血漿とは? わかりやすく解説

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けっ‐しょう〔‐シヤウ〕【血×漿】

読み方:けっしょう

血液で、血球除いた液体成分水分のほかたんぱく質無機塩類糖分脂肪窒素化合物などからなりまた、老廃物ホルモン抗体なども含む。細胞浸透圧水素イオン一定に保つ働きをする。

「血漿」に似た言葉

血しょう

同義/類義語:血漿
英訳・(英)同義/類義語:plasma

血液から血球のぞいた液体成分総称
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血漿


血漿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/29 02:18 UTC 版)

血漿(けっしょう、: Blood plasma、プラズマ)は、血液に含まれる液体成分の一つで、血液の55%を占める。血液を試験管にとって遠心沈殿すると、下の方に赤い塊りができ、上澄は淡黄色の液体になる。赤い塊りは主として赤血球の集りで、上澄の液体が血漿である。赤血球と血漿との容積の比はほぼ半々ぐらいである。血漿はアルブミングロブリンからなるタンパク質を約7.0%程度含んでおり、その他KNaCaなどの電解質ビタミンなどを含んでいる[2]


  1. ^ 血圧と血中ナトリウム量の関係について教えてください(日本心臓財団、2009年4月)
  2. ^ 大谷 五良、「代用血漿」、『高分子』Vol. 7 (1958) No. 1 P 21-23
  3. ^ 池宮城秀意『沖縄の戦場に生きた人たち』(サイマル出版会) pp. 199-200
  4. ^ TRANSFLUSION OF PLASMA”. NCBI. 2023年6月27日閲覧。
  5. ^ 「日赤製の血漿で中毒死? 防腐用の水銀たまる 連続使用の少年患者」『朝日新聞』昭和45年(1970年)3月1日朝刊、12版、15面
  6. ^ [出典無効] 水・無機質 講義資料のページ
  7. ^ 米FDA、若者の血漿注入する「治療」に警告”. CNN (2019年2月19日). 2019年2月20日閲覧。



血漿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 02:09 UTC 版)

血液」の記事における「血漿」の解説

詳細は「血漿」を参照 血漿は血液液体成分で、その90%を占め物質運搬を担う。電解質細胞ミネラル補給したり、体液浸透圧緩衝作用影響与える。血漿タンパク質浸透圧緩衝作用調整のほかにも、アミノ酸やホルモン・ビタミン類の運搬や、フィブリノゲン血液凝固作用したり、抗体として免疫作用関係したりと、多様な機能を持つ。

※この「血漿」の解説は、「血液」の解説の一部です。
「血漿」を含む「血液」の記事については、「血液」の概要を参照ください。


血漿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 04:56 UTC 版)

血液型」の記事における「血漿」の解説

血漿の適合性に関しては、赤血球適合性チャートとは反対向きの関係があり、AB型からA,B,O型与えることができ、A型,B型からO型与えることができる。O型はどこへも与えることができない。 血漿の適合表受血者の血液型許容されるドナー赤血球型AB — AB — — A A AB — — B — AB BO A AB B O これらの性質利用し緊急時危機的出血血液型確定できない場合には、交差適合試験抜きでO型濃厚赤血球AB型新鮮凍結血漿濃厚血小板を使う。しかし輸血前には必ず患者検体確保し後追い検査進める。また、輸血経過記録し使用済み製剤回収して保存する同意書輸血後に確保してもいい。

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