上越市購入の打診と白紙化とは? わかりやすく解説

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上越市購入の打診と白紙化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 04:10 UTC 版)

山鳥毛」の記事における「上越市購入の打診と白紙化」の解説

2016年8月23日新潟県上越市市長村山秀幸定例記者会見にて、個人所有する山鳥毛自治体購入する方針明らかにした。上越市によると景勝1598年春日山城から離れた際に上杉家ゆかりの品々が市内離れたことから、謙信ゆかりのものを集めることを歓迎する声があるとしている。この時の研究者による評価額は3億2000万円とされる同年9月6日には「国宝謙信太刀山鳥毛収集市民会議」が発足し購入のための資金獲得動き始めた。それに対し税金での購入反対を示す署名活動が行われ、2017年3月22日265名分税金購入への反対署名提出された。『山陽新聞』では岡山県外への文化財の流出懸念する記事載せるなどの反響見られる。また購入にあたる税金利用には反対という声もあり、市民有志2017年2月開いたフォーラムでは市長の他賛成派反対派合わせて100人が参加した上越タウンジャーナルの2016年9月時点での調査では、アンケート47%の上越市の住民反対意志示している。上越市2017年4月時点で、同年予算案購入費として3億2000万円設定し購入後はふるさと納税寄付金などをその資金充てる方針示していた。しかし市の予算である3億2000万円対し所持者はそれに加えて上乗せされた金額である5億円を希望していたという齟齬2017年5月明らかになり、金額折り合いがつかず最終的に上越市山鳥毛購入断念した。この時の寄付金計7350万円はほぼ同年度末までに返還された。この時、日本骨董学院学院長の細矢隆男は週刊誌の『日刊ゲンダイ』の取材対し本作海外にて高額落札され流出してしまう懸念示している。

※この「上越市購入の打診と白紙化」の解説は、「山鳥毛」の解説の一部です。
「上越市購入の打診と白紙化」を含む「山鳥毛」の記事については、「山鳥毛」の概要を参照ください。

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