ダルタニア小大陸とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ダルタニア小大陸の意味・解説 

ダルタニア小大陸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 16:48 UTC 版)

グランクレスト戦記」の記事における「ダルタニア小大陸」の解説

ミルザー・クーチェス 声 - 羽多野渉 ダルタニアの太守サイード息子ヴィラール大陸統一できる人物と評価していた。ヴィラール幼いころ彼にとっては剣の練習相手であると同時に兄弟のような関係であり、成長した現在でも一角獣城で手札遊戯対戦をするほどの仲であった5年余りの間、大陸中で修行をしていたため聖印強さも既に伯爵級であり一人戦局覆すことが出来実力を持つ。自分多く敵を倒すことで結果的に味方を救うという考え持っており(テオ曰く覇道」)、自分と反対王道歩み更に野心持たずシルーカのために聖印領地捨てたテオ対す侮蔑の念を隠そうとしない一方で自分武力のみを信じ卑怯者だけでなく他人意見には耳を傾けない性分災いし彼に諫言する部下がいないという問題点抱えている。この点は本人理解しているらしく、地の利天運など課題も多いため彼自身大陸統一できる人物ではないと自嘲している。太子という立場だけでなく彼個人強力な個性から女性関係に関しては特に困ったことはない。 自身の上に立つ存在認めていたヴィラールが、親族であるマリーネとの関係を考慮して連合盟主就任拒絶するという事態を受け彼に失望連合見限る同盟側のスタルク征伐の際にマリーネが行った蛮行見て女に興味を抱く。更にマリーネの決意聞いたことによりダルタニアでクーデター起こし反対した父親部族全て滅ぼし同盟与した。また彼個人もマリーネの甘さ捨てさせるためにその純潔を奪う行為に及ぶ。同盟ノルド組んでアルトゥーク支配者となった際は、ついに自分理想とする覇道弱肉強食時代になった喜びを隠さなかった。 その後はマリーネに協力する形で支配地を拡大一時破竹快進撃となり連合にほぼ完封勝利続けたアルトゥーク支配者となった後も効率的な政治心掛けたが、ヴィラールとミルザーの交友関係知っていた君主達からは只の裏切者にしか映らなかったこと、友好国であったダルタニアで両親親族を手にかけた反逆者であるという客観的な評価軽視したため当初から内政滞ってしまう。やむなく部下領主として派遣する領民と元領主結託して彼らを殺していくので苛立ち募らせるアルトゥークにおける失政業を煮やした結果、テリウスの進言もあったとはいえ非協力的住民達を徹底的に殲滅するというダルダニア行われる蛮行繰り返してしまう。これにより暴君であるという悪評を自ら広めてしまう結果となり、アルトゥーク人々テオ達の来訪を待つため面従腹背応じという事態を引き起こしてしまう。 アルトゥーク条約にも戦争仕掛けた当初レガリア圧倒しラシック一騎打ちをするなど大陸最強にふさわしい活躍したものの、レガリア伯のエレットの謀略嵌まりアルトゥーク帰還したテオ大軍堅陣整えさせてしまう。一角獣城に籠っていたものの、マリーネが出兵したと知り、マリーネを危険にさらさないために軍を発した。テリウスをはじめとする部下達奮戦するも条約大軍前に惨敗。ミルザー本人テオ一騎打ちするも敗北助命ほのめかされるも拒否し戦死聖印テオ奪われた。 テリウス・サヴォア 声 - 内田雄馬 本来はマリーネのもとにいるべき契約魔法師であるがミルザーの助言者として派遣されている。 ミルザーの怒気恐れダルタニア首脳陣からテリウス以外の知識階級が全く存在しない状況愕然とするもミルザーのために献策続けている。内政重要性理解していない戦士階級要職占めているため、アルトゥーク支配した後はミルザーとテリウスのみで内政のほとんど全て担当せざるをえない状況に陥っている。 ダルタニアの慣習他国では受け入れられないことをよく理解しており、ミルザーに対して人々求めるのはミルザーが理想とする覇道歩む君主ではなくテオのように人々交流し理解しようとする王道を進む君主であると言いはしたが、ミルザーの主義ついていく決めた。ミルザーの統治方法に異を唱えつつもオイゲン達による遊撃大損害を見過ごすこともできず、苦悩した末にミルザーに反抗した民の処罰提案する。が、これを受け入れたミルザーが自身反抗する民をごと殲滅人狼族白魔女居住地まで焼き払ったうえに残虐な方法処刑開始したことで内政は更に悪化してしまう。 テオアルトゥーク帰還激昂するミルザーの出陣諫める聞き入れられず、常闇ではテオ達の作戦見抜き再びミルザーを諫める受け入れず敗北する。(損害最小限にするには戦闘開始してしまった仲間見捨てテオ達に反撃せず即時退却必須だったためミルザーとしても苦し判断であった。)敗北したミルザーが一角獣城に退却した後は、さすがにテリウスの助言聞き入れることは増えたことに安堵するも、ミルザーが自分意見聞き入れなければならないほど戦況悪化していることも自覚する。 ただ一人になってもミルザーのために戦い続け敗北、自ら望んでミルザーの後を追って自害し生涯終えた。 サイード・クーチェス 声 - 伊原正明 ダルタニアの太守貿易通して連合側と良好な関係を築いており、連合同盟に劣る領土国力であるにも関わらず一定の影響力維持している。連合における会議にも陪席する席を確保しており息子であるミルザーを派遣した戦乱には興味なく貿易による利益満足しているため莫大な富をたくわえているが、貿易のために部下に危険を強いていると批判も多い。巨大な後宮美女大勢集め享楽耽るなど統治者としての自覚欠ける面もあるが、結果的とはいえ爵位制度反発している状態にも関わらず、ダルタニアが魔術師協会からも黙認されることにつながっていた。 連合見限り戦乱参加しようとするミルザーを親族と共に諫めるも、ミルザーが反乱を起こすことまでは予想できず親族同様に滅ぼされるこの際サイードと共にミルザーを諫めた他の部族滅ぼされてしまい、ダルタニアの首脳陣はミルザーに臆せず発言できる戦士階級独占、ミルザーの怒気恐れ知識階級軒並み去ってしまい後々暴政つながっていった。 エンデール・セリク ダルタニアの太守サイード息子。ミルザーの異腹の兄にあたるが、妃を巡る宮廷事情政略的な問題からクーチェスの家名あたえられていない。ミルザーが子供のころから次期太守決定していたこともあり、交易商である実家身を寄せて世界中巡っている。幻想詩連合諸国にも複数拠点をもち、各地君主との関わりも深い。 「大講堂惨劇以降も特に立場変わりはなく戦乱時代にも興味はなかったが、実父であるサイードをミルザーが討ったことで立場急変してしまう。サイード実子であるという血筋重視され、親の命を奪ったミルザーではなくエンデールを太守に望む声が出始めてしまうことで命を狙われる存在となった暴政に近い政治でダルタニア小大陸だけであくアルトゥークでもミルザーの悪評が広まる中、自分自身戦乱からは無縁立場ではいらなくなったことを自覚悩んだ末にテオ達のところへ駆けつけダルタニア奪還支援要請したテオがミルザーを撃った後、ミルザーがアルトゥーク連れてきた多数のダルタニア兵に加え女官使用人全て引き受けアルトゥーク復興大きく貢献居場所失った彼らが略奪者浮浪者なりかねない事態未然防いだ。ダルタニア侯として名実共にテオ従属君主となってからはテオ達の戦いの後顧の憂い絶つべくダルタニア小大陸の平定出立している。 セダル ダルタニアの戦士戦乱が始まるまでは貧し船乗りであり、権力者から鞭で叩かれる日々送っていた。 ミルザーが戦乱始めた際に戦士として参加アルトゥーク陥落にてそれなりに戦果挙げたらしく領主任命された。当初から内政知識乏しいことを露呈しており、敵国支配され人々交流し理解し合うという領主役割を全く理解していなかった。ダルタニアの蛮習アルトゥークそのまま持ちこんだため領民奴隷程度にしか考えておらず、赴任した当日から過酷な賦課労役宣言不公平な税制裁判村人押しつけるその後部下達と共に酒宴をはじめから料理美女徴発宴会騒ぎ繰り広げてしまい、用意され食事薬物盛られていることに気付かず部下と共に体の自由を奪われる万全の体制武装蜂起した領民から逃れる途中オイゲンによって討たれてしまう。セダルによる統治1日ももたずに終わった

※この「ダルタニア小大陸」の解説は、「グランクレスト戦記」の解説の一部です。
「ダルタニア小大陸」を含む「グランクレスト戦記」の記事については、「グランクレスト戦記」の概要を参照ください。


ダルタニア小大陸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 16:48 UTC 版)

グランクレスト戦記」の記事における「ダルタニア小大陸」の解説

水源乏しい小大陸わずかな水源地帯でしか人が生活できないため各部族ごとで生活している。魔法師協会爵位制度反発しているため、君主であっても普通の戦士より強い程度存在でしか扱われない首長制とっているため部族をまとめられることが統治者条件であり、如何に聖印集めよう首長命令に逆らうことは許されない

※この「ダルタニア小大陸」の解説は、「グランクレスト戦記」の解説の一部です。
「ダルタニア小大陸」を含む「グランクレスト戦記」の記事については、「グランクレスト戦記」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ダルタニア小大陸」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ダルタニア小大陸」の関連用語

ダルタニア小大陸のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ダルタニア小大陸のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのグランクレスト戦記 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS