野 - 新潟間を越後線経由運転する快速「やひこ」が、臨時列車扱いで「ムーンライト」に長岡分割・併合する新井発着編成設定されたが、「やひこ」は1993年に、「ムーンライト新井発着編成1995年廃止となった。「赤倉」はA3編成1995年9月28日付で廃車となり、以後はA1・A2編成のみでは不足したことから、M編成もしくはK編成いずれか補填充当された。 湘南色原型に近い仕様のK1 - K6編成新潟地区ローカル運用主体に「ムーンライトえちご増結時や「赤倉車両不足時に3両または6両編成もしくはM編成との併結6両編成充当されたが、1995年定期ローカル運用終了一部編成波動輸送対応ならびに赤倉」用とされた。 ローカル運用終了後1995年12月20日付で幕張電車区から「シャトル・マイハマ」充当3両編成転入1996年7月に「アルファ」へ再改造されホリデー快速運用充当された。 このほか1996年3月16日ダイヤ改正東海道本線大垣夜行が「ムーンライトながらとなったに伴いムーンライト」は「ムーンライトえちご」に改称された。 北陸新幹線長野暫定開業に伴う1997年10月1日ダイヤ改正では特急「みのり」格上げにより「赤倉」は廃止となり165系定期急行運用消滅。この結果A1・A2編成ならびにK1・K3 - K6編成1998年まで廃車となった。 K2編成1998年12月1日付で三鷹電車区転出した2001年アルファ編成廃車となった以降も「ムーンライトえちご」は2003年3月まで165系運用されたが、老朽化のため同年4月1日からは485系による運用置換えられた。

※この「上越新幹線開業後」の解説は、「国鉄165系電車」の解説の一部です。
「上越新幹線開業後」を含む「国鉄165系電車」の記事については、「国鉄165系電車」の概要を参照ください。

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