パリ~ダカール
フランスのパリから、アフリカ西海岸・セネガルの首都ダカールまで走り切るマラソン・クロスカントリーラリー。1979年にティエリー・サビーネの発案で始まったが、創始者のサビーネは86年に競技中のヘリコプター事故で他界した。パリダカの愛称で日本でもファンが多く、80年代に入って急速に人気を高めた。一時は、三菱とプジョー・シトロエングループがメーカーの威信をかけて、優勝争いを繰り広げていた時期もあったが、現在は、プジョー・シトロエンが撤退し、三菱も参戦体制を弱めている。プライベーターのイベントという本来の姿にもどりつつある。パリダカは砂漠だけのイメージが強いが、実は険しい山岳地帯や川渡り、砂漠地帯などさまざまなコースがあり、1万数千キロにおよぶタフなコースを、約20日前後で走破する過酷さは今も変わらない。
パリ・ダカール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 03:00 UTC 版)
XL500R Paris-Dakar 1982年の第4回パリ - ダカール・ラリー(現・ダカール・ラリー)モト(二輪)部門でシリル・ヌヴー(Cyril Neveu)がドライブするXR500改で同社が初優勝したことを記念してそのイメージを市販車に再現したレプリカモデルで、通称パリダカ。標準モデルと異なる以下の装備に特徴がある。 大容量燃料タンク 大型リヤキャリア 前輪大型オーバーフェンダー 125・250・500・600モデルに設定され、このうち日本国内ではXL125Rパリ・ダカールが1983年3月に、XL250Rパリ・ダカールが1982年7月に発売された。
※この「パリ・ダカール」の解説は、「ホンダ・XL」の解説の一部です。
「パリ・ダカール」を含む「ホンダ・XL」の記事については、「ホンダ・XL」の概要を参照ください。
- パリダカールのページへのリンク