三悪 (タイムボカンシリーズ)
(アクダマン から転送)
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三悪(さんあく)は、アニメ『タイムボカンシリーズ』における3人組の悪役を指す。
- ^ 「トリオ・ザ・大復活! なにはなくともアラホラサッサ」『アニメージュ 1993年10月号』第1ふろく「タイムボカン」OVA復活記念 やっておしまいBOOK』25頁。
- ^ 『ヤットデタマン』においてはシリーズに変化をつけようとしたため、女ボス以外の2名のデザインが大幅に異なっている(怪力キャラであるスカドンは性格も)。これ以降の怪力キャラ(『逆転イッパツマン』のキョカンチン・『イタダキマン』のトンメンタン)も顔が一回り小さくなり、目が小さくなり、丸みが増して、いかつさが削がれ、初期のころとは印象がかなり変わった。また、旗印のドクロマークも抽象化されたものになっている。『怪盗きらめきマン』では怪力キャラであるオンドレーがシリーズ初期のデザインに戻されたが、女ボスであるルージュは若干キュートに描かれている。
- ^ 本編では特にチーム名はなく、マージョ一味はゲーム等での呼称。「ガイコッツ」がそのままチーム名とされることも。
- ^ 本編では特にチーム名はなく、ミレンジョ一味はゲーム等での呼称。
- ^ シャレコーベリース社オストアンデル北部支社の社員で構成されている。
- ^ ただし、真の黒幕はドグリンを裏で操っていたドック・リンゴ(声:山本正之)である。
- ^ 名称は公式サイトからでドロンボー一味の末裔で構成されている。
- ^ 過去のヤッターマン同様にドクロベエ(声:ホリ)がいるが、今作では敵であるヤッターマンを騙り、新生ドロンボーの敵として登場している。一方で、その新生ドロンボーに指令を与える黒幕は存在しない。
- ^ 3人とも、アニメ版『ヤッターマン』の前作であるリメイク版では善玉側として出演していた(吉野:ガンちゃん、伊藤:アイちゃん、たかはし:オモッチャマ(三悪側のネエトンも担当))。なお、ガリナ・アルエットは最終回で新たなヤッターマンとして活動することになるが、ドロンボー一味と行動を共にしてきたため、+αとして記載している。
- ^ 見た目より若く、メンバー最年少。
- ^ 『イタダキマン』の次回作として放送される予定だったことが、『タイムボカン全集』で確認できる。
- ^ 『タイムボカンエクスプレス』とほぼ同時進行で企画が作られていたらしく、タツノコプロのwebコンテンツ・タツノコ世界遺産で“まぼろしのシリーズ第8弾”として紹介されていた
- ^ タツノコ世界遺産~遺産名『タイムボカンウォーズ サッパリマン』編~ - 2006年7月6日のインターネットアーカイブ。
- ^ 同作の主人公・札間イモ吉(サッパリマン)は自分では戦わず、三悪に遭遇した際には「ヒーロープロジェクト」という組織に連絡して歴代の善玉キャラを呼び出し、コンピュータが1組を選び出して派遣するという設定だった。
- ^ ただし第42話では爆弾列車をぶつけられ、爆風の中で一瞬「死んだ」と思われたが、実はジャンボジェット機に3人が吊るされたという結末だった。
- ^ 「人間を辞める」ネタは『ヤットデタマン』後期でミレンジョ一味も使っていた。また、次作の二束三文トリオは第7話での惨敗後、空作から「毎度毎度反省会やっても、人間辞めない限り同じだよ。」と云われた時、ダサイネンが怒って「それはもうずっと前に終わったの!」と返している。
- ^ もっともクリーン悪トリオの力のみで勝ったとは言えない。
- ^ メカプロレスでアクダマンが操縦する恐竜メカがゼンダゴリラを戦闘不能に追い込んだ後に逃亡するが、次週に当たる最終話においては修理を終えたゼンダゴリラと恐竜メカがムージョ屋敷で再戦し、一方的に蹂躙される形で敗北するため、物語上は結果的に負ける。しかしながら最終回においてアクダマンは戦闘に参加しておらず、ニャラボルタだけがメカの中にいる状態で倒されていることから事実上三悪は最終話では戦っていないともとれる為、51話を最後の直接対決とするならば勝利した事になる。
- ^ どっちの回でも、結局負けるが。
- ^ 第57話は隠球四郎と、最終話は星ハルカおよびスパイ000、そしてコン・コルドーと戦った。
- ^ ただし『タイムボカン』のレーザーディスクとDVDには収録されている。
- ^ ただし、『タイムパトロール隊オタスケマン』第1話冒頭で、アターシャが「またこんな奴らといかなくちゃいけないなんて…」と呟いたり、『逆転イッパツマン』第14話でのコスイネンとキョカンチンの場面で、コスイネンが「現実はどうなんだよ!? 惨めな敗北に次ぐ敗北…」と発言すると、グロッキー&ワルサーからコケマツ&スカドンまでの歴代「八奈見&たてかべキャラ」が、爆発に巻き込まれる場面として登場する
- ^ ただし『怪盗きらめきマン』の3人組の「花の刑事トリオ」だけは呼ばれなかった。
- ^ OVA『タイムボカン王道復古』
- ^ タツノコプロ公式Webサイトより。
- ^ 双方の間には遊園地が存在し、最終回、その遊園地がペラ助の故郷にして、目的となるダイナモンドが存在した場所(すなわちかつて木江田博士がいた場所)である事が判明する。
- ^ ただし、突入前には脱出ポッドのようなもので飛び出しているのが写っており、ゲームの『ボカンGoGoGo』ではこの時の事を話している(エンディングでゲキガスキーによって共に再び、大彗星に特攻させられるが)。
- ^ ただしこのセリフはゲーム版ポケットモンスターにも登場しており、アニメオリジナルの設定ではない。
- ^ ポケモンサイドストーリー「ロケット団 愛と青春の原点」
- ^ “第63回 『さすがの猿飛』ってなんだったのか”. WEBアニメスタイル (2006年8月23日). 2017年3月11日閲覧。
- ^ アスペクト「サイバーボッツ 公式ガイドブック~連合軍極秘ファイル~」(ISBN 4-89366-721-1)のインタビューより
- ^ セガサターン版サイバーボッツ限定版「サイバーボッツDXシークレットファイル」サイバーボッツキャラクターこぼれ話復刻版より
アクダマン(アクダマトリオ)
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「ゼンダマン」の記事における「アクダマン(アクダマトリオ)」の解説
紋者研究所の隣に建てられている屋敷に住む、命のもとを狙う三悪。女ボスのムージョが2人をスカウトし、結成した。紋者博士を騙して割符を横取りする際には様々なコスプレ(タイムワープする時代のエピソードに関するものが多いが、そうでない場合もある)を披露し、名乗りの際はゼンダマンに対抗し、「A」のポーズを取るが度々失敗する。 ムージョ 声 - 小原乃梨子 お色気美女でアクダマンの女ボス。24歳。自称、世界一の美女。何かにつけて隣に住んでいるさくらと美しさで張り合い、トボッケーにいつも「どっちがいい女か」と質問を浴びせてうんざりさせている。美しさを維持するための努力を怠らず、スタイルもモデル並みに抜群である。被り物や仮面姿だったこれまでの女ボスの容姿を大幅に改訂し、ヘアバンドのみの素顔で登場(変装する際は仮面を着用することもある)、衣装も歴代女ボス中もっとも露出度が高い。タイムワープをする際、及び各時代ではマントを着用し、ゼンダマンとの戦いで名乗りを上げる際に脱ぐのが恒例。鉄ちゃんもムージョの色っぽさに赤くなってしまう程であり、その成果は中盤以降の悩ましポーズで発揮される。世界一の美女を自称しているだけに『タイムボカン王道復古』ではナレーターや観客を、『ボカンGoGoGo』ではドクロベエを魅了したことがある。アクダマトリオはシリーズを通してすべて同一人物かと思われたが、すべて別人である。 トボッケー 声 - 八奈見乗児 アクダマンのメカ製造および戦術担当。25歳。ムージョにスカウトされる前は落ちこぼれ科学者だったが、天才頭脳を持っている。女子中学生と女子高生が大好き。ギャグはツッコミ。たまに、視聴者のサポートしているかのように常識人的なマトを得た発言をしたりする。故郷はボヤッキーと同じ会津若松市で、同様に「会津若松のおハナちゃん」がたまに言及される。ムージョから「あたしとさくらどっちが美人か」と質問され最初はムージョを立てるが、最後につい本音を出していつもムージョを怒らせている。また、サイバンマシーンの適当な判決の犠牲になる事が3人の中で一番多い。一人称はボヤッキーと同じく「アタシ」または「ボクちゃん」(ただし、真剣になった際には一人称が「俺」になることがある)でこれまたオカマ口調。口癖は「ディボっとな」「今週の脱線転覆大作戦〜」。ドンジューローからは「トボやん」と呼ばれる。メカレス実況の際に登場するトボ山タケオは容姿が似ているが別人である。 ドンジューロー 声 - たてかべ和也 アクダマンの力仕事担当の怪力男。30歳。フルネームはナニワヤ・ドンジューロー。ギャグはボケ。元プロレスラーや歌舞伎役者をやっていたが、身体を壊して引退し、その後ムージョにスカウトされた。その経歴から、度々見得を切る癖がある。余り態度に表さないが、ムージョに好意を持っており、命のもとを手に入れた暁には歌舞伎役者にカムバックし、ムージョと結婚しようと思っている(ただし、日頃の怨みもある為かサイバンマシーンでムージョがお仕置きされる場合はトボッケーとともに積極的にお仕置きに協力する)。また裁判マシーンからは「台詞が少ない」「出番がなかった」と他の二人に比べ、理不尽な理由でお仕置きを受けることもある。ヤッターマンのトンズラーと同じく関西(大阪)弁で話す。一人称はトンズラーと同じく「ワイ」。メカレス実況の際に登場するドンノ十郎は容姿が似ているが別人である。インチキのときの女装や変装することもある。 ニャラボルタ 声 - 池田勝 アクダマンと行動を共にする猫。人語を話し、一人称は「我輩」で語尾に「ニャー」を付ける。体色はピンク色。資金不足に陥っていたアクダマンの前に突如現れ、小判が詰まった千両箱を差し出して資金援助を行った。普段はムージョの忠実な下僕で、ムージョが気分を害する発言をされたとき(ほとんどがトボッケー)に相手の顔を「縦掻き横掻き斜め掻き」の3連続で引っかいている。しかし、裁判メカの判決でムージョが処罰された際にはトボッケーやドンジューローの場合と同様、他人事のように笑って見ている。ただ、ドンジューローが傷心した時に体を摺り寄せて慰めたこともある。最終話(第52話)で命のもとを水で薄めながら3000年も飲み続けて現在まで生き延びていた化け猫であった事が紋者博士の口から明かされた。本性は大変狡猾で、第51話でアクダマンが奪った命のもとが入ったタンクにあらかじめ仕掛けていた爆薬で穴を開けて漏出させ、自分の分は竹筒に入れて独り占めしつつ、タンクが空になるようにタイムトンネルを操作して遠回りをさせていた。全てが露見した事に怒り、メカを乗っ取って攻撃するも修理を終えていたゼンダゴリラに一蹴されて敗れた上に、竹筒をアクダマンに奪われ、中身を飲み干されたために命のもとの効果が切れ、干乾びたかのように一気に老衰して死亡した。猫のモデルはペルシャネコとされる。
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