おひさまの国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 16:10 UTC 版)
「ふしぎ星の☆ふたご姫(Gyu!)のキャラクター一覧」の記事における「おひさまの国」の解説
ふしぎ星の中心の空に浮かぶ、人工太陽の上半分を国土とする国。ふしぎ星のあらゆる物のエネルギー源である「おひさまのめぐみ」を作りだし、制御している。この国は宇宙船のように動かすことも出来、『Gyu!』終盤でロイヤルワンダープラネットまでやって来た。 ファイン(Fine) 声:小島めぐみ 主人公。おひさまの国のプリンセス。年齢は8歳。身長は117cm。「大変大変!」が口癖。名前の綴りは晴天の意そのままの「Fine」。ふたご姉妹の妹。 元気いっぱいの明るい性格の持ち主。好奇心旺盛。運動神経抜群。どんな状況でも食べ物を見ると喜んで飛びつく食いしん坊だが友達思いの優しい性格。無邪気でボーイッシュな印象が強いがオバケが苦手で、暗い場所ではレインの後ろに隠れて泣くほど怖がりな一面もある。 12話でタネタネの国の合言葉に逆らって神樹のたたりを受けてサルとなってしまい、ボスウッキーに連れ去られてしまうが、タネタネ族とウッキー族が戦争を繰り広げている内にボスウッキーの目を盗んでタネタネ族を守り、戦争を終わらせたい気持ちで元に戻った。最終的に和解させることには成功したものの、ラストで直後にエクリプスの秘密を探るべく後を付いていった。 13話で迷いの森でブライトとエクリプスに迷惑をかけながらもエクリプスとの高感度を上げつつこの森の真相を明かすことに成功するがプロミネンスのパワーを切らしてしまい、さらにブライトとエクリプスの対立もあって同じくブライトに寄せていたレインと喧嘩になってしまう。 14話でプーモの説得に聞く耳も持たず、そのまま寝るも朝起きた所で仙人島で修行に移行したプーモが手紙を遺していた事に心配し、同じくプーモを心配していたレインと対立しながら急いでプーモを探している内に一足先にプーモを見つけるもすでに危機に陥っており、必死で助けたい気持ちがきっかけで仲直りした。この時、彼女が敬遠していたバン・ブーからきゅうりを貰い、美味しいと評価した。本人曰く「プーモが頼りないだけ」。 純真無垢でエクリプスには最初から何か感じるものがあり、彼を敵だと疑わずに惹かれていく(回によってはレインの言葉を信じ、敵対したこともあるが基本的に敵だとは思っていない)が、恋愛に鈍く自分の思いに気がつかずにいた。ブライトから好意を寄せられるが全く気付いておらず、ダンスに誘われそうになった時、すかさずレインに譲ったり、プリンセスパーティの優勝者発表の際、アプローチでファインを八百長で優勝させようとしたブライトをきっぱり跳ね除け、アルテッサが真の勝者だと主張できる芯の強い面もある。ブライトのことが少し苦手。ファインを軸にしていることも多い。どんなピンチの時でも、決してあきらめない根性と芯の強さがある。 母親譲りの赤い髪に合わせ、ピンク色を基調にした服装をしている。髪型はツーテール、変身後は巻き髪のツーテールである。二つ山の赤の三角帽子をかぶっている。 レイン(Rein) 声:後藤邑子 もう一人の主人公。おひさまの国のプリンセス。年齢は8歳。身長117cm。名前の綴りは「Rein」(第1期のCM前後のアイキャッチでは、「RAIN」と綴られている)。「清楚」・「穢れていない」などの意味がある。ファインの「大変大変!」に対して、レインは「だいじょぶだいじょぶ」と言うことが口癖。ふたご姉妹の姉。 おっとりとしている面も多くファインに比べ清楚な印象が強いが、意外に強気でしっかり者。お洒落やアクセサリーが好き。ファインとは逆に怖いもの知らずで、オバケ、暗い場所も平気。 ファインよりお姫様らしいように見られがちだが、ミーハーな部分があり、イケメンに弱く特にブライトに好意を持っており、彼との恋愛をよく妄想しているが時折それが暴走しては妹のファイン達に呆れ返られることがあるが当のブライトはファインに惚れているので気付いてもらっていない。また妙に子供っぽいところがあったり、ファインと同じぐらい単純な部分もあるがその芯の強さがある。 父親譲りの青い髪に合わせ、青い服を基調にした服装をしている。髪型は毛先を絞ったポニーテール、変身後は1つに束ね巻きつけた髪が途中から数本に分かれたものである。青のシルクハットをかぶるが『Gyu!』では丸帽子をかぶっている。 12話ではファインとは対照的に神樹のたたりに掛からなかった事もあり、タネタネの国に加勢するがボスウッキーの戦争に巻き込まれてエクリプスによって難を逃れる。だが、ファインがエクリプスを終始目につけていたこととそのエクリプスがブライトと敵対したことから喧嘩になってしまう。 前述の14話でファインと喧嘩になっていたが、ファインよりも一足先にプーモが残した手紙を読んで仙人島に向かおうとして、偶然にも同じ手紙を読んでいたファインとにらみ合いながらも別々で船に乗り、自分とファインが原因でプーモが終わりなき修行を続けていたことに気づいてお互いに意地っ張りと言い合っていた。お互いに台詞がハモるのを不満に持ちながら別々でプーモを探し廻るもプーモがピンチな状況で単独でプーモを救えないファインの助けを聞いて駆けつけ、救出に成功して和解した。 ロイヤルワンダー学園では、女子アナウンサーをしており、「学園ほのぼのニュース」「お悩み相談室」などで有名。 この二人はふたごであり、巷では「ふしぎ星始まって以来、最もプリンセスらしくないプリンセス」と言われている。本人達もそれを自覚しているが、それを他人に言われると落ち込む。ただし、『Gyu』では、宇宙一ともいわれるユニバーサルプリンセスに選ばれる。性格は対照的だが、パーティでは色違いでおそろいのドレスを着用し、普段も色違いでおそろいの動きやすい服装をしている。また、ふたご姉妹だが目立った上下関係は特に無く、お互いに「レイン」「ファイン」と呼び捨てで呼んでいる。 プーモ(Poomo) 声:こおろぎさとみ ファインとレインに仕えるプーモ族の妖精で、由緒ある妖精のプライドを持つ。基本的にガイド役を勤めているが初期の頃はファインとレインに説明を無視されることが多かった。またファインとレインの行動にいつもヤキモキさせられている上、何かある度に被害を受ける。語尾に「プモ」を付ける。テレプーモーションという瞬間移動が使える(ただし、プロミンを消費するため『Gyu』では一度も使用されていない)。料理など特技が多く、クリオネに好意を寄せていたりと意外な一面もあるが絵は下手。後述の修行の旅に出る時に自分を探さないでほしいようにわざわざ手紙を書き残して逆にファインとレインを心配させたりと天然なところが目立つ(ただし、最終的に悲惨な目にあって自力で脱出不可能になってしまい、手紙を書き残したことが功を制した)。一人称は「僕」または「私(わたくし)」。良識人故にオーバーなリアクションを披露したりする。 14話でファインとレインが喧嘩になってしまったのが気に食わず、「謝罪するだけで解決」「笑顔が一番」と仲裁するもすぐにそっぽが向かれてしまい、プリンセスグレイスにお祈りした所、自分の威厳が足りないことに気づいて「新しい自分に生まれ変わる旅」として夜明けに一人で仙人島でカンフーの修行しに行き、「新しい僕になるまでは帰れない」と弟子入りを果たした。この際仙人島の風景を「立派な寺でなんだか燃えてきた」とテンションを上げていた。「初心忘れべからず」と師匠のバン・ブーの物臭に動じず独自の修行を試みて自身を鍛えていくが、なかなか集中できず、「楽したら修行にならない」「落下を恐れていては僕の人生が負け組みになる」と大岩を自力でつり橋を超えて運ぼうとするもその途中で突風によるアクシデントに遭い大岩が揺れて転落しそうになってしまう。彼の悲鳴を聞いて駆けつけたファインに対し「どんなピンチでも僕の力で脱出してみせる」と返し、自力で上がろうとするも力不足で上がれず、新しい自分を捨ててファインに救出させる道を選ぶも直後に転落してしまう。ファインにプロミネンスの力を使って貰って浮遊しつつツタに捕まるも大岩の重りで上がれず、ツタが切れて再び落下するも後からレインが駆けつけ、二人揃って変身したことで無事に落下を免れる。だがぶら下がったまま身動きが取れなくなり自力で上がれなくなり、直後に「これ以上無理だから自分の力で脱出する」と冷たくあしたわれるも駆けつけたバン・ブーが岩を粉々に砕き、その岩の破片を足場をすることで救出され、「カンフーの名人」と改め直した後「肝心なのは中身」とアドバイスされ「強くなろうとした自分が頼りないからお二人を仲直りさせることができた」と、自身の貧弱さが幸いしてファインとレインを勇気づける形となり結果的に和解させることに成功し、ファインとレインから「自分のことは自分らしく活動すればいい」とアドバイスされ、プリンセスレベルも上昇した。 トゥルース(Truth) 声:羽多野渉 ファインとレインの父で、おひさまの国の国王。ふたご姫を優しく見守っている。 エルザ(Elsa) 声:川澄綾子 ファインとレインの母。おひさまの国の王妃。とても穏やかで、優しい性格だが、怒ると恐い。デコールを作るのが非常に上手い。 二人とも娘たちの行動に「おひさまのめぐみを取り戻すため」だと理解を示してくれている。また、ロイヤルワンダー学園に通っていた事がある。 キャメロット(Camelot) 声:杉山佳寿子 ファインとレインの教育係。とても教育熱心。ルルやナギーニョと共にふたご姫たちを追跡している。 ロイヤルワンダー学園ではルルと共に寮母活動をして、ふたご姫を見守っている。 プリンセスグレイス(Princess Grace) 声:皆口裕子 かつてふしぎ星の危機を救った、伝説のプリンセス。「おひさまのめぐみ」を取り戻そうとするファインとレインを導く存在。第1シリーズ最終回で、自分の代わりにふたご姫のサポートをプーモに託し、永遠の眠りに就いた。彼女の肖像画はおひさまの国の城の廊下に飾られ、ふしぎ星を見守っている。 レミント(Lemint) 声:中嶋聡彦 おひさまの国の執事。真面目な性格。 オメンド(Omendo) 声:田の中勇 おひさまのめぐみ観測所で調査をやっている。キャメロットとは幼馴染の関係。ブラッククリスタルを見て、ブライトの暴走を止めるために寝返りを装って彼に近付いたが、行動パターンを見破られて失敗に終わった上にブライトによって殺されそうになった。
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