パリティブロック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/24 02:34 UTC 版)
RAIDのレベルによっては、パリティブロックが使われる。これは冗長性を確保するための手法である。アレイ内の1つのドライブが故障したとき、故障していないドライブ群のデータブロックとパリティブロックから正しいデータを再構築できる。 下記の表で、縦の列が1つのディスクドライブを表し、横の行が対応するデータブロックとパリティブロックを表す。例えば、A1 = 00000111, A2 = 00000101, A3 = 00000000 としたとき、Ap は A1 から A3 をビット毎に XOR することで生成され 00000010 となる。2台目のディスクドライブが故障すると A2 にアクセスできなくなるが、A1、A3、Ap を XOR することで A2 を再構築できる。 A1 XOR A3 XOR Ap = 00000101 RAID5 Array A1 A2 A3 Ap B1 B2 Bp B3 C1 Cp C2 C3 Dp D1 D2 D3注: データブロック群が A# のとき、そのパリティブロックは Ap である。
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