屈折
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/26 06:52 UTC 版)
応用機器
- レンズ
- 凸レンズでは通した光を屈折させて一点に集中させ、凹レンズでは光を屈折させて並行に進ませることによって、観測している者に実像より拡大や縮小した像を見せる。レンズはカメラ、顕微鏡、望遠鏡、眼鏡などに使われる[2]。
- プリズム
- 媒質は光の波長によって異なるため、プリズムを出る光は波長の違いにより色ごとに分散する。この光の分散が虹のようなスペクトルを作り出す。
- 糖度計
- 試料液(測定対象となる液体)に、糖と水以外が入っていないことを前提に、水に含まれる糖の含有量によって光の屈折率が異なる性質を利用し、その試料の糖度を計る[7]。
脚注
関連項目
外部リンク
- ^ 文部省、日本分光学会『学術用語集 分光学編』(増訂版)培風館、1999年。ISBN 4-563-04567-5 。[リンク切れ]
- ^ a b c d 斉藤晴男 兵藤申一 (1993年). 高等学校 物理IB. 啓林館
- ^ R. P. Feynman "Space-Time Approach to Non-Relativistic Quantum Mechanics" Rev. Mod. Phys. 20 (1948) 367.
- ^ R. P. Feynman "Space-Time Approach to Quantum Electrodynamics" Phys. Rev. 76, (1949) pp.769-89
- ^ “複屈折とは”. ユニオプト株式会社. 2017年1月2日閲覧。
- ^ “フレネルの反射公式”. コトバンク. 2017年1月1日閲覧。
- ^ “屈折計ってどんな装置?”. 京都電子工業株式会社. 2017年1月2日閲覧。
[前の解説]
屈折と同じ種類の言葉
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