レース用車両
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「ランボルギーニ・ムルシエラゴ」の記事における「レース用車両」の解説
R-GT 2003年9月9日、フランクフルト・モーターショーにおいて発表され、2004年にデビューしたレース仕様車両であり、FIA GT選手権へ参戦するためにライター・エンジニアリングとアウディ・スポーツの共同体制で製作された。レギュレーションにより構造体そのものを大幅に改修するような改造は施されておらず、基本的には市販車の仕様に準拠している。顕著な相違点として、6.0LにサイズダウンしたV12エンジン、オールカーボンのボディ、強力なダウンフォースを生む前後の長大なスポイラー、サイド・スカート前方のエア・アウトレット、固定式の後部エア・インテーク、センターロック式のホイールが挙げられる。車重は1,100kg。 FIA GT選手権では、デビューレースの第1戦(バレンシア)で表彰台に上るなどの戦績を残している。その一方、全日本GT選手権への参戦時は、目立った活躍はなくシーズン途中で撤退した。 2007年のルマン24時間レースにおいて、予選でクラッシュしたJLOCのRG-1LMの代車として決勝に出走した。 RG-1 ランボルギーニが全日本GT選手権(現・SUPER GT)に参戦するJLOCのために製作した車両。R-GTをベースとしているが、多くの特注部品で構成されており、フロント・スポイラーやサイド・スカート、ディフューザーなどの形状は異なる。 2004年の第2戦から登場したが苦戦。最終戦でようやく完走することができた。2005年途中からGT300クラスに移り、2006年の第1戦で優勝。JLOCにとってはこれが初優勝であり、ムルシエラゴにとっても世界中のレース活動における初優勝であった。その後も毎年表彰台に上がり、コンスタントな成績を残した。 RG-1LM 別名:RGT-LM 2006年、ルマン24時間レースのLM-GT1クラスに参加するJLOCのために製作されたライター・エンジニアリング製の耐久性強化車両。カーボン製ブレーキ、新設計のディファレンシャルを搭載し、エンジンの搭載位置を低めた。 2006年の決勝においては日曜日の午後2時過ぎに止まってしまい、完走することはできなかった。 2007年の予選にも出走したがクラッシュしてしまい、決勝はR-GTの代車で出走した。 2009年のルマン24時間レースにも出走した。 LP670 R-SV 2009年7月、スパ・フランコルシャンにおいて発表されたライター・エンジニアリング製の車両。車重は約1,150kg。 2010年、2011年にFIA GT1世界選手権に投入された。2010年の第5戦スパで初優勝、2011年は第2戦ベルギー(ゾルダー)と第6戦スペイン(ナバラ)での2勝を挙げた。 R-SV LM GT1 レイター・エンジニアリングが開発した。世界4台。ジュネーブモーターショーでロードバージョンが発表されたマシン。日本にも1台輸入され、公道仕様ナンバー取得をしていた。(現在は売却され、海外に輸出されたとも。)
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レース用車両
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「ランボルギーニ・LM002」の記事における「レース用車両」の解説
LM002 エヴォリツォーネ(1988年) 別名:LM002 パリダカール パリダカールラリー仕様車。2台が製作された。白く塗装された車両がランボルギーニのファクトリー製、オレンジ色の車両はスイスのレーシングチームが製作したもの。
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レース用車両
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「ランボルギーニ・ガヤルド」の記事における「レース用車両」の解説
LP520 GT3 初期型のベースグレードをベースに開発したFIA GT3クラスのレース専用モデル。 LP560 GT3 ドイツのチューニングメーカー、ライターエンジニアリングがガヤルドLP560-4をベースに開発したFIA GT3クラスのレース専用モデル。5.2リッターV10エンジンはGT3用に改良され、カーボンファイバーで覆われた軽量アルミニウムのシャシーによって、車重は約1,190kgまで抑えられている。GT3をベースにしたLP560 GT2もある。 LP600 GT3 ドイツのチューニングメーカー、ライターエンジニアリングが開発したFIA GT3クラスのレース専用モデル。エンジンのパワーが向上したほか、耐久性向上のため、よりシンプルなギアボックスが採用され、空力も改善した。 LP600+ GT3 ドイツのチューニングメーカー、ライターエンジニアリングが開発したFIA GT3クラスのレース専用モデル。2012年のFIA GT1世界選手権にライターエンジニアリングのチームから参戦した。 FL2 ライターエンジニリングが開発した2013年型をベースにしたLP600+の後継マシン。 GT3エクステンソ(GT3 R-EX) ライターエンジニアリングが開発したFL2の後継マシン。 RG-3 LP520 GT3をベースに、SUPER GT GT300クラスの規定に合わせ作り直されたワンオフマシン。JLOCによって開発され、2007年より参戦を開始、開幕戦では2台持ち込んだ。 2009年の第6戦鈴鹿において10位で初入賞。同年の第7戦富士において「No.88 triple a ガイヤルド RG-3」がポールポジションを獲得した。
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レース用車両
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「ランボルギーニ・400GT」の記事における「レース用車両」の解説
400GT モンツァ(1965年) アメリカ人オーナーがル・マン24時間レースに参戦するためにイタリアのカロッツェリア・トゥーリングに依頼して1台のみ製作されたモデルである。競技用にエアロダイナミクスを見直し、新たなアルミニウムの外装に換装された以外はほぼオリジナルのままである。結局レースには出場せず、公道仕様として1967年のバルセロナ・ショーでミウラの横に展示された。その後スペイン人オーナーに売却され、1990年代に英国のオークション・プロモーターに渡り、現在はランボルギーニの故郷であるサンターガタ・ボロニェーゼにある。
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レース用車両
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「ランボルギーニ・ディアブロ」の記事における「レース用車両」の解説
VT ラリー(1994年) 1994年4月、オーストラリア「タルガ・タスマニア: (Targa Tasmania) 」において、ほぼノーマルの「VT」が総合3位に入賞した。 F1 セーフティカー(1995年) 1995年、F1カナダ・グランプリにおいてセーフティカーとして採用された。 イオタ(1994年) 別名:SE-J 全日本GT選手権に参戦するために寺井エンジニアリング向けに3台が製作された初代レース用車両。その内の1台(P02)は公道用。 SV-R(1996年) 「SV」ベースのレース用車両。軽量化し、エキゾーストをストレートにするなどして540psのパワーを獲得した限定34台のワンメイクレースカー。 GT1(1997年) 1997年に2台が製作されたレース用車両。元AGSのミッシェル・コスタによって設計され、ランボルギーニファクトリー内で特別に製作された6リットルV12 DOHC 4バルブエンジンを搭載。シャシーはハンドメイド、ボディはすべてカーボンもしくはFRPなどの軽量素材で作られており、市販車とは別物である。1台は、1998年の全日本GT選手権で9位入賞を果たし、2000年鈴鹿1000kmで3位表彰台を記録した。別の1台は公道用として存在している。 GT2(1998年、2002年) 「SV-R」が成功したのち、1台にとどまったGT1レース車両の挑戦をふまえて、1998年にこれらとは別のレース用プロトタイプが製作された。実際にレースに出走することは無かったが、翌年に市販されることになる「GT」のベースになった。 「ランボルギーニミュージアム」には別の車両が「GT2 エヴォリツォーネ」として展示されており「6.0」をベースとして2002年に製作されたとされている。 GTR(1999年) 「GT」ベースのワンメイクレース用の車両。 ランボルギーニ工場により生産された数は30台であり、ナンバリングプレートがその証として与えられている。 生産者の国籍、国別仕様、車両の年号を示すVINの無いスペアフレーム(通称ホワイトボディ)がレース用の供給部品として10個が存在し、そのスペアフレームを所有または購入したレーシングチームがリビルトパーツ、スペアパーツ、市販車用のパーツを流用して数台のGTR仕様を組み立てた。(内2台のGTR仕様が日本へ輸入された。)[要出典]。 VIN=Vehicle Identification Numberに基づいているものです。車両識別番号 車台番号 GTR-S(2000年)「GTR」をベースにライター・エンジニアリング (Reiter Engineering) が開発した車両。 FIA GT選手権などに参戦していた[要出典]。 JGT-1(2001年) JLOCが全日本GT選手権に参戦するためにオーダーしたレース用車両。エンジンやミッションなどは「GT1」に使用していた物を流用しているが、シャシーや足回りなどは新しく開発された。始めはサイドラジエター方式を採用していたが、後にフロントに移された。
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レース用車両
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「ランボルギーニ・ウラカン」の記事における「レース用車両」の解説
LP620-2 スーパートロフェオ 2014年発表のワンメイクレース「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ」の規定に合わせて作られたサーキット専用モデル。車重は1,270kg。スーパートロフェオ EVO 2017年9月に発表された「LP620-2 スーパートロフェオ」の後継モデル。カーボン・ファイバー製のボディ・キットの多くの部品はエアロ・ダイナミクスの観点から再設計された。 GT3 2015年1月に本社で発表された。開発は長年パートナーであったライターエンジニアリングではなく、ダラーラとなった。同年のブランパン耐久シリーズに参戦。デビュー戦となったモンツァではデビューウィンを果たしたが、規定違反で失格となった(後に失格裁定は取り消された)。2016年度からJLOCとディレクションレーシングからSUPER GTに参戦することが発表された。2018年8月に開催された鈴鹿10時間耐久レースにJLOCから2台が出走し、15位と17位で完走した。GT3 EVO 2018年に発表されたGT3のエボリューションモデル。改良は多岐に渡り、スーパートロフェオEVOにも採用されたEHPS(エレクトロニック・ハイドロリック・パワーステアリング)も採用している。2020年のセブリング12時間レースではクラス優勝、英国GT選手権でも2年連続でタイトルを獲得した。日本では引き続きJLOCがSUPER GTに導入している。 GT3 EVO2 2022年に発表されたGT3 EVOをさらに発展改良させたモデル。
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レース用車両
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「ランボルギーニ・ハラマ」の記事における「レース用車両」の解説
ハラマRS(1973年) 別名:ハラマ・ラリー(Jarama Rally)、RSハラマ、ハラマ・コンペティシオーネ、レーシング・ハラマ。 1973年、テスト・ドライバーのボブ・ウォレスは、ハラマGTSのボディを軽量化し、エンジンと足回りをチューニングしたレース用車両を試作した。重心を中央に寄せるためV12エンジンはキャビン寄りに搭載され、軽量化のためにボディのパネルにはアルミニウムが用いられた。前後のバンパーは外され、ヘッドライトは低い位置に収められ、フロント・スポイラーが装着された。車内にはロールケージが張り巡らされている。
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