検索エンジン 検索エンジン上の各種広告

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検索エンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/21 21:31 UTC 版)

検索エンジン上の各種広告

2006年頃から日本ではURL(アドレス)を表示せず、社名や商品名などの検索キーワードを表示し、検索エンジンで検索させるように仕向けるテレビコマーシャルなどの広告表現が急増している。大抵はキーワードが書かれた状態の検索フォームとボタンを表示し、マウスクリックを促す演出がなされている。このような変化が生じた理由は不明であるが、各メディアの広告掲載基準の変更や、コマーシャルでURLを表示するのに比べてアクセス数を獲得しやすいことが増加の要因である。しかし検索結果に企業にとって不都合な情報が現れる場合があるため、グーグル八分のような検索結果の操作が行われるケースも考えられる。

現在、主流となっている広告手法として、ユーザーの検索結果後に広告を露出させる検索連動型広告と、サイトの中を分析し、そのサイトに合った広告を配信するコンテンツ連動型広告が主流で、オーバーチュアではインスタレットマッチという行動ターゲティング型の広告を現在推し進めている。

英語圏でも2013年ごろから「#wikipedia」のような番号記号を使った広告活動をおこなっている。

検索エンジンの課題と問題点

多言語化の課題

いわゆる「使用言語からみたインターネット人口の割合」はInternet Archiveを用いてEuro MarketingGlobal Reachから過去の月次資料を整理すると次のような推移を辿っている。

1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年
12月 1月 4 - 7月 12月 2月 4 - 6月 7月 1月 6 - 10月 2 - 4月 7月
英語 58% 55% 51.3% 49.6% 47.6% 47.5% 45.0% 43.0% 40.2% 36.5% 35.8%
非英語 42% 45% 48.7% 50.4% 52.4% 52.5% 55% 57.0% 59.8% 63.5% 64.2%

1995年以前のInternet Societyによればインターネットで用いられている言語のうち英語が占める割合は85%とされていたが、その後のITの進歩や各国のインターネットの普及により多言語化が進み、上表に見られるように2000年の年末には英語と非英語の言語人口が逆転し、その傾向は継続している。

2005年2月2日の時点で、WWW検索エンジンの代表格であるGoogleでは80億を越す8,058,044,651ウェブページが登録されている。検索エンジンの利用者はそれら80億を越すウェブページから求める情報を容易に引き出せると思い込みがちであるが、例えば日本語入力のできないコンピュータなどの端末を用いて日本語サイトを検索することは容易ではない。同様に非英語圏の言語間の検索は中間に翻訳エンジンを介さないと検索作業は難しい。

インターネットの多言語化が今後も増加すると仮定した場合、言語間の壁をどのように乗り越えるかは今後の検索エンジンが抱える課題の一つとして挙げることができる。

検索エンジンの危険性

検索エンジンは、利便性がある一方、危険性も存在する事やその被害例について参考文献や資料が存在する。検索エンジンの安全性に関する調査報告については、ウイルス対策ソフトなどを提供するセキュリティベンダーの米マカフィーが、2007年6月4日「検索エンジンの安全性に関する調査報告」を発表し「検索エンジンは危険であり、検索エンジンにキーワードを入力して上位に現れるサイトの危険度を調べたら、広告として表示されるサイトは、そうでないサイトの2.4倍も危険率が高い」としている[12][13]

また2006年05月12日に公表された調査報告書によると検索エンジンのキーワード検索結果には危険なリンクがあり、検索エンジンが自分を守ってくれると思ってはいけない。それどころか検索結果ランキングがサイトの安全性を反映していないことも多く、特に検索エンジン広告を訪れる場合、ユーザーは高いリスクにさらされると警鐘を鳴らしている[14]。 さらに、検索エンジンの提供サイトの危険度についての調査報告では、同マカフィーが「検索エンジンの安全度調査」を発表し「最も危険な結果が多いのは米ヤフー」としている[15]

主な検索エンジンサイト

  • Ask.com - 英語日本語。Ask.jpブランドとしては撤退
  • BingMSN - 日本語他、多言語対応。
  • DuckDuckGo - 英語、一部日本語。プライバシー重視の検索エンジン
  • goo - 日本語。ガラケー版がオリジナルの検索
  • Google - 日本語他、多言語対応。
  • Indeed - 求人専用検索。日本語他、他言語対応。
  • Lycos - 英語、日本語ほか。
  • SPYSEE - 人物情報、日本語。
  • Yahoo! JAPAN(日本語)/ Yahoo!(英語) 日本語版はGoogleが、英語版はBingがバックエンドで、独自の検索はリアルタイム等一部のみ
  • ヤンデックス - ロシア語。日本語対応はしてないがユーザが多いWeb検索の一つ
  • 百度 - 中国語。日本語検索は終了
  • 皆声.jp - 日本語ブログ検索

  1. ^ The Anatomy of a Large-Scale Hypertextual Web Search Engine(英語、Sergey Brin and Lawrence Page,Computer Science Department, Stanford University)
  2. ^ グーグルの検索順位決定についてーそのアルゴリズム
  3. ^ “「Yahoo!カテゴリ」終了へ 「役割終えた」”. ITmedia. (2017年6月29日). http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1706/29/news079.html 2020年1月10日閲覧。 
  4. ^ 渡辺隆広 (2006年6月26日). “バリューコマース、「ルックスマート」を閉鎖”. SEMリサーチ. 2020年1月10日閲覧。
  5. ^ goo カテゴリー検索 サービス終了のお知らせ”. goo (2019年7月29日). 2020年1月10日閲覧。
  6. ^ Internet Watchの記事 "プライバシーが保護される分散型サーチエンジン「YaCy」~地道な開発が続く"
  7. ^ a b c d e 時実象一、都築泉、小野寺夏生『新訂情報検索の知識と技術 第3版』情報科学技術協会、2010年、58頁。
  8. ^ 3/3 Yahhoという検索エンジンがあった [企業のIT活用 All About]”. 2017年10月18日閲覧。
  9. ^ たとえば 検索エンジンのキャッシュは著作権侵害か?(2002.3 スラッシュドット・ジャパン)などを見よ
  10. ^ コンテンツをめぐる課題(参考資料) (PDF) (2006.11 コンテンツ専門調査会 企画ワーキンググループ(第3回) - 知的財産戦略本部)
  11. ^ http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2000/0803/google.htm
  12. ^ Internet Archive検索エンジンに現れる広告サイトは2.4倍危険? - ワークスタイル - nikkei BPnet
  13. ^ Internet Archiveマカフィー、「検索エンジンの安全性に関する調査報告」第3版を公開 ~毎月2億7,600 万件を超える検索がユーザを危険なサイトへ誘導~ - マカフィー株式会社
  14. ^ ITmedia エンタープライズ検索エンジンは危険なリンクでいっぱい――McAfeeが調査報告
  15. ^ INTERNET Watch危険な検索結果が多いサーチエンジンは米Yahoo!~米McAfee調査
  16. ^ OCN navi(サーチエンジン登録ガイド)
  17. ^ 当時のMondouのサイト(2004.10.14収集、ウェブアーカイブ)
  18. ^ ディレクトリサービス"NTT DIRECTORY"(研究開発の歴史)(NTT)
  19. ^ Hole in One - マルチメディア/インターネット事典
  20. ^ エキサイトが検索ディレクトリ「Hole-in-One」を買収(1998.7 internet watch
  21. ^ 当時のCSJ INDEXのサイト (1999.2.18収集、ウェブアーカイブ)




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